■ 第九夜 画面を更新するよん♪ |
項目 | 内容 |
---|---|
分類 |
画面更新コマンド |
MXNovel エンジン |
Ver 0.01 |
機能 |
画面を更新(再描画)します。 |
構文 |
update エフェクト名 |
パラメータ |
パラメータ1: エフェクト名(省略可能) ・・・というより、今は、エフェクトをサポートしていないので、省略してください^^; ※ このパラメータは、画像(CG)を表示する時のエフェクト名として使う予定です。 |
ケース1:■ 複数行のテキストを同時に表示する場合。 テキスト1 テキスト2 テキスト3 テキスト4 テキスト5 このような場合は、複数行をまとめて読み込み、画面の更新を1度だけにすると、 同時にテキストが出力できるわけです。 具体的な例では、こんなかんじになります。 font MS 明朝 30 00 b ; <== フォント指定 text "おはよう。。。桜花" 10 20 255 0 0 ; <== テキスト1 text "おはよう。。。桜花" 10 55 0 255 0 ; <== テキスト2 text "おはよう。。。桜花" 10 90 0 0 255 ; <== テキスト3 text "おはよう。。。桜花" 10 125 255 255 255 ; <== テキスト4 text "おはよう。。。桜花" 10 150 255 0 0 ; <== テキスト5 update ; <== 画面更新 まとめて、5行のテキストが出力されます。 ケース2:■ 1行づつテキスト出力したい場合。 font MS 明朝 30 00 b ; <== フォント指定 text "おはよう。。。桜花" 10 20 255 0 0 ; <== テキスト1 update ; <== 画面更新 text "おはよう。。。桜花" 10 55 0 255 0 ; <== テキスト2 update ; <== 画面更新 text "おはよう。。。桜花" 10 90 0 0 255 ; <== テキスト3 update ; <== 画面更新 text "おはよう。。。桜花" 10 125 255 255 255 ; <== テキスト4 update ; <== 画面更新 text "おはよう。。。桜花" 10 150 255 0 0 ; <== テキスト5 update ; <== 画面更新 では、実行させてみましょう。。。
項目 | 内容 |
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分類 |
待機コマンド |
MXNovel エンジン |
Ver 0.01 |
機能 |
指定した時間(ms)だけ、待機します。 |
構文 |
wait 待機時間 |
パラメータ |
パラメータ1: 待機時間(ms) ※ 時間の単位はミリ秒です。 ミリ秒とは、1/1000秒のことです。 ※ 1秒 = 1000ミリ秒 ※ 3秒 = 3000ミリ秒 ※ 0.5秒 = 500ミリ秒 |
■ 1行づつテキスト出力したい場合は、こんな感じになります。 font MS 明朝 30 00 b ; <== フォント指定 text "おはよう。。。桜花" 10 20 255 0 0 ; <== テキスト1 update ; <== 画面更新 wait 1000 ; <== 1秒待機 text "おはよう。。。桜花" 10 55 0 255 0 ; <== テキスト2 update ; <== 画面更新 wait 1000 ; <== 1秒待機 text "おはよう。。。桜花" 10 90 0 0 255 ; <== テキスト3 update ; <== 画面更新 wait 1000 ; <== 1秒待機 text "おはよう。。。桜花" 10 125 255 255 255 ; <== テキスト4 update ; <== 画面更新 wait 1000 ; <== 1秒待機 text "おはよう。。。桜花" 10 150 255 0 0 ; <== テキスト5 update ; <== 画面更新 wait 1000 ; <== 1秒待機
項目 | 内容 |
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分類 |
テキスト消去コマンド |
MXNovel エンジン |
Ver 0.01 |
機能 |
テキストを消去します。 |
構文 |
cleartext |
パラメータ | なし |
■ 1行ぶん、テキストを出力してから、3秒後にテキストを消す場合。 TEXT "千尋、いつもいい子にしているよ。" 10 180 255 0 0 ; <== テキスト1 update ; <== 画面更新 wait 3000 ; <== 3秒待機 cleartext ; <== ここでテキスト消去発行。 update ; <== ここで画面からテキスト1が消えます。 ■ 応用例 1行づつテキストを出力する。 ※ テキスト消去コマンドは、次のテキスト出力コマンドで間に合わすこともできます。 text "桜花がいれば何もいらない・・・" 10 180 255 0 0 ; <== テキスト2 update ; <== 画面更新 wait 3000 ; <== 3秒待機 cleartext ; <== ここでテキスト消去発行。 ;==== update ==== ここのupdateを節約する^^;せこい? text "桜花が行くところなら、どこにでもいくよ。。" 10 180 255 0 0 ; <== テキスト3 update ; テキスト2が消えて、テキスト3が表示されます。 wait 3000 ↑のようにすれば、1回分、updateコマンドを節約できます。 しかも、画面のちらつきも抑えることができて、まさに一石二鳥になります。 ちょっと、プログラマぽい発想かしら? それともセコイのかしら^^;なお、テキストの同時出力数には制限があって、最大で128個まで同時に出力できます。