超暇人MSX

MSX1のパワーを見よ!

メガデモとは、自分のPC機種はこんなことが出来るんだとか、俺はこんなに腕があるぞと、イベントなどでデモって見せる事。または、その自称「すごいデモ」=メガデモ、それ自体のことです。元々は単にデモの容量が大きいという意味だったそうです。日本では90年代の前半にブームとなりました(よね?)。

こんなページを作っておいて言うのもアレですが、出来ればエミュや動画サイトで実際に動いているところを見て下さい。これらのデモの素晴らしさは静止画や文字ではとても伝えきれません。

MSXデモを沢山紹介しているmars2000you氏のYouTubeページ

しかも、増設メモリも強化チップもハードディスクもない素のMSX1で動くのですよ!!

ものすごいDEMO

bold MSX1 2009年 dvik&joyrex

2009年に欧州で行われたレトロPCイベントのメガデモコンテストで、アミガ等を抑えて優勝した作品。これが1984年に僅か数万円で買えた家庭用8ビットPCなの?という信じがたく素晴らしい各パフォーマンスの間に一切ディスクアクセスを挟まないテンポの良さも秀逸。 『bold』のYouTubeビデオ

boldタイトル

アニメしながら出てくる文字、カラフルに変化するタイトルの後ろでは星がちゃんとフェードしながら瞬く。この時点ですでに只者ではない

bold歯車

巨大な歯車?が回転する上部に作者ロール。強烈なインパクト!

bold4重スクロール

回転しながら跳ねるボールの後ろでは、右から左にレンガ壁、上から下に金網、下から上に十字星がスクロール。前景も入れて4重別方向ピクセルスクロール!

bold炎

炎のように渦巻く背景の前を各方向から横切る半透明の四角

boldダンス

残像付きで踊るシルエットから発するエネルギー??

boldハゲたお姉さん

最後はハゲたお姉さんの3Dモデル。

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MSX-UNLEASHED MSX1 2007年 dvik&joyrex

「メガデモはMSX2でないと」というMSX界の常識を打ち破り、MSX1の可能性をコミュニティに再認識させた作品。 『MSX-UNLEASHED』のYouTubeビデオ

ニューっと出る、天才Daniel Vik氏とVincent van Dum氏のチーム名付き画像

タイトルの回りを遠近感をつけて回転するカラフルなバー

いわゆるスクローラー注1だが並みのスクローラーではない。上下に揺れる大きな背景スクロール文字の前を、白い文字が波打ちながらスクロールする

交互に2種類の16色画像を表示して、眼の残像効果で105色画像に見せるという、名付けてテクニカラー(TECNICOLOR)。エミュではチラつきが・・・ 実機MSX1だと、もうちょっといい感じ

上下に揺れる背景の前を色を変化させながら回転し、弾んだり漂う様にスクロールする友人へのメッセージ? これもスクローラー

これは一体何だ、ぐるぐる回っている、落ちてる? ズームアップ、あっ奇麗なお姉さんの顔になった、と思ったら今度はツタみたいな? しかも、何も描けないはずの周辺下部にメッセージがスクロールする。これらが継ぎ目無く変化する、凄すぎる!!

終了。この後、跳ねながらエンドロール

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WAVES MSX1 2005年 Daniel Vik

画面だけだって、そんじょそこらのレベルじゃないですが、タイトルの示す通り、このメガデモのBGMはなんとPCMなのです。素のMSX1で外部ハードに頼らず延々とPCMのBGMを鳴らしつつ画面はアニメさせる! なんだろうこの人は(^^;)。 『WAVES』のYouTubeビデオ

WAVESタイトル

Daniel Vik の証、「DVIK」印。巨大文字スクローラー注1の後、デモ開始。

PCMでBGMだ!

おお、このBGMは普通じゃないぞ? もしや・・・そう、4ビットPCMだ! しかも画面はずっとアニメしてる! なぜこれがROMカセットに収まるんだぁ??

ラスタスクロールしてる

んん、アニメのキャラかな? アアッ、タイトルがスムーズにラスタスクロールしてる! て、天才のなせる業だな


注1.昔のPCはどれも横スクロールが苦手だったので、大きな何か(多くは見る人へ    のメッセージ)を描いて奇麗に横スクロールさせ、自分の腕を見せた。そのよう    なデモをスクローラーと呼ぶ

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このページは、1024×768画面に合わせて作りました。ちゃんと見えなかったらスミマセン