kr_ryo 徒然日誌 <2005年9月11日分>

外付けハードディスク買っちゃいました!

この徒然日誌創業以来(^^;;ずいぶん影響されている『パソコンデータの捨て方残し方まとめ方』(美崎薫著、青春出版社)という本があります。大昔、まだ日付すらはっきりしない頃に、これに影響されてデジカメを買っちゃった、なんてこともありました。あ、リンク先のスキャナお譲りしますの件、まったくお話がないので粗大ゴミで捨ててしまいました(ToT)

それはそうと、まさにこの本の言う通り、スキャナなんてつかえね〜というところ(~_~;)手書きの絵や写真を取り込むといった、よっぽどの美しさを必要とする以外、デジカメでぱしゃぱしゃ撮るくらいで十分です。今じゃあちょっとしたメモや、社会問題になっている雑誌の内容なども(立ち読みで撮るのはマナー違反です!)携帯のカメラで撮れる時代です。この当時からカメラで撮るという発想、なかなか先進的ですね(^-^)実はこの本は、まさにデジカメで撮られてVAIOのハードディスクの中にあるので、普通の本として探すより簡単に読むことができます。

この本の中で、ストレージ、大容量記憶装置のお話があります。データをどのメディアに保存するのがよいか、というお話です。デジカメで本や雑誌をスクラップする以上に、むしろこっちの方が本題です。2001年の本ですので、懐かしい名前が出てきます。CD−R、DVDーRAM、MOなんてのは今でもありますが、Zip、PDなんてのは、最近の人は聞いたこともないでしょうね(~_~;)Zipといっても、圧縮形式じゃあないですよ、確か100メガ程度の記憶のできるフロッピーです。PDはこれまた確か松下製の光磁気ディスクだったような…?そういやリムーバブルハードディスクや、拡張フロッピーなんてのもありました。

これまで実はこの本に非常に影響されていて、これらメディアにはまったく手を出さず、バックアップといえば、私はなんとこれまでフロッピー!(@_@)というのも、我がVAIOに外付けするにしても、どれ、という風に決めるにはあまりに帯に短したすきに長し、いや、決める気がしなかった、というところでしょう。著者もバックアップは当初PDを選択されてましたが、今じゃあ知っている人もいないくらい(T-T)

著者の言う最良の選択肢は何か、というと、実はハードディスクドライブ(@_@)と、いともあっさり結論を出しています。というのも、大容量、交換不要、安定、安価、という条件を満たすのはハードディスクしかない、といいます。私はさらに、規格が長持ち、高速、という条件を付けたいところです。今は新型DVDの規格が乱立しそうな勢いですけども、数ギガ、数十ギガバイトといえども、100ギガを超えるハードディスクには及びません。録画だって、カーナビだって、iPodなど携帯プレイヤーだって、ハードディスクがはやっています。だいたいハードディスクと他のメディアドライブとで同じ値段、なのにハードディスクはそのまま大容量を使えるのに対し、他のドライブはメディアを買わないと使えません。

思うに、消費者はこれまで音楽や映像といった何かを蓄えるのに、テープやCDといったメディアを必要としていたせいで、その思い込みでDVDやらメモリカードなんかを買わないと貯められない、と思っている可能性があります。実際、メディアは儲けの源泉らしいですね。原価は安いけれども高く売れるメディアを売りまくるために、ドライブを安くする、という…だいたいドライブは一度買えばしばらくは買ってもらえませんが、映画1本DVD1枚なら、ある規格のあるドライブを買ってもらったら、メディアをどんどん買ってもらえます。プリンタ業界なんてまさにそれで、安いプリンタ本体では儲けずに、純正インクで儲けようとしているらしいですね。確かに、違う機種用のインクは使えません。メディア以上にインクの利幅は大きいようです。

だから、映画を取りたきゃDVD、大データを交換したきゃMOという風に思い込んでいる可能性があります。しかししかし、いっぱい取りためたければ、DVDを何枚も買うより、ハードディスクをもう1台買えばいいのです!最近の外付けドライブは小さいので、数十枚かのディスクと同じサイズです。VHSテープなんかだったら、4本分より小さい!それよりはるかに大容量!

と、は、言いつつ、やっぱり数万するハードディスクはちと高い(~_~;)かの本では、2001年当時の75GBハードディスクで13万円もしたようです。この春には新聞にもでていましたが、だいたい1GB100円が相場ということでした。それが最近、どんどん値崩れしているようです。これまでの普及帯の120GBが価格の下限に来たのか姿を消し始め、通常帯の160GBが普及帯に落ち、250GBや300GBのものが通常帯に来るようです。

あの本を読んで以来ずーっとハードディスクを狙っていて、しかしながら頑丈な我がVAIOは故障知らずでまだ必要ないと思ってブレーキをかけていました。しかし、この9月末で我がVAIOも購入5年を経過、5年保障がまったく使われずに消え、それどころか購入した店も破綻してしまって(T-T)営業譲渡、保障無し、いつ壊れてもおかしくないと思うとやや心配(--;新しいパソコンを買うにも、新しいWindowsVISTAを待って、じゃろうし…と思うと、1万円を切ればハードディスクを買ってみようと思うに至ったのです。で、1万円代に来ました。価格落ちるの早!

数か月前なら160GBで1万5千円程だったのが、今や1万円そこそこ。120GBもなぜか1万円代で、ものによっては160GBでも1万円を切ります。7200回転やら流体軸受けやら新技術登場で値上がりかと思っていたのに、思ったより受けが悪かったようで、価格向上にはほとんど影響せず。もしかするともうちょっと待ってたらもっと安くなるかも…と思いつつ、去年の普及帯の80GBやら60GBやらは値段が数万円代に跳ね上がる携帯サイズ版ならあっても、普通サイズのものではまったく見当たらなくなっています。おそらく1万円を切るようになったら、置いてももらえなくなるんでしょう。在庫限りというところでしょうか。どうやら100GB代から数百GB代への切り換え期のようです。ここで見逃すとまた1万円以上の高い機種しか残らなくなる……ええい、買っちゃえ(^O^)

ということで、ソフマップにて週末特価2000円引きの1万800円で、BUFFALO社製HDーHU160U2をお買い上げ。AC電源なしの7200回転で、流体軸受け&ファン無しという静音仕様。しかし、こないだまで流体軸受けやらファン無しでずいぶん値が上がり、静音!というのをうたっていたと思うのに……動かしてみて納得(^^;;やっぱり音はします。確かにファン無しは静かです。MOやらパソコンやらのファンは結構うるさいものがあります。ファンが無い分かなり静か……とはいえ、常にディスクが回っている以上低いうなり音はするし、アクセス時のシーク音は結構がりがりっとします。それでも確かに静かなので、それだけやっぱりする音は気になります。これで静音とかあんまりうたいすぎたら、消費者から変な音がするけど故障?とか問い合わされる可能性はありますね(--;きっとファン有り流体軸受け以前なら、もっとうるさかったはず、と思うところですが、そんなことは知らない消費者に、嘘つき!と思われたのかもしれません(~_~;)私みたいにそれなりにうるさいと知っていても、静音というと期待するのに、知らなきゃだまされた!と思うかもしれません。なるほど、それであんまり流体軸受けで静音!とかパッケージに書いてないのね。かつてはそれで値が上がったというのに…(T-T)

さらに、これはUSB接続なんですけど、我がVAIOのUSBは旧型で、1メガそこそこの転送量しかありません。案の定、いくら高速回転ドライブとはいえ、転送速度が遅いので効果が発揮できていません。測定プログラムで測ってみると、内蔵ハードディスクで、一番早くて10数メガ、遠くて遅い部分で数メガの読み取り速度が、外付けドライブだと1メガもいきません。早くて800キロそこそこというところ。しかも12ギガしかない内蔵ハードディスクに対し、いきなり160ギガをつけたされたら、Windows2000にとっても起動を遅くする原因になってそうです(~_~;)

と、言いつつ、もうそろそろぱんぱんに膨れ上がり、最近の大きいゲームだと2本入れれば限界を超えてしまう我がVAIO、貯めてたデータやダウンロードしてきた情報なんかはどんどか外付けドライブに移します。なんといってもハードディスク、どんだけ書こうが消そうが、やっぱりどんなメディアよりも早く、簡単です(^O^)VAIOのハードディスクを全部を移しても全然数パーセントしか使わないわけですから…!よく使うプログラムは残しておいて、普段は使わないながら他に入れ場所もないデータはとにかく丸ごと移しかえ。

そうです。いやあ〜これだけ容量が大きいと、これは移してこれは消して…とか選別するのが馬鹿らしくなります。思い切ってドライブ全部をコピー!(^O^)放っておいても勝手にコピーされてます。これでバックアップし忘れた!なんてことがまったくなくなるのです(^^;;メディアにバックアップしたら、いろいろ残すのを選別したり、圧縮したり、邪魔くさいことがあるんでしょうけど、ハードディスクなら簡単!丸ごとコピーしちゃえ!ですから。そのうちいっぱいになったら消してもいいか、程度です。これで映画やテレビを録画していたらすぐいっぱいになる可能性はありますが、パソコンのデータならへっちゃらです。これでCDの音楽を取りためすれば、交換もしなくて済みます。いやあ便利便利…!

皆さまも、もしメディアドライブを買おうとお思いなら、一度外付けハードディスクドライブを検討してみられるのもいいかもしれませんよ。いっぱい映画を取るといっても、どうせ形のあるメディアを買い足すよりは、ハードディスクを買い足せばいいのです。これで焼き付けに失敗したとか、メディアを交換しなきゃとかの手間がどかんと省けます(^O^)バックアップならなお簡単。とにかくバックアップソフトが知らない間にバックアップしてくれます。メディア交換も不要。その上丸ごとバックアップです。こんな楽なことはないですから(^O^)

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