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STLを使う

STL(Standard Template Library)とは、 MFCのようにクラスライブラリです。 ただし、STLに属する多くのクラスはテンプレートクラスです。 したがって、MFCよりは汎用性に富んでいるといえるでしょう。 しかも、特別のランタイムを必要としないため (VCのランタイムが必要になる場合がありますが、VBより広まってます。)、 使うのにためらう必要はありません。(^^

STLは主にデータ処理のアルゴリズムを利用するときに便利です。 スタックやリスト、ベクター、文字列などが有名ですね。 というかそのへんしか使ったことが無いです。
使うといっても、特別な手順は必要ありません。 MSDNを読めば事足ります。

  1. ヘッダーをインクルード
  2. 型を指定してクラスを定義(テンプレートなので)
  3. ひたすらコーディング

説明になってませんね。(笑
留意点としては、STLのクラスはstdという名前空間で定義されていることです。 したがってクラス型変数を定義するときはstd::(クラス名)のようにするか、 using namespace std;という行を付け足したりします。 テンプレートで型を指定するときはtypedefを使うことが多いです。
クラスによって手順が若干異なるので、個別にスレを書きます。

また、STLのインクルードファイルには拡張子が付いていません。 したがって、<string.h>と<string>は別物です。 よく間違えるので気をつけてください。

Dec.31, 2002