ベル打ヘルプ「 練習 」 |
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ベル打にはタイピング練習機能があり、携帯電話やPHSの文字入力の練習を行うことが出来ます。 練習を始める前に「入力方法」を一読し、テンキー、ホームポジション、練習したい入力方式を理解しておいてください。 練習中の画面にはテンキーの図を表示し、押すべきキーを示すので、各入力方式のキーと文字の対応表を暗記する必要はありません。 練習を繰り返すことで、各文字を入力するときの指の動きを記憶しましょう。
キーボードを扱ううえで重要なのはホームポジションです。 キーボードに向かい手を構えたときには、必ずホームポジションに指を置きます。 たいてい、テンキーの 5 には突起があるので、中指の感触だけでホームポジションを確認できます。 キーを押すときには、ホームポジションから指を動かしてキーを押し、またホームポジションに戻します。 このとき手元は見ないで、タッチタイピングを心がけましょう。 タッチタイピングが行えないと、文字入力は非常に疲れます。 ぜひ、タッチタイピングをマスターしてください。
自在に文字を入力できるようになるには、繰り返し練習をするしかありませんが、ベル打は50音順に並んでいるキーを片手で押すだけなので、広く使われているローマ字入力などに比べ非常に短い期間で体得できます。 初めはなかなか指が動かず大変だと思いますが、すぐにテンキーに慣れ、どのキーでもスムースに押せるようになります。 そのためにも最初の数日間は、ゆっくり時間をかけて練習をしましょう。
文字の入力がスムースに行えるようになってきたら、「漢字変換」を読んで漢字を入力する方法を覚え、色々な文章を入力する練習をしましょう。 朝刊1面のコラムなどを毎日入力するのがよい練習になると思います。 そのときに1文字ずつコラムを確認しながら入力するのではなく、1つの文、少なくとも句単位で入力するのが効果的です。
この画面はベル打のメニューから「練習(L)...」を選ぶか、メイン画面をダブルクリックすると開きます。 練習中はベル打を利用して、他のアプリケーションに文字を入力することはできないようになっています。
1分間で入力できるようになりたい文字数を設定します。 初期値の60字/分は、ペンで紙に書くよりも若干速い速度です。 ポケベル方式やベル打方式の場合、ある程度キーを覚えると60字/分で入力することが出来るようになるので、最初の目標としてちょうどよいと思います。 携帯電話方式の場合は入力効率が悪いため、40字/分から始めるとよいでしょう。
練習は難易度や文字種によって分かれています。 一番上にある「基本」から「三大随筆」までのボタンが50音の練習を開始するためのボタンで、上から順に難易度が上がっていきます。 「記号・数字」は記号と数字、「英文」がアルファベットの練習を開始するためのボタンです。 ボタンをクリックすると練習を行う画面が開きます。 最初は「基本」の練習だけが行えます (目標入力速度に0字/分を設定した場合は、全ての練習が行えます)。
練習では入力速度を計り、最も早い入力速度を記録し、各練習開始ボタンの横に表示します。 記録されている入力速度が目標入力速度以上だと、次の練習に進めます。
練習を終えたいときにクリックしてください。 メイン画面に戻ります。
このドキュメントを開きます。
各練習には、いくつかの文章が用意されています。 ウィンドウの最上部にあるタイトルバーに「練習の名称 文章の番号/総数 〜」という形式で表示します。
ウィンドウの上段に文章が表示されます。 この文章の読み仮名を入力します。
ウィンドウの中段に読み仮名が表示されます。 次に入力すべき文字が白枠で囲まれるので、その文字をテンキーで入力します(テンキー以外のキーは使用できません)。 正しい文字を入力すると、白枠が次の文字に移動します。 入力を誤ると、その文字が黒枠で囲まれて表示されます。 誤った文字は - (BS)で削除してください。
ウィンドウ中段の右側の図はテンキーの図で、テンキーの各キーに割り当てられている文字を表示しています。 図の白枠は次に押すべきキーを示しています。
ウィンドウの中央から左下のエリアに「テンキーのいずれかのキーを押すと計時を開始します。」というようなメッセージが表示されている間は、入力時間の計測をしていません。 キーが押されるとメッセージが消え、計測を開始し、文章を入力し終えるまでの時間を計ります。
文章を入力し終えると、読み仮名の文字数と入力にかかった時間から、1分あたりの入力文字数を割り出します。 この値が練習メニューの目標入力速度に設定した値以上ならば、つぎの文章に進みます。 目標入力速度に達するまでは、同じ文章を繰り返し練習できます。 練習を中断するには「キャンセル」ボタンをクリックしてください。
全ての文章をクリアすると、その練習全体で入力した文字数と入力にかかった時間から、入力速度を割り出します。 この値が最初に設定した目標入力速度以上ならば、つぎの練習に進むことができるようになります。
ベル打の練習の各種定義をしているのが練習定義ファイルで、ベル打をインストールしたフォルダにある "lesson.ini" です。 このファイルを編集することで、練習をカスタマイズできます。 ファイルはテキストファイルで、以下のような構造になっています。
練習定義ファイル "lesson.ini" の構造 | |||||||
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練習定義ファイルを編集する場合は、オリジナルの練習定義ファイルを別の場所に保存してから行ってください。 もし、編集してうまく動かなくなってしまったら、オリジナルの練習定義ファイルに戻してください。 © 2002 あるじす.
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