なんか今年最後になりそうな気もするが、いくつか書いてみる。
クリスマス直前スペシャルということで(嘘)、いつもより多めに書いてみる。 でもたぶん、あんまり DOS に関係ない話になると思う。
それにしても MSX な人たちは熱い。 これでエミュレータ上でも動くなら世界最多の環境で動作する18禁(をベースにした)ゲームになるのかもしれませんね。 そこで私はなんともなしに、それ自体が「えいえんの世界」に向かってネコまっしぐらに突き進んでいるといえなくもないOS、すなわち OS/2 などのことに思いを馳せ、Win95 版の ONE.EXE を ODIN の PE2LX にかけて OS/2 バイナリに変換、そして OS/2 上で実行。
まったく予想外なことに、例外も出ずに起動しやがりました。 おお。 想いというのは届くものなのか(たとえそれが、純粋というにはあまりに脂っぽいものだとしても)! しかし現実の痛みというのは不意に襲ってくるものです。 動くには動きましたが、すこし落ち着いて物事を判断してみましょう。
そんなわけでしばらく虚無の世界にたゆたっていたのですが、PE2LX のレポート表示や tdump なんかで exe のインポートリストを見ていると、どうやらスレッド関係の API はほとんど使っていないということに気づいたのでありました。 そこに一縷の望みをつなぎ、ちょっとパッチを当てて一部の API (ChangeDisplaySettings, EnumDisplaySettings) を当たり障りのなさそうな別の API に変更、しかるのち Win3.1(Win32s インストール済)上で起動。
今度は期待通りまともに動いた。 おお。 でも WIN-OS2 上では動かなかった。 生 Win も WIN-OS2 もインストールしてある Win32s は同じなのに。 何故だ。 当たり障りのないはずの API が当たったり障ったりしたのだろうか。 あとはもう腕力に訴える解法しか思いつかないので気が重いついでに荷が重い感じです。
ということで Win3.1 + Win32s(1.25 以上)で「ONE 〜輝く季節へ〜」を実行するためのパッチをとりあえず捨ててみます。 DOS にあんまり関係ない話ですが、まあ Win3.1 ってことで許してください。 ダスヴィダーニャ。 ナマステー。
one32s.zip (2k bytes)
ボーランド(インプライズだってば)の Open Architecture Handbook のプログラムが、かの有名な Wotsit の The Programmer's File Format Collection で落とせる。
思い出したので書いてみた。
てゆうか書くの忘れてました。
キーワード "borland" で検索して、それっぽいのを落としてみましょう。
マカフィー(というか NAI)のウイルスパターンが更新されていない……今年はもうないのかしら。 それとも切り捨てられたのかしら。 うーん。
ということで、LAME の OS/2、DOS 兼用バイナリの置いてあるページ:
(Not) LAME for OS/2 and DOS (http://www.netvigator.com.tw/~notlame/)
hobbes から落とす方がたぶん速いけど、必要な DOS エクステンダ (EMX とか RSX とか)も落とせるので。
そういえば hobbes にある LAME の OS/2 用バイナリって DOS でも動くんですね。 というか、Windows95 の DOS プロンプトで RSX 使って動かしたらとりあえず動いた。 LAME は音質もどんどん良くなってるし(モノによっては F-IIS のコーデックより聴きやすい)エンコードもそんなに遅くはない。 個人的にはデフォルトのエンコーダにしちゃってもいい感じ(速度で言ったら午後のこ〜だが比類ないですが。いつかベースにしている LAME のバージョンが上がることを祈りつつ…)。 RSX のデフォルトスタック量はたしか 64K バイトとかそんなもんだったような気がするので、rsxopt を使うか RSX を明示的に呼び出すかしてスタック量を増やしておくのがいいと思う、たぶん。 一例:
rsx -Rzs1024 lame.exe ほげほげ...
どうでもいいけど、なんかほんとにこのページ、mp3 のどーでもいい部類の情報ばっかりになりつつあるような。
忘れた頃に更新。 わーい(意味不明)。
午後のこ〜だの 2.22c を DJGPP 2.02 で作ってみる。 makefile.unx をだいたいそのまま使う。 gogo を gogo.exe に変更、NASM は COFF 出力。
ASFLAGS=-f coff -DAOUT -D__unix__ $(E3DN)できました。
そういえば NAI のサイトにあるウイルスパターンファイルが9月分になってました。 ファイルの日付が9月15日とかだからもうぜんぜんチェック入れてないのがバレバレです。 だいたい月半ばに更新されるようですね。
新午後のこ〜だのバイナリ配布が一時停止だそうです。 詳細は各自でご確認ください。 GPL と Non-GPL の狭間に横たわる曖昧で深遠な問題というやつなのでしょうか。 うう。
そういえば思い出したんで…む、また同じ書き出し。 まあいいや。 DOS のファンクションについて書かれたテキストで、かなり早い時期からオンライン上に出回っていたのが88VAテクニカルマニュアル(VAクラブ版)です。 DOS というか正確には「PC−Engineファイルシステム」(例のゲーム機とは無関係)ですが、とにかく DOS 2.1 相当の INT 21h ファンクションコールが説明されています。 そういえば 88VA って 16bit だったんだよなあ、今でも Bit-Inn で 2TD のメディアは買えるのかなあ、などとひとしきり追憶に走ってみたりしました。
思わず回想モードに入ってしまいましたが、もちろん使ってる人は今でも使ってるわけで。 てゆうかこんなこと思い出したのも Psyche (転載可能になったそうです)→ TEEN → PC88 → 88VA という流れで、ええ。
そういえば思い出したんで Interesting DOS Programs を見てみたら DAMP も Mpxplay もバージョンアップしてますね。
Light Assembler でおなじみの多摩ソフトウェアが、Light C というCコンパイラを発売したもようです。 体験版もあるようです。
……で、DAMP V0.84 をとりあえず落としてみた。 readme.txt の "Licence" の項にこんな記述があった。
YOU MAY NOT USE THIS SOFTWARE if you are a racist.racist は人種差別主義者(民族主義者?)、paedophile (pedophile) は幼児性愛者ってことなんでしょうか。 つまり差別野郎とロリコン野郎は使うなってことみたいです。 なるへそ。 あなたは DAMP を使えますカ?
YOU MAY NOT USE THIS SOFTWARE if you are a paedophile.
新午後のこ〜だのうんずOS版が(あと Win32 コンソール版も)公開されてました。 やったー。 このまま忘れっぱなしかと思いましたが。 しかしいまどき生 DOS で使えるエンコーダって、冗談抜きでこれしかないのではないでしょうか。 いや、リコンパイルとかバイナリコンバートとかは別にして(L3ENC については黙殺。あ、あと Mpxplay にもエンコード機能がついてるらしいという噂がありますが未確認。シェアウェアだし)。 そういう意味ではうんず者の皆様にひそやかなエールを送ってみたい今日このごろです。 ぜんぜん関係ないけど友人宅にある白うんず(たしか MX だったと思う)はもう FDD ドライブがほとんどイカレポンチになっていたのを思い出したりしました。 「縦置きしてるとフロッピーが読めない」というけれど、あの部屋のあの配置でどうやって横置きするんだろう。
Caldera Thin Clients のトップページに行くと「Lineo のほうに行ってね」的な画面だった。 ああ、そういえばそんなことを前にどっかで聞いたような気がする。 でもさあ、Lineo のページってあんまり DOS にやさしくないような気がするんですが。 だってさあ、JavaScript 使えないブラウザだと事実上閲覧不能だぜ。 WebSpyder って JavaScript 使えたっけ? DOS 上で動くブラウザで JavaScript 使えるのなんて WebBoy ぐらいしか思いつかないんですが。
ついでに言うと Online Documentation 関係は Lineo 側にはないみたい。 いや、ないことはないけど FTP に押し込められている気配。 (ここにはなんかいろいろ面白いものも入っているようですが) まだ caderathin.com 側にはあるらしいが、この先どの程度保持されるかおおいに不安。 いるだけローカルにダウンロードしてしまいたい気持ちデス。
どっちも落としただけ。 まだぜんぜん試してません。 うふ。
BladeEnc のソースを OS/2(てゆうか emx)用の pgcc でコンパイル、DOS/OS2 バイモーダルのバイナリなど作ってみた。 8hz-mp3 と同程度の速度。 あう。 しかもさっきページを確認したら「バグがあるざんす」という趣旨の書き込みがあったのでした。 あううう。
やはり午後のこ〜だしかないのかも。 ちなみに EXE386 を使えばうんずOS版が AT とかの DOS でも動きます。
やはり言い出しっぺの法則というやつはあるのでしょうか、ということで自分でこさえてみましたとさ。 どうですかね。
せっかくだから、俺は DOS の MP3 プレーヤーを選ぶぜ。
……嘘だってば。
なんか Hedgehog Software とかいうところが DOS 用の MP3 プレイヤーを出したらしいです(てゆうか裏ニュースに載ってたのでとりあえず落としといたけどぜんぜん試してなかったでした)。 ちなみにフリーです。 Win95 の DOS 窓で動かしてみましたが、とりあえず鳴りました。 バックグラウンドに持っていっても途切れないので(すくなくともウチの環境では) mpxplay より実用的です。 もっとも手持ちの PAS なんぞには対応していないので SB 互換部分を使った8ビットの音しか聴けません。 たぶん SB16 互換のカードならちゃんと再生できるでしょう。
こいつは普通に起動すると dosamp 的にシンプルなコンソールモードで再生しますが、-g オプションをつけてグラフィックモードで起動するとなかなか愉快なことになります。 とりあえずスクリーンショットをごらんください。 あからさまに Windows のツールバーとか入ってますが、トリミングするのが面倒なので男らしくそのまま上げてしまうのでした。 てゆうかズボラです。
静止画だといまいち雰囲気が伝わらないですが、こんなの(他にもいろいろあるけど)が音の強弱にあわせてうごめきます。 なんかメガデモのお余りのコードでやっつけたみたいなエフェクトですが、ぼーっと見てる分には悪くないです。
Win95 上で動かしててタスク切り替えたりすると時々止まっちゃう(Esc キーで抜けられてるので完全なハングアップではない)とか、プレイリストファイルを使ったときのデフォルトディレクトリが m3u ファイルのあるとこじゃなくてカレントディレクトリになってるだとか、拡張子が .WAV だと再生してくれない(.MP3 にリネームすれば聴ける)とか細かい難癖はつけられますが、なかなか独特なプレイヤーであることは確かです。
スキモノ画面が気になった人はおためしあれ。
Y2K ときたら次はウイルスチェックですかね(ほんとか)。 なんか最近はみんな Windows 用とかだったりするので評価版をダウンロードするのも大ごとです。 ということで McAfee というか Network Associates, Inc. (NAI) の ViruScan には確か DOS 用があったよなーとか思ったので探しにいったら見当たらねえ。 うわー。
とか思ったら simtel のほうにあった。 ということで IIJ ミラーの virus ディレクトリから spm-322e.zip というそれっぽいのを取ってくる。 1メガバイト弱。 Windows 版に比べりゃかわいいもんです。 あとはこいつ用の新しめのパターンファイルを、NAI の FTP サイトから取ってくる。 dat ファイルだけ持ってくればいいので dat-3205.zip のほうを落とす(Web サイトからだとこれは選択できなかったかも)。 680k バイト程度。
念のため Win95 をいったん終了して、シングル MS-DOS モードで再起動。 適当に virus とかいうディレクトリをつくってそこに spm-22.zip と dat-3205.zip の内容をぜんぶ展開。 「SMARTDRV を入れとかないと遅いぜ」とかドキュメントに書いてあったような気がするのでそのようにしてから実行。 とりあえずウイルスは見つかりませんでした。 めでたしめでたし(ほんとか)。
ちなみに試用期間は30日です。 でも結局、ダウンロード時間より短かったデス。 まあ命あっての物だねですね。
西暦2000年が近づいています。 あなたのマシンの Y2K は大丈夫ですか。
などといきなり偽善的な口調で言い出したりするのもなんですが、とりあえず IBM の IBM PC 2000年問題 BIOS検査ツールをダウンロードして確認してみましょう。 フォーマット済の 1.44M ディスケットが1枚必要です。 その中に検査ツールを作成するからです。 マシンの BIOS が 2000 年問題に対応していない場合は検査終了時に日付を自分で元にもどす必要があります。
しかしこの検査ツール、本体の EXE はなんか 8.5K バイトぐらいしかないんですよね。 あとは IBMBIO.COM とか IBMDOS.COM とか $FONT.SYS とか $DISP.SYS とか日本語フォントファイル(これが一番でかい)だったりします。 これで COMMAND.COM とかまで入ってたらタダ DOS になりかねないところです(笑)。 思わず読めもしないのに台湾版とかもダウンロードしてしまいましたが、へー、台湾も $FONT.SYS と $DISP.SYS なんですか。 さすがにフォントファイルがでかいですね。 じゃあ中国(Simplified Chinese)版は……? FONT.EXE に DISP.EXE? 常駐プログラムだよ、おい。 しかも何故だか COMMAND.COM もある! なるほど、DOS のローカリゼーションにもいろいろとお国の事情があるのですねー。 勉強になるなあ。 あとはハングル版がどうだか知りたいところですが IBM のダウンロードサイトには用意されてないようです。
そういえば…じゃねえや、とりあえず emx 関係をセットアップして 8hz-mp3 をコンパイルしてみた。 動いた。 やったー!
でも Win32 版より遅い。 だいたい7〜8パーセントぐらいエンコード時間多め。 じゃあ pgcc でコンパイル、とか思ったら emx 用の pgcc は DOS 上で実行できませんでした。 ギニャー! むー、素直に DJGPP でやった方がいいのかも……。
そういえば BladeEnc の OS/2 版は emx でコンパイルされてるんでした。 (OS/2 版の存在さえ)忘れてた。 早速 DOS で実行ナリ。 みごとに玉砕。 コアを吐いてくれました。 切ないぜ。
そういえば前に、Windows95 の DOS プロンプト上で Mpxplay のスクリーンショットを撮ってたのであげてみます。 でもシェアウェアだしなあ(まだ言う)。 ついでだから OpenCubicPlayer の画面も。
ということでいきなり開始。
前に OS/2 でなんかやったような気もするが気のせいだ。
うそですやってました。
というか今現在、諸般の事情で OS/2 はインストールされていないので仕方ありません。
それはさておき、スキモノツワモノの OS/2 ユーザの皆様におかれましては 8hz-mp3 の新版をぜひ emx でコンパイルして、そのバイナリをどこかに置いて頂きたくあります。
欲しいなあ。
たぶん DOS でも使えると思うので。
てゆうかこのページを見ている OS/2 ユーザが何人いるのでしょうか。
うーん、しかし Mpxplay がいつのまにかシェアウェアになっていたとは気づかなかった。
(念のため説明しますと、mpxplay は DOS 用の mp3 プレイヤーです。
xtc-player とか OpenCubicPlayer と違って mod 系は聴けません)
すくなくとも 1.37 のドキュメントにはそれらしいことが全然書いてなかった。
いま見直したら 1.39 にはもう書いてあった。
迂闊。