さて, -mオプションで作成した変換データは, 中間マクロを含んでいますので, マクロを展開しなければなりません。マクロの定義は``drh2tex.sty'' というスタイルファイルで行っていますので, ``\documentstyle''の オプションに``drh2tex''を指定して下さい。例えば, ``sample2.tex'' という``DRH2TEX.EXE''で変換されたファイルを取り込む場合は以下のように 行います(あくまで例です)。
\documentstyle[a4j,drh2tex]{jarticle} \begin{document} \unitlength0.001in \end{document}
\unitlengthの値が0.001inの時はそのままの大きさで出力します。 それより大きな値を設定すると大きく, 小さな値を設定すると小さく \unitlengthの値に比例して拡大縮小を行います。
\unitlength 0.001inは``drh2tex.sty''の中で定義していますので, そのまま の大きさで出力する場合は特に\unitlengthの設定は必要ありませ ん。
図:, , はそれぞれの
\unitlenght
の値に対応した図です。
\unitlengthは長さを現す変数ですので, 必ず単位を付けて下さい。 もし, 仮に``\unitlength 0.001''のように単位を付け忘れるとLaTeXは
というようなエラーメッセージを表示します。! Illegal unit of measure (pt inserted). <to be read again>