「おい、盆栽知らないか?」
「あんたが凡才なのは前から知ってるわよ。」
「ちげーよ!木の盆栽だ。」
「んまー!失礼しちゃうわねぇ!貴の凡才ですって?私の美のどこが凡才なのかしら。」
「…いや、もういい。…おい、スパイク!お前知ってるか?」
「倉庫にあるんじゃねえか?」
「ん…?ボーキサイト…。まさか奴のボケか?しかしそうだとしたら、全然なってねえな。ボケって言うのはツッコミがその場に居てこそ効力が発揮されるもので、ウンチクウンチク…」
「ジェット〜一人で何してるのですか〜?」
「い、いや、何でもねぇんだ。いや、そうじゃねえ。おいエド、おれの盆栽知らねえか?」
「エド知ってるよ?ちょっと待ってて〜」
「は〜い、しゃし〜ん」
「ん?写真?………」
そこには毛細血管が移ってたとさ。
作/りゅういち