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リソーススクリプト
〜各リソーススクリプトの書き方

 

 リソーススクリプト概観

 リソーススクリプトは記述して、それを @コンパイル後、A実行ファイルや.dll などのモジュールにくっつけます(リンク)

 ただし、bcc コンパイラでは、brc32 myresource.rc xxx.exe のように、@のコンパイルとAのリンクは同時にできます。

 

 リソーススクリプトの文法はマイクロソフトが決めたものです。リソーススクリプトの記述(文法) に関してはこちら [msdn]、各リソースの何たるかは [msdn] に述べられています。

 プログラマーに公開される各リソース自体の情報や、仕様それ自体 (後者リンク) は Windows API であることはマチガイありませんが、厳密にはプログラム上、リソーススクリプト (前者リンク) は必須ではないので、つまりこの文法体系が Windows API のうちに入るかは微妙なところとなっています。

 

 それぞれのリソースは、プログラム中で "ロード" することにより使っていくことになります。ロードするための関数はそれぞれのリソースごとにあり、ストリングリソース以外の場合、それぞれの関数はロードしたあとに戻り値としてそれぞれのリソースのハンドルを返します。 リソースのことをオブジェクト(物体、実体) という場合もあります。

 ロードをしてしまえば、リソーススクリプトの役目は終わりで、返されたハンドルを使って、それぞれのリソースを"操作"するための関数により、そのリソースを利用していきます。

 ロードしたということは、メモリを消費したということです。だから、リソースの使用後、リソースの破棄 (実質はメモリの開放) を要する場合があります。開放はそれぞれ指示のある関数によります。アプリケーション終了時に自動的に開放される場合(アクセラレータ)、ストリングテーブルの場合、LoadIcon()、LoadCursor() によるロードの場合、オペレーティングシステム (にプリインストール) のリソースを使う場合のほかは、ハンドルを指定して行うリソースの開放が必要です。

 

 

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