kr_ryo 徒然日誌 <2006年1月22日分>

三國志製作記125〜おそるべき陰謀?〜

週間から月2回間になっているような感じの三國志製作記、とはいえなんだかだと手をとられて進みません(ToT)やっぱり一気に作らないと忘れちゃうこともあり、それでも煮詰まれば息抜きも必要、というところで一進一退。世の中はまさにセンター試験、学生に比べればましというか、学生の方がましというか…学生さんがんばれ\(^O^)/って、もう終わってますね(^^;Aそれにしても振り返れば恐るべき時間をかけていますなあ〜(^^;A製作記125回。その間何べん作り直したことやら…

さらに大きな変更が!実はこの間、地図を変更することにしたのです(ToT)もともと衛星写真を使うことを前提に作ってきました。衛星写真といえば、最近googleが地図や衛星写真を見れるサービスを登場させましたよね。私もさっそく見てみました……なんともすごいですね〜!(@_@)地上近くにすればビルや公園なんかの形までわかってしまい、高くにすれば世界衛星写真図が見れてしまう。もう見られた方も多いでしょうが、方向音痴の私は、出張なんかの際に事前に雰囲気をつかめれる位で、はあ、たいしたもんだ、と(^O^)

こういうサービスを無料で提供できるとは、さすがgoogle、今とんでもなく話題のlivedoorとはやっぱり一味違う……(--;)ほんでですね、普通に閲覧する分には当然無料ですわな。なんかテロとかに使われそうで怖いよな〜、重要施設は微妙にぼかしでもかかってるのかな?とかも思いつつ、いろいろ試して遊んでみるわけです。そうすると、テロとか銃撃戦の真っ最中も写ってたり、北京やモスクワや平壌なんかもくっきりはっきりあっさり写ってたり、まあ、世の中の進歩はたいしたもんだな、と(^^;A

それで、中くらいのサイズで中国を写してみると、これがまた、きれいに映るんです(^O^)で、こいつを三國志の地図に使ってみれるのかしら、とか思ったりしてみると……よーく見ると、google©2006みたいな透かしが入っているようなんですね(*_*)ちとこれは使えんなあ、けど、加工して除去したりして利用できるのかしら、と考えてると、ふと著作権って大丈夫なんかいな、と(~_~;)

著作権。アメリカではディズ○ーの圧力で、どんどん著作権の残存期間が延びていっているようですけども、基本は制作者の死後何年と決まっています。また、加工なんかは原則だめです。これも、著作権者の了解があればいいとか、いろいろ決まっています。まあ、勝手に使っちゃあなんねえーという当たり前のことを当たり前に書いている法律、でしょう。他方、あまりにがちがちに認めてしまうと、結局そもそも利用できなくなってしまったり、積み上げ積み重ねができなくて科学文化が発展しなくなってしまう、という弊害もあります。

で、googleの地図はなんと、無料サイトなどの表示には無料でOKのようですね。じゃあ、ゲームプログラムの利用には…?だいたい、著作権は、著作権者の想定の範囲内での利用は許可なくとも認める方向にあります。たとえば、地図を学校で使ったりとか、論文において引用するなどです。しかし、通常の利用でないものは、やっぱり許可制になりますね。googleの地図情報をインターネットサイトに載せるのは想定の範囲内でしょうし、そう書かれてますが、じゃあ、ゲームプログラムでの利用は…?著作権関連のページを見ると、どうも許可がいるという感じです。

ちょっと心配になって、私がもともと利用している地図情報のサイト…詳しくは三國志開発中のページをごらんください…の著作権情報を確認してみました。当時は無理やり英語を読んでいましたが、今じゃあサイト上で翻訳もしてくれる、便利になったもんじゃ…(^o^)……うーん、英訳したときとあんまり変わらない感じ、つまり、どういうことを言いたいのかよくわからない(ToT)ただ、どうやら3人の著作権者がいるようです。つまり、Earth and Moon Viewerのサイトの管理者で、サイト上でも簡単に閲覧できるようにした人と、元の衛星写真データを加工して表示できるプログラム作った人と、元の衛星写真データを持っている人と。で、よーく見ると、元の衛星写真データを持っている人の部分で、ご利用は計画的に…じゃなくて(^^;…利用の際は許可を求めてください、というような文言が書いているじゃあないですかΣ( ̄□ ̄;)!

最初の2人、プログラム作った人と、簡単に表示できるようにした人については、自由に使ってね、という感じになってるんですが、最初の、元データが自由に使えなきゃ、いかんじゃあないか(ToT)うーん、こんなところでつまずくとは思わなかった。まあ、使っちゃああかんことはないんでしょうけども、ねえ。これじゃあgoogleの方がまだましかもしれません。だいたい許可を求めるにしたって、日本語でメール出したってあかんわけで、英語にしなきゃなりません。そりゃあ難しい!

プログラムの本質とは離れたところで苦労するのもなんとも問題あるわけでして、まあ、だいたいそもそもプログラムができあがってから許可を求めるか、できるのが確実ならともかく、いまだ完成途上ですから(^^;A相手にしたってふ〜ん、というところでしょうか。で、許可をあてにしていたのに、だめだしをくらったりして、かえって藪蛇になったり…いやいや(--;)

livedoorじゃあないですが、遵法意識は大切です。だまって利用するのはもちろんいけないんですが、だまっててもあまりに明らかすぎます(*_*)どう考えても衛星写真ってすぐにばれますよね〜(--;)SWGも商業雑誌で取り上げられたりしていますけど、カラー写真ででたりします。で、そもそも衛星写真は美しい!となると、よりカラー扱いされたりされるわけです。ほんで「衛星写真を利用したマップが美しい」とか書かれたりするんですよ〜使用許可もとってないのに!( ̄□ ̄;)

まあ、雑誌に載せてもらわないという手もありますが(T-T)それでもVectorやなんかの掲載すら困りますよね。やっぱり許可はいるわけです。こんなつまらないところで法をまげてこけるわけにはいきません。まさにlivedoorの二の舞……振り返ってみれば思い出しましたが、2002年、この徒然日誌においてlivedoor倒産!という話題をやってます。まだ3年ほどしかたってません。その頃旧livedoorを買収しようとするホリエモン(知らなかった)率いるオン・ザ・エッヂ社(より一層知らなかった)とは何者?とか、いろいろ不穏なことが書いています。我がkr_ryo's Home Pageも休業か?なんて書いてますが、大騒ぎの割に、世間様においては当時のlivedoor倒産はひっそりとしたもんでした。それが今や、強制捜査が入るだけで株価が暴落、東証のシステムは止まる、世界に波及する、まだ捜査に入ったというだけでこれです。まあ、もしかすると二度目の倒産もありえるかもしれません(~_~;)私は今やメアドもYahoo!、サイトもVectorでほとんど影響はありませんが、livedoor版サイトもとりあえず更新しています。それもこれも新しい三國志がまだ出てないからです(*_*)古いバージョンのSWGの古いサイト情報から来られる方もいらっしゃるようですし…だいたいSWGやらのプログラム荷物置きとして利用を…(^^;A

それはともかく(^^;Aインターネット無料接続を売りにしていた旧livedoor、アメリカワールドコム社の粉飾決算を原因とする倒産にまきこまれ、債権回収不能&資金繰りに失敗、何十億の資産と事業をたった2億でホリエモンに売却して倒産。その後ホリエモンは旧社名からlivedoorに変更。その後の大活躍は皆さまもご存知の通りです。そしてまた、livedoorは粉飾決算容疑をかけられています。つくづく粉飾決算に縁のある会社ですな〜!(ToT)ちなみに難しい名前の旧livedoorの社長は、アップル日本法人の社長に華麗なる転身。iPodをおしゃれなイメージにして大ヒットさせ、その手法がそのまま全世界に広がっていくことになります。

ちょっと話がそれすぎましたが(^^;要するに後ろめたいことをするとやっぱり後ろめたいことになります。ここは著作権フリーとか、誰がどうつかってもよい衛星写真を探してみましょう……と、そうそう簡単に都合よくあるわけはありません(ToT)うーん、まあ、私のこのサイトですらきちんと「Copyright 2006© kr_ryo All rights reserved.」って書いてますもんね(^^;;たいていはどうってことない話ばっかりですが(^^ゞ守るべきものは守っておかないといざ守るべきときに守れずにほぞをかむことになります(*_*)

まあ、公開しないということで守るとしても、今どきインターネットで調べればなんでもあるしなんでもわかる、と言われています。しかし、やっぱり肝心な情報はなかったりします(;_;)私もいろいろ探しましたが、オブジェクト指向やらデザインパターンやらはやっぱり体系的に学ぶためには本が必要でした。本でなくともネットでも、肝心な話は有料、というものもかなりたくさんあります。

まあ、いろいろ後腐れがないためには、自作が一番……と自分でプログラムをつくるkr_ryoは思ったのでした……ということで、がんばって衛星写真を参考に、一ドット一ドット自力で描くことにしました(T-T)実を言うと意外と地図をそれらしく描くのって得意なんですよね(^-^)vグラフィックソフトを使えば簡単にすむっちゃあすむんですけど、それだとコピーと変わらないわけです。デジタル時代の著作権のあり方についてはこの辺が議論の余地があるところです。コピーでない寸分違わぬ模写は複製にあたるのかどうか…?この論点を考えつつ、手はマウスで適当になぞりながら(少々ずれても気にしないし、はしょったり適当に書きやすいように(^^;;)、この写真は実際の地形を表しているわけだから、写真の模写がいけないなら写真自体が実物の模写であかんのじゃあないか、ととりとめもなくいろいろ考えつつ、あっさりできます(^O^)

ただ、海岸線だけだと単なる白地図です(T-T)白地図でもいいっちゃあいいんですが、位置関係がよくわかりません。そういえば、koeiの三國志とか、市販のものはいろいろ美しい山並みやなんかが描かれています。ふむー!

そういえば、昔のヘックスを基調としたボードゲームはどうだったんだろう、と見てみます。そういう目でみると、しょぼいのから美しいのまで、いろいろありますね〜。第1次世界大戦をテーマにしたやつで、言われなきゃヨーロッパなんて気がつかない、というものまであります。それでもこれはおもしろかった!(^-^)

とはいえ、こういうゲームの地図は、山や川といった地形が重要であるため、かなりゲーム内容に左右された表記になります。地図に山があれば山越えルールが適用になったり、防御が有利だったりするのです。であるので、実際の地形よりも、ヘックスにそった、かなり無理な図になったりするわけです。我が三國志は戦略級で、地形はほとんど考慮しない、というより、戦術マップを使わないのでそのままの地形でも問題ありません。単なる雰囲気だけです(^^;;衛星写真風は無理でも、秦嶺山脈とかなんとか表現できんもんか?とはいえ絵は皆さまご承知の通りSWGのあれ、な雰囲気しかかけません…(T-T)実は新しい絵をいただいているんですが、SWG2か次の更新で使わせていただきます…m(__)m

また新しい絵をもらえるかもしれないと期待しつつ(^^;;;、今のところ、いかにもゲーム風の絵でもそれはそれで雰囲気が出る、みたいなので、山脈もなぞることにしてみました(^O^)それがこれ、です。ついでに製作中の画面もセットです。今までになくシンプルなUIになっていますね(^O^)

と、とりあえずこれでなんとかこなせれるでしょう(^-^)なにがって、あまりにつぎ込みすぎ、もはや抜き差しならぬ状態となった、それでもまだまだかかりそうな開発のための時間を確保するための言い訳、「これでお金儲けできるねん!!」そう、シェアウェア化の陰謀です……(¥ρ$)嗚呼、kr_ryo、お前もか!(^^;;;

index

〔TopPage〕

このページへのリンクはフリーです。
このページについてのご意見、ご質問などは、kr_ryo_green@yahoo.co.jpまでお願いします。
Copyright 2006© kr_ryo All rights reserved.
訪問件数