タイムタグ付き歌詞ファイル |
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タイムタグ付き歌詞は、前のページで述べたように、普通のテキスト文にタイムタグを追加したものです。
ですから、タイムタグ付き歌詞ファイルも、フォーマットとしては、ただのテキストファイルになります。
つまりメモ帳などで読み込み・編集・保存が可能であるということです。
ただし、ファイル名と、ファイルを置くフォルダに注意する必要があります。
これらは、使用する歌詞表示ソフトウェアによって多少異なっていますが、おおよそ次のようになっています。
(1) ファイル名
タイムタグ付き歌詞ファイルは、対応する曲ファイルと同じファイル名である必要があります。
唯一違うのは拡張子だけです。拡張子とはファイル名の最後の「.」(ドット)以降の文字列のことです。
タイムタグ付き歌詞ファイルの拡張子には、lrc, txt, kra などが用いられます。(これはソフトウェアによって異なります。)
一番広く認知されているのは、txt だと思いますが、txt は汎用性の高い拡張子ですので、もし、お使いのソフトウェアが、lrc に対応しているなら、lrc を用いることをおすすめします。
例)
ABC.mp3 という曲に対応する歌詞ファイルは、ABC.lrc , ABC.txt , ABC.kra などである。
りりくすEx はもともと、この名前あわせのために作られたソフトです。
(2) 配置フォルダ
ファイル名が合っていても、歌詞表示ソフトウェアが読み出せない(探し出すことの出来ない)フォルダに歌詞を置いていたのでは、当然ですが、歌詞は表示できません。
基本は、曲ファイルと同じフォルダに歌詞ファイルを置く、ということです。
同じフォルダにある歌詞ファイルを読み出せないソフトウェアはまずないでしょう。
さらに、歌詞ファイル専用のフォルダを別途準備しておいて、そこに歌詞ファイルを置く、というやり方もあります。
ただし、この場合、ソフトウェア側で、その歌詞フォルダを登録しておかなくてはいけません。
もちろん、ソフトウェアが歌詞フォルダの登録に対応していなければ、この方法は不可能です。
(3) 歌詞の内蔵
以上は、歌詞ファイルを、曲ファイルとは別途用意しておくという、非常に一般的なやり方ですが、特殊なやり方として、タイムタグ付き歌詞を曲ファイルに内蔵し、1つのファイルとしてしまうやり方があります。
詳しくは、こちらをご覧下さい。
ただし、「特殊」と書いたように、この方法に対応したソフトウェアは多くはありません。ご注意下さい。