Zaurus FAQ (Q&A)

最終更新: 2005/08/28 15:27
ページ開設以来、メールや BBS で Zaurus ユーザーから多数の質問を頂きました。 各回答をわかる範囲で簡単ながらまとめてみました。 ただし、回答は記載している日付の時点での内容なので、 その後状況が変わっていることがあります。


MIザウルス


◎MI-P10 では 48M 以上の CF が使えないみたいですが、本当でしょうか。 (2000/12/03)

SHARP の web の CF(コンパクトフラッシュカード) 動作確認表には確かに P10 の項目に 48M を越える容量の動作確認情報が載っていません。 ですが、この「-」というマーク動作確認をしていないという意味であって、 決して動かないという意味のものではありません。

Zaurus は機種も多く、また同様に CF も各社様々な製品が出ています。 それぞれ全部の組み合わせを動作確認することが難しくなっているだけだと 思われます。特に比較的新しい機種である MI-P10 の場合は、 掲載が遅れているのでしょう。 もともと Zaurus は機種間でかなり互換性がありますので、各 CF メーカーのチェックも代表的な Zaurus でしか行っていないようです。

MI-P10 の場合は、MI-C1 とほとんど同じ構造なので、C1 で動作するなら P10 で 問題ないと思って構わないでしょう。 ちなみに筆者は、この動作確認リストを最初から見ずに、 MI-P10 に SanDisk の 96M CF や、I/O DATA の 64M CF を使用していました。 現在まで問題なく使えています。


◎CFに html を転送して、ザウルスでメモ代わりに使いたいが、それは可能か? (2000/11/28)

(1)標準的な手段
標準機能だけで行うならば、次の手段を使う必要があります。 ソフトウエアについての詳細は SHARP に問い合わせてください。
  1. サーバー上に転送し、インターネット接続を行ってから ページ取り込み機能を使う。
  2. SHARP製の転送ソフト(リンクソフト)を使ってwebページデータを インターネットライブラリに転送する。

(2)ローカルファイルブラウジング
裏技として、Zaurus 本体内蔵ブラウザから直接カード上の html ファイルを参 照することができます(ローカルファイルブラウジング)。特殊な URL を用いる ようですが、この方法は試したことがないので詳しくは知りません。Zaurus 系 のユーザー web ページの tips のあたりに載っているかと思いますので、お手 数ですがご自分で探してくださるようお願い申し上げます。

(3)ユーザー製のブラウザを使う
KDMさん が作られた html ブラウザ ZaZilla があります。ただし、表示はテキストのみであり、 他にも制約が存在するかもしれません。 sharp の開発サポートページ に、 ユーザー製 MORE ソフトの一覧がありますので、何か探す場合はそちらを使用す ると便利でしょう。

◎igeti MI-P2-B を使っていますが、長い文章の入力が非常に大変です。 igeti にパームの折畳式キーボードを接続できるように開発した人がいたら 教えてください (2000/11/27)

igeti MI-P1、MI-P2、MI-J1 には、外部キーボード端子がついていませんので、 そもそも物理的に外付けのキーボードを接続することができません。 同じ igeti でも、MI-P10 には外部キーボード端子がついているので、 外部キーボードを使用することが出来ます。 どうしても外部キーボードを使いたいというのでしたら、 MI-P10 や MI-C1 等、他の機種への乗り換えが必要だと思われます。 なお、外部キーボードに関する情報は以下のページをご覧下さい。


◎MI-C1 に NTT DoCoMo の PHS カード P-in Comp@ct は使えますか? (2000/10/15)

CFスロットには、PCカードの規格同様 カードの厚さによって TypeI と TypeII の2種類があります。 TypeI が約3mm で、TypeII が 5mm になります。 P-in Comp@ct は CF TypeII ですが、 MI-C1/P10/P1/P2/J1/310/110/106 等のカードスロットは CF TypeI 規格の ものであり、物理的に厚さが異なるので入りません。 もしカードが入ったとしても、 ソフトウエアが対応していない場合は 認識せずに使えない可能性がありますのでご注意下さい。


◎ZPDVIEW の機能に要望があるのですが (2000/10/15)

ZPDVIEW はフリーソフトウエアで、 SZABプロジェクト一式(ソースリスト) をすべて公開しています。 普段実際に使用されている方がそれぞれ 機能の拡張や改良などを加え、少しずつ育てていくことで より良いツールへと発展すると思われます。


◎CF をより大容量のものに買い換えました。データを移行するにはどうしたらいいんでしょうか (2000/10/15)

Zaurus の CF (コンパクトフラッシュ) カードは、 パソコンでそのまま認識することが出来ます。 ノートPC等のPCカードスロットや、カードリーダーライターがあって CF をそのまま読み書きできる環境があるならば、 __ZAURUS フォルダの内容をそのままコピーするだけでパソコンに カードデータの全バックアップをとることが出来ます。

同様に、バックアップした内容を新しいカードにそのまま __ZAURUS フォルダ毎 書き込めば、簡単に CF 間のデータ移行を行うことが出来ます。


◎Zaurus で大容量 CF (コンパクトフラッシュ) は使えますか? (2000/10/15)

サードパーティ製周辺機器の動作確認は、SHARP ではなくそれぞれの 周辺機器メーカーに問い合わせるべきです。 例えば CF のメーカーのページには、 機種毎の動作確認リストがありますので参考にしてください。 ちなみに Zaurus のページでは こちら にメーカー毎の動作確認ページのリンク集を作ってあります。 下の質問も参考にしてください。


◎どの CF (コンパクトフラッシュ) を買えばいいんでしょうか。 SHARP純正でも使えますか? (2000/01/30)

SHARP 純正以外の CF でも問題無く使えます。 もちろん、大容量の CF だって使えます。(筆者は 96M の CF を使っています) まず、そのCFを販売しているメーカーの Webページにアクセスして、 製品情報を探してみてください。 おそらく、対応している機種(メーカーで動作を確認した機種)の一覧が 掲載されているはずです。 ほとんどの場合 Zaurus の情報も載ってますので、確認してみてください。 もしくは、ショップで購入するとき店員に尋ねてみるといいでしょう。 メーカーに問い合わせて確認してくれるはずです。


◎展開したあとのMOREソフトをカードに移すにはどうしたらいいんでしょうか (2000/01/30)

動作保証範囲外です。必ず自己責任にて行ってください。 各アプリケーションは、ファイル名先頭の4文字が決められています。 dash を起動し

% cp F0:XXXX*.* F1:

のように実行します。F0: は本体メモリのドライブ名で、F1: はカードに相当します。 dash はワイルドカードでファイル操作を行うことがdけいます。 (詳細は dash のマニュアルを読んでください)

XXXX の部分はファイル名先頭の4文字であり、 アプリケーションによって異なります。 操作を間違えて大切なファイルを消してしまうと、データを失う可能性があるので 注意してください。 DOS や UNIX などのシェルコマンドの知識が無い方は使用を控えた方が無難です。


◎CFデータがおかしいのですが (2000/01/30)

MI-C1で発生しているいくつかの問題は、どうやらCF(コンパクトフラッシュカード) の相性に原因があるようです。 CFによっては、Zaurus で使用した場合、一見きちんと使えているように見えて たまに書きこみで失敗するものがあるようです。 この問題は従来の MI Zaurus でも起こりますが、 MI-C1 の場合表面化しやすいようです。

筆者は 2枚の CF カードを所有しています。1枚は全くトラブルがありません。 もう一枚はたまに書き込みなどおかしい場合があり、 Windows マシンで Scandisk (スタートメニュー⇒プログラム⇒アクセサリ⇒ システムツール⇒スキャンディスク) をかけるとチェックに引っかかることがあります。 同じメーカーの製品でも、大丈夫な場合とそうでない場合があるようなので、 CFカードに個体差があるのかもしれません。 おかしいと思ったら、へたにいじらず Windows 上で Scandisk によるチェックを 行ってみてください。


◎PDIC形式の辞書データをメールで送ってください (2000/01/30)

私の方ではプログラム開発のみで、辞書配布までは行う余裕がありません。 (巨大な辞書ファイルを置くだけのHP容量も足りません) TTVブックリーダーに対する書籍データのように、 代りに辞書データの変換配布を行うなど、 ユーザー側で自ら行動を起こしてくれることを期待します。


◎SZABサポートページにあるテキストエディタでPCから転送した ファイルが編集できません (2000/12/22)

SZABサポートページで公開されているテキストエディタは TABコード(0x09 CTRL-I)が含まれているファイルを読みこもうとすると、 バイナリとみなされてしまい開くことができません。 mabEditorか え で 等、ほかのエディタを使ってみてください。


◎X68K と Zaurus の接続方法について (2000/01/30)

上野雅博 さんの掲示板書きこみより
----
X68K側にSCSIのCFカードリーダーを接続して、 CFで直接データをやりとりするすれば Zaurus とのデータ交換が可能です。 この方法だとシリアル転送に比べて転送速度も高速です。


◎MiniTELNETがうまく動きません。何が悪いんですか? (2000/01/23(2000/02/05修正))

MiniTELNETの設定は、SZABサポートページからダウンロードできる FTP と共通の物です。 詳しくはこちらの PPP接続設定ファイルの書き方 をご覧下さい。


◎MI-310 と X68K をつないでますが、Zlinkやzau.win が使えません。 (2000/01/19)

X68K で作成した一連の ZAURUS 用ツールは、どれも PI ZAURUS 用のものであって MI Zaurus で使うことはできません。MI Zaurus のシリアル速度は 115Kbps であり、 スペック的にあらゆる面で X68K を上回っています。残念ながら X68K でのご使用 はあきらめた方がいいと思います。


◎MOREソフトがハングアップします (1999/12/23)

あまり説明されていない MORE ソフトの常識


◎ZPDVIEWの辞書データを転送しようとしましたが途中でエラーになります (1999/11/26)

「ザウルスパワーコネクション」を使って数メガのファイルを 転送しようとすると、条件次第かもしれませんが 途中で通信エラーが出ることがあるようです。

SHARP配布のMOREソフトの中には数メガのサイズのものもありますが、 MOREソフト付属の転送ツールを使った場合は正常に転送できるため、 ザウルスパワーコネクションの問題かもしれません。

SZAB サポートページで手に入る 「カラーザウルスダウンローダ」を使えば、 大きなデータでもエラー無しに転送することができます。 以下 「カラーザウルスダウンローダ」についてよせられた質問への回答です。


◎MI-110Mのブラウザではフレームページを切り替え式で見れるそうですが、切り替えってどうやるんですか? (1999/11/26)

フレームのページを表示すると、画面右上の方に四角いページマップが 表示されます。 この中の任意の領域(表示したいフレーム)にタッチすると 表示が切り替わります。

多分マニュアルでも説明してあると思うので、 よくわからない場合はマニュアルの該当個所を探してみてください。


◎Zaurus用MOREソフトを作るには? (1999/10/08)

C言語で開発します。これには SZAB という MORE ソフト専用開発ツールを使います。 SZAB は SZABサポートページ で一般販売していますが、 体験版を無料でダウンロードできるので、まずはそれを手に入れましょう。 特に機能制限はなく、使用期限過ぎても新たに体験版をダウンロードすれば 継続使用可能です。

その他に、ル・クローン という SZAB とは違った開発ツールもあります。 こちらもすぐにダウンロードして使えます。(カンパウエア)


◎ZaurusのブラウザでJAVAは使えますか? (1999/10/04 (2000/12/22修正))

使えません。 そのほかの機能では
フレーム ほとんどの機種で使えます。 DRAM 2M のザウルスではレイアウト表示ではなく切り替え式になります。 DRAM 8M のザウルス(EX1/C1)ではきちんとレイアウト表示になります。 (MI-10 は DRAM が 2M 未満なのでフレーム未対応となります)
JavaScript MI-E1 で対応しました。それ以前の機種では使えません。
JAVA ブラウザからは使えません。
BASIC認証 パスワード付きページへのアクセスに対応しています。
フォーム 対応しています。 (ただし機種により文字列長制限があります)
テーブル もちろん使えます。
SSL 機種依存で、比較的新しい機種では対応しています。 (機種によっては 40bitのみ) 筆者所有の Zaurus では、ZaurusPocket MI-110M 未対応、 igeti MI-P2, C1, P10, E1 対応、となっています。
cookie SSL 同様機種依存で、新しい機種では対応しています。 筆者所有の Zaurus では、ZaurusPocket MI-110M 未対応、 igeti MI-P2, C1, P10, E1 対応、となっています。


◎電話をつないでないときにはブックマーク編集はできないのでしょうか? (1999/10/04)

オフライン状態でも、 オートサーフィン画面でブックマークの編集ができます。


◎こんなMOREソフトありますか? ( 2000/10/05)

関数電卓 あります 説明はこちらから
テキストエディタ SZAB サポートページ の 便利なツールコレクション に 汎用のテキストエディタ MORE ソフトが掲載されています。

こちら「mabEditor」 に、mabさん作のテキストエディタがあります。

こちら「どこでもHTML」 に、mabさん作の html エディタがあります。

TAB文字対応で 大きなテキストファイルでも編集できる こちら「か え で」 もあります。

ftp サンプルMOREソフトとして SZAB サポートページ に掲載されています。

うーぴー鈴木 さんの作られた geocities対応版 FTP がこちらにあります。

telnet MI-500/600/100/300系には本体内蔵機能としてついています。 (MI-10は未確認) それ以外の機種には搭載されていませんが、 簡易版ながら MORE ソフト版 telnet も こちらにあります。
irc こちらに おぜ さんの作った IRC クライアント ざうちゃっ があります。
news(NNTP) telnet で代用できるかもしれませんが未確認です。
Zaurus本体で開発できるツール Squeak/Zaurus という Smalltalk の言語環境があります。 独自のウィンドウシステムを持った環境一体型の言語で、 かなりすごいしろものです。

Squeakと並べて書くのはあまりに気がひけますが、 ここ にある dash でも、一応 UNIX風のシェルスクリプトとして 簡単なプログラムを書くことが出来ます。

MOREソフトを探すには、まず SZABサポートページ の 「投稿MOREソフト」「MOREソフトサンプル」「便利なツールコレクション」 へのアクセスをお勧めします。 その他 市販アプリケーションソフト、SHARP配布の無料ソフト、 Zaurus本体のアップデートソフト については、 SharpSpaceTown から入手できます。 他にもあるので ここ の MORE ソフトリンク集も参考にしてください。


◎Zaurus のブラウザで掲示板に書きこみ出来ますか? (1999/10/03)

できます。 フォームタグへのテキストは Zaurus でも可能です。 一度に入力できる文字数は機種によって制限が異なっているそうです。 GET メソッド使用時の URL の最大文字列長制限に引っかかるのかもしれません。


◎Zaurus でノキアの携帯電話のような赤外線モデムは使えますか? (1999/10/03)

機種依存ですができます。 ちなみに MI Zaurus の赤外線モデムサポートそのものは かなり早い時期に行われており、 IrDA公衆電話登場に合わせて MI-600シリーズ以降で対応が行われました。


◎POP認証付きプロバイダでメールが使えますか? (1999/10/23)

POP認証付きのSMTPを使用するプロバイダが増えています。 メールは、受け取るときと送り出すときのプロトコルが 歴史的背景により異なっています。 もともと 受け取るとき(POP3)は専用のログインアカウントとパスワードが必要ですが、 送り出すとき(SMTP)には特にパスワードや専用のアカウントは 設けられていないのが普通です。 SMTPは時として匿名のSPAMメールで使われてしまう 可能性があります。 POP認証付きSMTPとは 「メール送信前にPOP3接続を行うことでSMTPのユーザー認証の代りにする」 ことです。

最近のZaurusではこの機能に最初から対応しており、igetiでは メールのトップ画面で「メニュー」「条件設定(Internet)」に 設定項目があります。

MI-500/600/100シリーズ、MI-310/MT-200では、POP認証に対応させるための MOREソフト ( こちらから入手できます) が必要になります。


◎Zaurus で使っている CFカード は PC でも使えるのでしょうか (1999/05/03)

使えます。 Zaurus は CF カードを基本的に PC と同じ FAT フォーマットで使用します。 そのため、PC (Windows98等) でそのままカードをアクセスすることが できます。 CF カードを経由した Zaurus とのデータのやり取りも可能です。

ただし、Zaurus のデータファイルはすべて専用のデータベース形式 で管理されているので、PC で Zaurus のデータをそのまま読めるわけでは ありません。

カードを使った PC と Zaurus のデータ交換ソフトとして、 扱えるデータに制限はありますが Zaurus PC Exchange という SHARP 製の MORE ソフト も あります。


◎CFカードの画像はそのまま参照できないのでしょうか (1999/05/03)

デジタルカメラでとった写真など、 CF カードに記録された画像を Zaurus で読むには L.Force さんの作られた LfPhotoMgr という MORE ソフトを使います。


◎MI-310 用専用ケーブルは MI-100 シリーズに使えるか? (1999/01/09)

MI-310 用(及びそれ以降の機種用)の 携帯電話/PHS 接続ケーブルは、 従来の MI シリーズ用携帯電話/PHS 接続アダプタ にくらべて非常に安価です。
携帯PHS
MI-310専用CE-DT1 4500円CE-PT1 4500円
MI-100系CE-DA5 20000円CE-PA2 15000円
ほかCE-DA3〜DA5/td>CE-PA1〜PA3
型番の違いからもわかるように、 MI-310 用はただのケーブルであり、 他機種用はケーブル+アダプタです。 値段が高い分、 型番が DA や PA のものにはコネクタ部分に制御チップがのっています。

MI-310 は、その制御部分の機能が本体に内蔵されている (WindowsCE が PHS 機能を内蔵したように本体 CPU で処理をする) ので、アダプタ部分が不要なのです。

よって、MI-310 のケーブルは MI-100 など従来の機種には使用することができません。

逆に従来のアダプタケーブルを MI-310 で使用することは可能です。


◎関数電卓のMOREソフトがどこにあるか教えてください (1999/10/02)

こちら の SZAB サポートページ に、サンプルとして関数電卓の MORE ソフトが掲載されています。 サンプルですが機能は十分使えます。

このページにも関数演算可能な ちょっと電卓 があります。

L.Force's さん作の MORE ソフトとして、HEX機能つきの電卓 があります。


◎MI Zaurus でパルディオネットサーフィンは使えますか? (1998/06/07)

使えます。詳しい解説はこちら を参照してください。 ただし、記事を執筆した時点ではまだ NTT DOCOMO になっていなかったので、 パルディオのキャリアは NTT Personal という表記&説明になってます。ご了承下さい。


◎MI Zaurus に NTT DOCOMO 以外の PHS をつなぐことはできるのでしょうか (1999/05/03)

使用できる端末やカードなどに制限がありますが可能です。

PHS アダプタの場合、SHARP の公認の端末としては こちら から、各機種毎に周辺機器の使用可能機種情報があり、 その中に PHS の接続推奨機種一覧があります。

なお、DDI Pocket と NTT DOCOMO/ASTEL では PHS 側のコネクタの形状が違います。 そのため、NTT/ASTEL 用と DDIP 用のケーブルは共有できません。 それぞれ専用のケーブルが必要なので注意してください。


◎パソコンと赤外線通信ができません (1998/06/07)

個人設定に問題があるケースと、パソコン側のドライバの問題の2種類が 考えられます。

パソコンの問題

  • 赤外線通信には、IrDA と ASK の二種類の方式があります。 PI系ザウルスは ASK 方式のみの対応となっています。 ASK に対応していないノートパソコンや赤外線通信アダプタでとは 通信することができません。

    MI系ザウルス(PowerZaurus)では、 ASK/IrDA 両方式に対応しています。

  • ノートパソコンによっては、 Microsoft 赤外線ドライバを 自分でインストールしなければならないものがあります。 このドライバは Microsoft のページからダウンロードできます。
    • [無償ダウンロード]
    • [Microsoft(R)Windows(R)95最新モジュール]
    • [追加コンポーネント]
    • [赤外線通信ドライババージョン2.0]
    とたどってください。

  • 新しいノートパソコンでは、IrDA1.1 対応など改良が行われており、 赤外線のコントローラが変更されているものがあります。 その場合、Microsoftの赤外線ドライバが対応していない ことがあります。

    たとえば Toshiba の Libretto は 20〜70 では ASK/IrDA1.0 対応で Zaurus とのリンクができていましたが、 Libretto100 は IrDA1.1 で、かつ標準状態では Zaurus とのリンクができませんでした。 しかしながらメーカーから 対応ドライバ が配布されており、 これを組み込むことで Zaurus とのリンクもできるようになります。 (Lib100以外にTECRA/Satellite等の機種でも同様)

設定側の問題

  • ノートパソコンによって、IrDA に対応する COM ポートの番号が 異なっていることがあります。(COM4 や COM5 など) パソコンにあわせて変更してみてください。

  • MI Zaurus の赤外線通信は ASK方式と IrDA方式の 2種類が存在します。 SHARP 製以外のパソコンや PDA 製品では、IrDA しか使えないことが多いので Zaurus の設定は IrDA にしてみてください。

  • 通信時は間に障害物が無いようできるだけ近くに配置するように してみて下さい。

赤外線通信トラブルに関する関連情報

筆者は、SHARP Mebius PC-W100 + Windows95 で ザウルスパワーコネクションを使った Zaurus とのリンク動作を確認しています。


◎MI Zaurus のメールサーバーの設定方法が分かりません (1998/02/08)

Zaurusのインターネットメール設定には サーバーの欄が一つしかありません。 POP3サーバーとSMTPサーバーを別々に設定する場合は、 ログインアカウントの欄に「USER-name@POP-server-name」 と設定し、メールサーバーの欄に SMTP サーバーを記入します。


◎MOREソフトはどこで手に入るのでしょうか (1998/09/12)

こちら に MOREソフトリンク集を作りましたので、参照してみてください。


◎PowerZaurus/ZaurusPocket で、MOREソフトをカードに転送するには (1998/03/14)

転送ツールを使って PC から転送する場合は、 転送時に本体メモリかカードかを選択することができます。

インターネット上からダウンロードする場合は、予め [メニュー]→[保存]→[カード]を実行してから ダウンロードを行うと、MOREソフトもカードに保存されます。 ちょっと謎な仕様ですが、 SHARP のページ にもこの方法が載ってますので、 正式な手段のようです。


◎シンクロがうまくいきません (1998/02/08)

この手の問題は個人環境に大きく依存するため、 それぞれのパソコン環境や設定など、原因を把握するためには 大量の情報をやり取りしなければなりません。 メーカーのユーザーサポートを利用されることをお勧めします。 ZaurusPocketの場合、付属ソフトのユーザー登録によって ユーザーサポートが受けられるようになるはずですので、 マニュアル参照の上利用してみてください。


◎Macintosh でも使えるのでしょうか (1998/03/04)

ZaurusPocket 付属ソフトはすべて Windows 用になっています。 Macintosh の場合、リンクやデータ転送を行うためには 別ソフトを探す必要があると思われます。

筆者は残念ながら Mac関連の情報は持ちあわせていませんが、 SHARP のホームページに関連ソフトの一覧があるので、 こちらを参照してみてください。

ザウルス用市販ソフトウエア一覧


◎MI系(PowerZaurus/ZaurusPocket/Color等)で プログラミングはできるのでしょうか (1998/02/16)

Zaurusや電子手帳でのプログラミング環境とその分類は こちら で解説しています。参照してください。


◎ZaurusPocket で充電式バッテリーは使えますか? (1998/06/07)

ZaurusPocket は、アルカリ乾電池で約40時間という仕様なので、 リチウムイオンなどの充電式バッテリーには対応していません。

ただ、メーカーの保証はないものの、 ZaurusPocket でニッケル水素充電池を使用して使っているとの話は よく耳にします。 アルカリ電池よりは若干使用時間が短く、 電池切れが予告無しに突然起こるそうですが、 それ以外は今のところ(ZaurusPocket発売からまだ半年足らずですが) 大丈夫らしいとのことです。 もちろんメーカー保証外なので、試す場合でも自分の責任で 行わなければなりません。

ちなみにニッケル水素電池は、予備を含めて 4本と充電器をセットで 購入すると6000円近くになり、思った以上に高価です。 パナソニックなど高性能な単4アルカリ電池20本が 1580円程度 で入手できることを考えると、10日に1回電池交換しても 1年分は余裕でまかなえる計算になります。

[例]
 5840円÷(1580円÷20本)= 73.9本分
 一度に2本使うので 73.9÷2 = 36.9回の電池交換に相当
 10日に1度交換するとして 36.9×10 = 369日 (1年は持つ)

購入前に利用頻度を十分考えておいたほうがよさそうです。 またニッケル水素電池は、メーカーや型番によって容量に差があります。 もちろん値段も違いますので、その辺も確認しておきましょう。


PIザウルス

PI-3000 PI-4000 PI-4500 PI-5000 PI-6000 PI-6600 PI-7000 PI-8000 MobileZ


◎最近 PI-8000 を手に入れました、いろいろと質問があります (2000/06/24)

PI-8000 について良くある質問や不都合の対処方法は SHARP SpaceTown の こちら のページにまとまっています。 最近ユーザーになられた方は、 ぜひぜひ参照してみてください。


◎PI ZAURUS用のPC通信ケーブルは手に入りますか? (2000/01/30)

PI ZAURUS 用の 15pinケーブルも MI Zaurus 用の 15pin ケーブルも 同一のものです。ショップで普通に手に入れることができます。


◎ノートパソコンと光通信ができません (1999/10/04)

PIザウルスがサポートしているプロトコルは ASK (SHARP方式)で、 パソコンで一般に使われている IrDA とは異なっています。 そのため ASK をサポートしたパソコンでないと光通信できません。 例えばSHARP製のノートパソコン(メビウス)の場合は、 両方のプロトコルに対応しています。 また、MIザウルスも同じように ASK/IrDA の両方の方式に対応しています。


◎PI-8000(MobileZ含)でインターネットにつなぐにはどうしたらいいのでしょうか (1998/02/08)

・接続に関して
PI系ザウルスは TCP/IP(インターネットで使用される通信プロトコル) に対応していません。 そのため、PI-8000 で直接プロバイダのダイヤルアップ PPP につなぐことはできません。

・インターネットメール
ただしインターネットメールに関しては、直接 TCP/IP を使わなくても、 BBSや専用ゲートウエイの経由など 間接的な方法を使えば受け取ることができます。 例えば PI ZAURUS の通信機能を使い Niftyserve や PC-VAN(Biglobe) に接続すれば一応インターネットメールを 読み書きすることができます。


◎PI ZAURUSでアドインプログラムを作るにはどうすればいいのでしょうか (1998/02/08)

正式な Addin プログラム (BASIC) の場合は SHARP から開発用のキットが販売されています。 また、以前(PI-5000が出た頃)工学社から Addin BASIC プログラムの解説本が出ているので、 それを活用すれば、開発キットが無くてもプログラムを作ることができます。

基本的には BASIC プログラムであり、 問題になるのは ZAURUS 本体への通信手段だけです。 このあたりの解説は ZauSH/ポケコンのページ に載せていますので、参照してください。また、ZAURUS 本体だけで Addin プログラムを作る方法や、機械語、C言語による 開発手段も解説しています。


◎MobileZ で Nifty の ROAD7 につなぐには (1998/03/14)

MobileZ は PI-8000 がベースになっています。

PI-8000 の場合、初期バージョンのマシンは ROAD7 に対応していないものが存在するそうですが、 後期バージョンは対応しているとのこと。

MobileZ は登場時期から見ても PI-8000 の後期バージョンがベースであると考えられるので、 ROAD7 に対応していると思われます。


PA電子手帳

◎昔の PA-X3 を使っていたのですが、データをパソコンに転送することは可能でしょうか (1999/01/09)

SHARP の電子手帳は、初代の PA から現在の PI/MI ザウルスまで 基本データの上位互換性を保っており、 さらに通信機能を装備しているという 特徴があります。

もちろん PA-X3 も 4pin の通信ポートを備えており、 専用のケーブルやアダプタを 用いれば、本体内のデータをそのまま転送し、取り出すことが可能です。

しかし 今となっては PA シリーズ用のパソコンリンクソフトや、 パソコンとの接続ケーブルを入手することは難しいかもしれません。 (パソコンと 4pin 端子を相互通信するアダプタは純正品としては 存在せず、各通信用ソフトがそれぞれ独自のものを用意していたため)

そこで、データに上位互換性があることを利用し、 上位機種を経由してパソコンにデータを転送する方法をお勧めします。

PI ZAURUS である PI-3000〜PI-8000 は、PAシリーズと互換性のある 4pin の通信ポートを備えています。 そのため、4pin どうしの通信ケーブル CE-300L (これは純正品なので SHARP に問い合わせれば入手可能) を使えば、PA-X3 から PI ZAURUS にデータを転送することができます。

さらに PI ZAURUS と MI Zaurus はケーブルや赤外線ポートで 通信できるので、PI ←→ MI 間のデータ移動は簡単です。 PI や MI 機種のパソコン用リンクソフトであれば現在も 容易に入手できるでしょう。


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フルパワー全開 Hyperでんち

Hiroyuki Ogasawara <ho>