2001年7月30日 作成

Using PRC-Tools
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リンク後に使用するツール

ほとんどのプラットホーム上では、プログラムをコンパイルしてリンクすれば、 その結果として得られた実行可能なコードを実行するプログラムとなる。 (GNU リンカでは、"bfd" という名のライブラリを用いて実行可能なコードを 生成する。結果として、そのコードは "bfd executable" と呼ばれる。) しかし、Palm OS 上では、この bfd executable ではなく、ただの executable となる。 そのフォーマットは、bfd COFF から .prc データベースファイルに変更され、 ほとんどすべてのプログラムに対して UI リソースがバインドされる。

ポストリンカツールとして build-prc が用意されている。 これは、定義ファイルや様々なリソースソースを読み込んで、Palm OS の .prc ファイルを生成する。 また、obj-res が用意されており、これを用いて bfd executable をリソースにコンバートする。 (build-prc は、現在、直接 bfd executable を読み込めてるため、 obj-res を使用す必要がない。しかし、後方互換性を保つためにサポートされ ている。) 他にも、multigenstubgen が用意されており、 これらによって様々なサポートファイルが生成される。


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