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第 4 章 仕事 質点に非保存力fが働いている場合、運動方程式は mx'' = - dU/dx + f となる。ここで、第3章でエネルギー保存則を導いたようにdE/dtを求めると dE/dt= mv・dv/dt + dU(x)/dx・dx/dt dE/dt=v(mx'' + dU/dx) dE/dt=vf となる。さらに両辺をt1からt2まで積分すると ∫t1→t2(dE/dt) dt = ∫t1→t2vf dt ここでdx/dt=vより vdt = dxなので積分範囲を適当に直し、左辺を計算すると E(t2) - E(t1) = ∫x1→x2f dx となり、この式の左辺はt1からt2でのエネルギーの増加を表している。 この式の左右辺を仕事といい、エネルギーの増加量は、その質点に外力がした仕事に等しいということになる。
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