先ず, 環境変数 ``TEXINPUTS'' で指定されているディレクトリ
に regform.sty
をコピーして下さい。
本マクロを使用する場合には, LaTeXの \documentstyle
のオプション
に regform
を指定して下さい。例えば,
\documentstyle[regform]{jarticle}
といった感じに指定します。また, 自分専用のスタイルファイルを使
用している方はスタイルファイルの中から input しても構いません。
それでは, 実際にレジスタを描画するマクロの説明を致します。マクロの形式は 以下のようになります。
RegisterDraw[S]{幅}{高さ}{意味の羅列}ここでいう ``幅'' とは, レジスタを描画する場合の 1ビットの幅(長さ)を指定します。この時に単位を必ず指定して下さい。 ``高さ''も同様です。また, オプションで [S] を指定すると, 影付で描画する事が出来ます。 ``意味の羅列''とは, ビットフィールドの意味を記述したものが 羅列されているという意味ですが, ビットフィールドの意味は以下の マクロで記述します。
REG<開始ビット:終了ビット>{意味}``開始ビット''と ``終了ビット''の関係は 常に ``開始ビット'' の方が ``終了ビット''よりも 大きいか等しい状態でなくてはなりません。 ``意味''は 任意の文字列を指定出来ます。途中で改行したい場合は 改行したい位置に ``\\'' を記述して下さい。
文章だけの説明では解りにくいと思いますので, 例を示します。
と記述すると, 図のように描画します。\RegisterDraw{4mm}{8mm}{% \REG<31:31>{C\\E}% \REG<30:30>{0}% \REG<29:28>{DF}% \REG<27:16>{0}% \REG<15:8>{JQ7--JQ0}% \REG<7:7>{0}% \REG<6:2>{Fyf\\Dpef}% \REG<1:0>{0}% }
さらに ``[S]'' オプションを追加すると
\RegisterDraw[S]{4mm}{8mm}{% \REG<31:31>{C\\E}% \REG<30:30>{0}% \REG<29:28>{DF}% \REG<27:16>{0}% \REG<15:8>{JQ7--JQ0}% \REG<7:7>{0}% \REG<6:2>{Fyf\\Dpef}% \REG<1:0>{0}% }
図のように, 影を付加して描画します。尚, マクロ内
では改行する前に ``%
''(コメントマーク)を付加するように心掛けて下
さい。