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 ypslib.pgf 汎用プラグインについて

このプラグインは,種々の形式のスクリプトやイメージファイルをEMF(拡張メタファイル)又はWMF(ウィンドウズ標準メタファイル)に変換するプログラムを使用して,New YS-DrawKidにインポート又は貼り付けを実現するために使用します。

他形式のファイルからEMF又はWMFにコマンド引数を指定して変換できる任意のプログラムを指定しておくことができます。デフォルトではPostScript(*.ps, *eps)及びAdobe's Portable Document Format(*.pdf)をEMF又はWMFに変換するプログラムを指定できるようにセッティングされてます。PostScriptおよびPDFを変換するためには,”PSTOEDIT.EXE”を利用します。”PSTOEDIT.EXE”を利用するには,Aladdin GhostscriptおよびGSView
が予めインストールされていなければなりません。現在公開されているGSViewには”PSTOEDIT.EXE"及びそれに関連するファイルも含まれており,同時にインストールされます。

ダウンロードした”ypslib.pgf”は,New YS-DrawKidがインストールされているフォルダに格納して下さい。その後,「初期設定」->「一般の設定」のプラグインに関するダイアログで,”ypslib.pgf”を選択し,「設定」ボタンを押して,”ypslib.pgf”が呼び出すプログラム”PSTOEDIT.EXE”をフルパスで指定して下さい。引数は,”PSTOEDIT.EXE”のドキュメントを参考にしてください。

”ypslib.pgf”は他のファイル名でコピーを作成すれば,別の実行ファイルを指定して種々のファイル形式に対応したプラグインとして利用することができます。

変換用のプログラムが入手できない場合や,このプラグインを使用しない場合は,インストールしないか,プラグインに関する設定ダイアログで,このプラグインの使用をOFFにしておいた方が良いでしょう。

”PSTOEDIT.EXE”はサポートする全ての形式のファイルを適切なEMF/WMFに変換できるとは限りません。変換できなこともあるし,とんでもないイメージに変換されることもあります。最新のバージョンにアップデートしてみるのも良いかもしれません。また,”PSTOEDIT.EXE”はローカルのデータファイルしか扱えないみたいなので,ネットワーク上のファイルを指定するとエラーになります。

PostScriptのサンプルファイル

tiger_ps.lzh (30.8 KBytes)

このファイルが問題なく「ファイル」->「インポート」又は貼り付けできれば,設定はOKです。貼り付けた場合は,そのオブジェクトを「詳細編集可能なオブジェクトに変換」を実行して,グループ分解ができればOKです。