Upconv 0.2.x
紹介
このソフトは Wave ファイルのサンプリングレートやビット数の変換を行うソフトです。音声ファイルのアップサンプリングとダウンサンプリングに対応しています。失われた高域の補間もできます。
CDからリッピングしたWaveファイルを48KHz、88.2KHz、96KHz、176KHz、192KHzに変換できます。
44.1KHzのファイルを96KHzに変換するような非整数倍のサンプリングレートへの変換もできます。
バージョン
0.2.x
分類
フリーソフト(GPL)
OS
Microsoft Windows 2000,XP,Vista,Windows7(予定)
公開日
開発中
ダウンロード
upconv0.2.0は以下の機能に対応しました
- 一部の音声データを変換すると、音量が落ちる問題があったので修正(片Chだけ落ちる場合もあり)
- HFA3オプション追加(HFA2の拡張)
- 可逆圧縮対応(FLAC、wavPack)
- 変換後のトータルファイルサイズの表示
- overSamplingオプション
- ノイズリダクションの強さ指定
- hfa2とhfa3補間時のSig1、Sig2、Sig3の有無指定
- HFA3時に倍音成分とノイズ成分のブレンド具合を指定可能
- ディザの強さ指定
Upconv 0.2.0はUpconv 0.3.xにバージョンアップしました。Upconv 0.3.xをお試しください。
サポート用の掲示板があります。こちらからどうぞ。
upconv02xのスクリーンショット
技術情報
補間時の波形は後で記載します。
MJ無線と実験という雑誌の「デジタルオーディオ30年の歩み」という連載記事には各社のいろいろなオーディオの技術解説が詳細に書いてあります。
バックナンバーを調べてみると、面白そうな記事がありますが現在は在庫なしになっているのがあるので入手できないものも多いです。
図書館等にバックナンバーがいくつかあったので記事のコピーをとってきました。
ここにはメモ用に連載記事の表題を載せておきます。
- 2006/06月号 デジタルオーディオ30年の歩み 第1回;日本におけるデジタル録音のスタート
- 2006/07月号 デジタルオーディオ30年の歩み 第2回;CDプレーヤーの登場と当時のエピソード
- 2006/08月号 デジタルオーディオ30年の歩み 第3回;回転ヘッド型デジタルテープ録音機
- 2006/09月号 デジタルオーディオ30年の歩み 第4回;固定ヘッド型デジタルテープ録音機
- 2006/10月号 デジタルオーディオ30年の歩み 第5回;アナログカセットも再生できるデジタルテープ録音機“DCC”の登場
- 2006/11月号 デジタルオーディオ30年の歩み 第6回;光ディスク型デジタル録音機“MD”の登場
- 2006/12月号 デジタルオーディオ30年の歩み 第7回;MDの上位コンパチブル進化バージョン“MDLP”と“Hi-MD”の登場
- 2007/01月号 デジタルオーディオ30年の歩み 第8回;CDシングル/CDG/CDV/VCD/CDエクストラ/RIAA-CDの登場
- 2007/02月号 デジタルオーディオ30年の歩み 第9回;金蒸着CD/特殊材料CD/HSCDの登場
- 2007/03月号 デジタルオーディオ30年の歩み 第10回;スーパーオーディオの模索時代とSACDの登場
- 2007/04月号 デジタルオーディオ30年の歩み 第11回;DVDオーディオの登場
- 2007/05月号 デジタルオーディオ30年の歩み 第12回;次世代オーディオ用に開発された,ロスレス圧縮技術と広帯域トランスデューサー
- 2007/06月号 デジタルオーディオ30年の歩み 第13回;CD/MD/DVDと互換性のある高音質フォーマット,HDCDの登場
- 2007/07月号 デジタルオーディオ30年の歩み 第14回;録音できるコンパクトディスク CD-MO/CD-R/CD-RW の登場
- 2007/08月号 デジタルオーディオ30年の歩み 第15回;CD-R/CD-RW/CDレコーダーの仕組みと最新モデル情報
- 2007/09月号 デジタルオーディオ30年の歩み 第16回;同軸,AES/EBU,トスリンク,STリンクなど CD用デジタル入出力回路と伝送ケーブルのしくみ
- 2007/10月号 デジタルオーディオ30年の歩み 第17回;クロック伝送で再生品質を改善した ツインデジタルリンク
- 2007/11月号 デジタルオーディオ30年の歩み 第18回;SACDデータも伝送できるプライベートリンク 「HSリンク」と「デノンリンク」のしくみと応用例
- 2007/12月号 デジタルオーディオ30年の歩み 第19回;ハイサンプリング対応の公認デジタルオーディオインターフェース 「iリンクオーディオ」登場までの歩み
- 2008/01月号 デジタルオーディオ30年の歩み 第20回;ルビジウムやセシウムを用いた原子発振器による 超高精度クロック発生器のしくみと応用例
- 2008/02月号 デジタルオーディオ30年の歩み 第21回;オーディオテスト用CD/SACDと新素材CD
- 2008/03月号 デジタルオーディオ30年の歩み 第22回;ターンテーブル方式や光学系固定メカなど CDメカの読み取り精度向上対策
- 2008/04月号
- 2008/05月号 デジタルオーディオ30年の歩み 第23回;D/A変換用アナログ&デジタルLPFのしくみとその変遷
- 2008/06月号 デジタルオーディオ30年の歩み 第24回;デジタルフィルターのオーバーサンプリング技術とその変遷
- 2008/07月号 デジタルオーディオ30年の歩み 第25回;CD収録時に失われた超高域成分の復元を試みた「帯域拡張技術」の変遷
- 2008/08月号 デジタルオーディオ30年の歩み 第26回;CDの16ビットデータを 20ビット化する,ビット拡張技術のしくみと効果[前編]<デノンALPHAプロセシング方式とヤマハPRO-BIT方式>
- 2008/09月号 デジタルオーディオ30年の歩み 第27回;CDの16ビットデータを 20ビット化する,ビット拡張技術のしくみと効果[中編]ヤマハPRO-BIT方式とケンウッドのDRIVEシステムおよび32fs Fine DRIVEシステム
- 2008/10月号 デジタルオーディオ30年の歩み 第28回;CDの16ビットデータを20ビット化する,ビット拡張技術のしくみと効果[後編]ケンウッド32fs Fine DRIVEシステムと,ビクター20ビットK2プロセシング
- 2008/11月号 デジタルオーディオ30年の歩み 第29回;20ビット録音データを巧妙に16ビット化した「高分解能CD」のしくみ
- 2008/12月号 デジタルオーディオ30年の歩み 第30回;製造システムにおけるCDの高音質化技術
- 2009/01月号 デジタルオーディオ30年の歩み 第31回;製造システムにおけるCDの高音質化技術
- 2009/02月号 デジタルオーディオ30年の歩み 第32回;最新「高音質CD」群の音質改善技術
- 2009/03月号 デジタルオーディオ30年の歩み 第33回;デジタルフィルター編[その1]CDプレーヤー黎明期のデジタルフィルター
- 2009/04月号 デジタルオーディオ30年の歩み 第34回;デジタルフィルター編[その2]CD再生音に革命をもたらしたフルエンシーフィルター
- 2009/05月号 デジタルオーディオ30年の歩み 第35回;デジタルフィルター編[その3]ハイビットデジタルフィルターとフローティングD/A変換システム
- 2009/06月号 デジタルオーディオ30年の歩み 第36回;D/Aコンバーター編[その1]黎明期のCDプレーヤーに採用された電流加算型DAC
- 2009/07月号 デジタルオーディオ30年の歩み 第37回;D/Aコンバーター編[その2]CD黎明期に活躍,音質的評価高くも消え去った積分型DAC
- 2009/08月号 デジタルオーディオ30年の歩み 第38回;D/A コンバーター編[その3]電流加算型DACのゼロクロス歪み対策
- 2009/09月号 デジタルオーディオ30年の歩み 第39回;D/Aコンバーター編[その4]ゼロクロス歪みの問題を解決したサインマグニチュード型DAC
- 2009/10月号 デジタルオーディオ30年の歩み 第40回;D/Aコンバーター編 [その5]1ビットDACの登場と黎明期の製品例
- 2009/11月号 デジタルオーディオ30年の歩み 第41回;D/Aコンバーター編[その6]MASH方式ファミリーのPWM1ビットDAC
- 2009/12月号 デジタルオーディオ30年の歩み 第42回;D/Aコンバーター編[その7]PWM1ビットDACの高性能版とPEM1ビットDAC