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■ 第十五夜 キャラクタ画像の表示について

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■ 第十五夜 キャラクタ画像の表示について

エムノベファンの皆様、こんばんは。。MTL研究室の桜花です。
さて今夜は前夜からの続きで、キャラクタ画像の表示をご案内いたします♪
それでは説明に入る前に準備体操として、皆様に質問いたします♪ (たまにはこんな講座もありでしょう^^;)



質問1: TVゲームの画面で表示されている絵は、1枚の絵で構成されているでしょうか?

桜花: では、みんなで考えよう?? (制限時間5秒?) 早^^;



ち・ち・ち・ち・ち・ぴーん!!(なんのこっちゃ)



桜花: じゃ、千尋君! 回答をお願いします。
千尋: えーと・・・アニメのセル画のように、背景画像にキャラ画像を何枚か合成していくのが一般的だと思います。
    答えはNOだと思います。
桜花: ぴんぽん*2!!すばらしい〜。。。その通りです♪
    とはいえ、状況によっては、1枚絵を連続で高速描画した方がアニメぽくなる場合もありますから、
    臨機応変につかいわけるといいでしょう。
    特にオープニングやエンディングなどでは、様々なエフェクトを駆使しているゲームが多いですよね?
    (PGとしては、腕の見せ所じゃ)
    個人的には、ゲームそのものよりオープニングやエンディングを観る方が好きだったりしますが^^;(ほほほ)
    だめじゃん>桜花^^; (ADVマニーの鉄拳道より)



おーとっとと、脱線しそうなんで本題に戻ります。
では、キャラの合成について考えてみましょう。


一般的にセル画っていえば・・・

透明のセロハン上の紙?に背景のみの絵や人物絵や動物絵などが部品ごとに描いてあります。
(一度くらいは、みたことありますよね?)

セル画の使い方ですが、単独で使ってもそれなりに面白いのですが、
いくつか重ねて1枚の絵をつくると楽しさも倍増いたします。
(なにしろ絵の再利用ができますからね♪)
その組み合わせはまるでパズルに似ていて、組み合わせ次第で様々な絵ができることは周知かと思います。
(何をいっているのかわかりますか?)
実はこの発想が大切です!!
アドベンチャーゲームはもちろん、テレビゲームではこの技術が中核ではないかと思います。
なぜなら、この技術の応用次第で少ない絵で
たくさんのバリエーションの絵ができるからです。
(まさに、省エネ万歳!!ってとこでしょうか?)
特に、私のようなヘタレCGしか描けない者にはまさに朗報なのです。
なにしろ、少ない素材で効果的に演出しなきゃイカンですからね〜。

求む!!CG作家さん!!
アンド 音楽作家さんも!!

■ レイヤーについて

とここまで余談みたいな説明ではありましたが、画像をセル画のように重ねていくことの重要さはご理解できたと思います。
あっそそ、少し専門的ですが、画像を構成するセル画(CG)の単位をレイヤーと呼んでいます。
フォトショップやピクシアなどグラフィックツールをお使いの方には、レイヤーについてはなじみ深いと思いますが、
エムノベでも同様の意味になります。

エムノベで使うレイヤ一覧
背景レイヤ
キャラクタ1レイヤ
キャラクタ2レイヤ
キャラクタ・中略・
キャラクタ6レイヤ
キャラクタ7レイヤ
メッセージレイヤ
メニューレイヤ
テキストレイヤ

注意:
レイヤーの最下層は背景レイヤになります。
背景レイヤの上には、キャラクラレイヤが1層から7層まであります。
さらにその上に、メッセージ、メニュー、テキストの順でレイヤがあります。
レイヤは画像を重ねていく順番にも影響を与えます。
画面の手前側に表示させたい場合は、より手前側のレイヤにおく必要があります。


図で示すと、こんな感じ♪

背景レイヤ キャラクタ1レイヤ 表示画面


■ 人物素材について

サンプルソフト「千尋 Ver 0.03」では、私が描いたヘタレ絵ではなく^^;(ほっとき〜〜TT;)
マメダイフク様が作成した素材を使わせていただきました。
この場を借りて感謝の意を表明いたします。
本当にありがとうございました。

・マメダイフク様のページはこちら♪

http://web2.incl.ne.jp/hb91p1v0/


■ 編集後記

今夜はレイヤについて説明しました。
すこし余談が多くなってしまって、キャラクタの表示に関するスクリプトの説明までいけませんでした。
ゴメンなさい。
次夜こそは、キャラクタ表示に関するスクリプトついて、詳しく説明いたします♪
どうぞ楽しみに待っていてね♪
では、今宵はこのあたりで・・・しーゆ♪



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