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build-prc [ -l ] [ -L ] [ -t type ] prcfile app-name crid file...
build-prc [ -o file | --output file ]
[ -a file | --appinfo file ]
[ -s file | --sortinfo file ]
[ -l ] [ -L ] [ -t type | --type type ]
[ -c crid | --creator crid ]
[ -n name | --name name ]
[ -m num | --modification-number num ]
[ -v num | --version-number num ]
[ --read-only ] [ --appinfo-dirty ] [ --backup ]
[ --ok-to-install-newer ] [ --reset-after-install ]
[ --copy-prevention ] [ --stream ] [ --hidden ]
[ --launchable-data ] [ -z n | --compress-data n ]
file...
build-prc は、与えられた入力ファイルからリソースを読み込
み、Palm OS の .prc リソースデータファイルへと結合する。
build-prc コマンドラインには 2 つのスタイルがある。
古いスタイルでは、オプションではない最初の 3 つの引数で出力ファイルを
指定し、入力ファイルを 4 つ目の引数に指定する。
新しいスタイルでは、オプションではないすべての引数は入力ファイルとなる。
新しいスタイルで動作させるには、最初の引数で指定するファイルに .prc 拡
張子を付けずに実行させるか、-o オプションを使用すればよい。
入力ファイルは、拡張子によって識別される:
fname.def
-
プロジェクト定義ファイルであり、ポストリンク処理を制御する。
もしプロジェクトが定義ファイルを使用するなら、入力ファイルのリストの先
頭にひとつだけ指定することになる。
(結果として、定義ファイルは新しいスタイルでの動作のみに使用される。)
typennnn.bin
-
typennnn.progname.grc
-
生のバイナリリソースファイル(.grc ファイルは obj-res によって生成され
る)である。
生のファイルの内容は、
type #nnnn
リソースとして出力ファイルに追加される。
nnnn は 16 進数である。
progname
-
拡張子のないファイルは bfd executable として扱われる。
bfd executable からのセクションは、定義ファイルに従ったリソースにコン
バートされる。
又は、定義ファイルが存在しなければ、
application プロジェ
クトが指定される。
デフォルトでは、build-prc は、オプションではない最初の引
数を .prc の出力ファイルのファイル名として使用する。
古いスタイルのコマンドラインでは、prcfile が同様に使用され
る。
新しいスタイルのコマンドラインでは、出力ファイル名は、どのような場合で
も最初のファイルの引数から拡張子を覗いた形であり、`.prc' が付加される。
-o file
-
--output file
-
.prc を file に出力する。このオプションを古いスタイルのコマ
ンドで使用するとエラーになる。従って、強制的な prcfile の引
数と衝突することになる。
-a file
-
--appinfo file
-
file の内容を含む AppInfo ブロックをデータベースに追加する。
-s file
-
--sortinfo file
-
file の内容を含む SortInfo ブロックをデータベースに追加する。
-t type
-
--type type
-
データベースのタイプを type にセットし、定義ファイルや他の
ところから取得されるタイプを上書きする。
-l
-
-t GLib と同等である。
-L
-
-t libr と同等である。 --- 例: システムライブラリの構築
-c crid
-
--creator crid
-
データベースのクリエイター ID を crid にセットし、定義ファ
イルから取得されるタイプを上書きする。古いスタイルのコマンドラインでこ
のオプションを使用するとエラーである。従って、強制的な crid
の引数と衝突することになる。
-n name
-
--name name
-
データベースの名前を name にセットし、定義ファイルから取得
される名前を上書きする。古いスタイルのコマンドラインでこのオプションを
使用するとエラーである。従って、強制的に app-name の引数と
衝突することになる。
-m num
-
--modification-number num
-
データベースのヘッダにある修正番号を num にセットする。
-v num
-
--version-number num
-
データベースのヘッダにあるバージョン番号を num にセットする。
--read-only
-
--appinfo-dirty
-
--backup
-
--ok-to-install-newer
-
--reset-after-install
-
--copy-prevention
-
--stream
-
--hidden
-
--launchable-data
-
相当するデータベースのヘッダ属性をセットし、定義ファイルに設定されてい
る属性に追加する。これらのオプションは、内側にあるハイフンなしに綴って
もかまわない(
--readonly 等)。
-z N
-
--compress-data N
-
`data #0' などのデータベースのリソースを圧縮する。圧縮の範囲は、非圧縮
の 0 から、完全な圧縮(いくぶん経験的)の 7 まで指定できる。
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