さて, SETi@home プロジェクトも折り返し点を通り過ぎました。 巷には沢山の支援ツールが登場しています。 支援ツールの多くは 「怪しい」データやその他の沢山の情報を貴方のコンピュータに今も蓄積しつづけていることと思います。 ところで, この堆く積もった情報の山, いったいどうしたらいいんでしょう。 正式な解析処理はUCバークレーで行われているとはいえ簡単な統計処理くらいは自前でやって見たいと思いませんか?
このページはそういったささやかな欲求を満たすお手伝いができればと思い立ち上げてみました。 まず手始めとして, SETI@home クライアントソフトが出力するデータファイルや I4WU をはじめとする各種支援ソフトのエクスポートデータに簡単にアクセスするためのソフトウェア部品と, それらの部品を使った簡単な変換ツールを紹介いたします。
本パッケージは, SETI@home やその支援ツールのデータにアクセスするためのソフトウェア部品(ソースファイル提供)と, そのソフトウェア部品を使ったいくつかのツールで構成されています。 このパッケージを使ってみようという方は, 以下のリンクより最新バージョンを入手して下さい。
このバージョンは現在評価バージョンとして提供しています。 機能的にもまだ不十分だったり, ドキュメントも不備だったリしますが, C++プログラミングによるツール開発をやってみたい方には多少なりとも参考になるのではないかと思います。
現在, SETI@home Reporter では以下のツールを公開しています。
上述のとおり SETI@home Reporter パッケージにはソースファイルが同梱されています。 パッケージをLHA関連ツールで解凍すると src\ ディレクトリ以下にソースファイルが展開されている筈です。
ソースファイルの内容はおおざっぱに以下のようになっています。
Windows (Win32) 用に作ってみましたが, プラットフォームに依存する部分をできるだけ排除するように心がけましたので, UNIX等の異なるプラットフォームでも一部のクラス・関数を除いてかなり動くのではないかとちょっと期待してたります。 機能のほとんどはSTLで実装していますので, STLをサポートするC++コンパイラ環境でお試しになることができると思います。
なお,実際の開発は Borland C++ 5.5 をターゲットにに作っています。 makefile は Borland C++ 5.5 に同梱の make で動作するように記述されています。
ソースファイルを公開するにあたり, 以下の制限事項に同意していただいた上で自由(?)に使っても構わないことにしました。
ソースファイルの詳しいドキュメントにつきましては, もう少しお待ちください。 また,御要望があれば(あるのかなぁ(^^;))是非盛り込んでいきたいと思います。
本パッケージに同梱されているツールを使うことによって某かの損害が発生しても当方では責任を負いかねます。 ご使用の際にはバックアップ等最低限の安全措置を取ってからお使いになることをお薦めします。
ソースファイルについて, まだ評価版ということもあり, 自分の持っている環境以外で全く試していません。 特にソースファイルについてはできるだけ色んな状況で使ってもらえるようにしたいと思ってますので, ご意見・お叱り等ありましたら, 遠慮なく私までご連絡ください。 私の能力の及ぶ範囲でできるだけ対処したいと思います。
Version 1.00 Evaluation 2 (2000年06月18日) |
新たに2つほどツールを追加しました。 ソースファイルも大幅に変更。 だんだん使えるようになってきた。(かな?) |
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Version 1.00 Evaluation (2000年06月14日) |
取り敢えず評価版ちうことで, ソース込みで公開してみる! 反響があるのかないのか, さて,どうでしょう。 (^^;) |