このツールは SETI@home クライアントソフトが解析処理後出力する result.sah ファイルを別名保存します。 主な機能は以下のとおりです。
このツールは SETI@home Reporter に同梱されています。
SETI@home Reporter パッケージをLHA関連ツールを使って解凍し, 展開された実行ファイル (ResCopy.exe) のみを使用します。
ResCopy.exe はWin32コンソールアプリケーションです。 一般的なその他のコンソールアプリケーションと同じように, カレントディレクトリにおいて使うか, PATH の通ったディレクトリに置いて使って下さい。
ResCopy.exe はWindowsのレジストリを汚しません。 アンインストールは実行ファイルを削除するだけで完了します。
コンソール(またはDOS互換BOX)で
> ResCopy
とやると Usage が表示されますので,適当に色々使ってみて下さい。
基本的には以下に示すように result.sah ファイルのパスと出力先のディレクトリを指定します。
> ResCopy <result.sahファイルへのパス> <保存ファイルの出力先>
-shオプションで SETI@Suport データファイル(ss_past_data.txt)を指定できます。
(例)> ResCopy result.sah c:\usr\home\setidata -sh=c:\usr\home\setidata\ss_past_data.txt
-shオプションの値を省略すると,カレントディレクトリの ss_past_data.txt に追記します。
※ 実は 2ss.exe でも ss_past_data.txt に result.sah の内容を取り込むことができるのですが, 2ss.exe では「追記」ではなく「マージ」を行うためデータファイルが大きくなると極端に重くなります。 ResCopy.exe ではデータの重複等のチェックは行いませんが,単純にファイルに「追記」するだけなので比較的動作が軽いです。 取り敢えず ResCopy.exe でデータを蓄積しておいて, 定期的に 2ss.exe でマージするやり方がお薦めです。
-htmlオプションで result.sah の内容をHTMLファイルにエクスポートできます。
(例)> ResCopy result.sah c:\usr\home\setidata -html=c:\usr\home\setidata\result.html
-htmlオプションの値を省略すると, カレントディレクトリに <ワークユニット名>.html というファイル名でエクスポートします。
SETI@home クライアントソフトを連続運転させている場合は, 当然ながら result.sah ファイルを取り逃すことになります。 万一捕まえられたとしてもファイル競合が発生する可能性が高いです。 本ツールはSETI@home クライアントソフトが確実に停止している状態で使用して下さい。 コマンドライン版を使っておられる方は SETIdoubler や MultiSeti 等のソフトと組み合わせて使うとよいと思います。
HTMLファイルにエクスポートする場合, 表示には redbit.png 画像ファイルを使用します。 (HTMLファイルと同じディレクトリに置いてください) この画像ファイルは SETI@home Reporter パッケージの html\ ディレクトリ下に同梱しています。 どのように表示されるかについては sample.html を参照して下さい。
ss_past_data.txt に内容を書き込ませる場合, 念のため ss_past_data.txt のバックアップを取ってからこのツールを使用することをお薦めします。 またファイルアクセスの衝突を避けるため, このツールを使用する際は,念のため, SETI@Support をあらかじめ終了させて下さい。
このツールでは, ss_past_data.txt の time_recorded 情報はオリジナルと異なるフォーマットで格納されます。 あらかじめご了承ください。 (SETI@Support自体の動作には支障はないようです)
Version 1.00 Evaluation (2000年06月18日) |
取り敢えず公開してみた! |
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