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3.4 CAMデータベース

 それぞれの職場で、優先的に採用している工具選定や作業手順に合わせて、ユーザーがデータの内容を容易に変更できるよう、操作しやすいデータベースを用いている。ユーザーは、図10に示すようにデータベースのメインニューの中の、例えば「作業データ設定」というボタンをクリックして、ある加工特徴について用意されているいくつかの加工方法についてその詳細を表示させて見ることができる。ユーザーは新たな加工方法を追加設定したり、表示されている加工方法の詳細を変更したりできるようになっている。

また「コントローラ」データベースを開き、職場で新たに使用しようとするMCの制御装置(CNC)に特有なコード(例えばサブプロブラム呼び出し)を表に記入すれば、そのMCに直接アップロードできる機械対応のGコードが自動的に作成されるようになる。

 

 

図10 CAMデータベースのメインメニューと作業設定データベースの表示例

 

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