◆◆ LAST UPDATE 2004.04.19

■ 第十一夜 画面モードの切換について

[MXNovel INDEX] [戻る] [次へ]

■ 第十一夜 画面モードの切換について

エムノベファンの皆様、こんばんは。。MTL研究室の桜花です。
桜も散ってしまい、なんだか切なくなっている今日この頃ですが、皆様はお変わりはないですか?

さて、今夜は画面モードの切換について、ご説明いたします^^;

今回はとっても簡単です^^;

この講座の中で一番簡単かも?
・・・というより手抜き?って思われそうで恐かったりしますが^^;

前置きはこのくらいにして、早速、本題に入ります。
・・・とその前に、この機能は新バージョン(MXNovel Ver 0.03)より正式リリースになりますので、まずはこちらをダウンロードしてください。

DOWNLOAD => mxnovel_003.zip (45 KByte)

では、ダウンロードしていただいたということにして、話をすすめます^^;

まずは、初期設定ファイルをエディタで開いてください。
※ 初期設定ファイルは、「MXNovel.ini」のことですよ〜。
すると・・・↓のようになっていると思います。
[SYSTEM]
## WINMODE => 0: ふるすくりーんモード /1: Windowモード 
WINMODE=1

注目すべきところは「WINMODE」で、この値が「0」なら、フルスクリーンモードになります。
デフォルト(初期インストール時)は「1」になっています。。

WINMODE=0 <== ふるすくりーんモード
WINMODE=1 <== Windowモード

設定したら、エムノベエンジン(MXNovel.exe)を起動します。
※ エムノベエンジンは起動時に一度だけ、初期設定ファイルを読み込みます。
初期設定ファイルを更新したら、再起動する必要があります。

もう・・・お忘れかもしれませんが^^;

開発(デバック)時はWINDOWSモードでテストして、製品としてリリースする時にフルスクリーンモードにするわけです。

老婆心ながら・・・

少し技術的なお話しをすると・・・エムノベは画像の描画を高速化する目的で、DirectXを使っています。
賢明な読者様はご存知か?とは思いますが、少しだけDirectXについて、うんちくします。

DirectXは、マイクロソフト社が提供する「Windows専用ゲーム開発エンジン」の総称です。
DirectXは、従来のWindows GDIとは異なり、画像を高速描画できるため、ゲームなど即時性を求められる場面などでよく使われています。。

とはいえ、どんなに巣晴らしいものでも欠点はあるもので、残念ながら、このDirectXでさえもその例外ではありません。
(少なくとも私はそう思っています。)

「まぁ、この世に完璧なものなどない♪」

そんな気さえしてきますが・・・(所詮、人間が作ったものですからね^^)

何がいいたいか?というと・・・

DirectXで享受できる様々な恩恵?(高速描画)とトレードオフ?して、リスクを抱える覚悟が必要になります。
その具体的なリスクの最たるものにシステムの暴走がありまして
一度暴走すると最悪の場合、OSをリブートしないと回復ができない深刻な状況になることがマ・魔?あります。(特にWin 9X系)

お願いというよりお約束ネ^^;

・・・というわけで、(他人のせいにしてはいけませんが^^;)
MXNovelで開発するときには、他のアプリケーションを終了してから実行されることをお勧めします。
もっとも、ゲームをしながら、ビジネスアプリをされる方も少ないとは思いますが^^;

■ 編集後記

今夜は、画面モードの切換について解説をいたしました。 
フルスクリーンモードは画面全体を占有するため、WINDOWモードとは違った迫力を体験できたかと思います。。
個人的には、フルスクリーンモードはかなり気に入っていますが、皆様はいかがですか?
さて次夜ですが、「紙芝居 千尋 Ver 0.02」で説明していない残りのコマンド、「goto」命令と「ラベル」について説明いたします。
では、次夜に逢いましょう♪ しーゆ。



[MXNovel INDEX] [戻る] [次へ]
◆◆ LAST UPDATE 2004.04.19