突如 Digital HiNote Ultra 


  
  

さらに

  
  とりあえず、外部に10GのDISKを付けたHiNote Ultra CT475が一台転がっている状況になった所
  迄が前回でした。
  話はころっと変わりますが、「1830」というボードゲームがあります。 知っている方も
  いらっしゃるかと思いますが、アバロンヒル社からでている鉄道を題材にしたゲームです。
  ゲームの詳細は割愛しますが、鉄道ゲームの最高峰という評価を受けているゲームです。
  ただ、問題はプレイ時間が長い事(この為、年に数回出来ればいい方でしょう)、慣れていないと
  あっと言う間に脱落する事(慣れ、覚えるまでが大変)があり、実際にゲームをやりつつ覚えると
  言う事がしづらいゲームです。
  さらに、数年前にパソコン版1830が発売になりました。熟練者に言わせると「ヌルイ」ゲーム
  だそうですが、やっとゲームの進行を覚えた程度には丁度いいのかも知れません。
  
  いや、なぜこんな事を書くかというと、うっかりと発掘してしまったのですよ。ボード版と
  パソコン版の両方を(笑)
  パソコン版を取り出して見てみたのですが、DOS版のゲームなんですね。んで、WindowsのDOS窓
  でやってみたら・・・「いきなりTPAが足りない。580kは準備しろ」というメッセージが・・・
  (TPA:トランジェント・プログラム・エリアでDOSプログラムが実行するときに使用するエリア)
  そりゃ、DOSメインの時代はしゃかりきになって広大なTPA(と言ったって、MAX639kしか取れま
  せんが)確保してましたが、さすがにその100倍メモリーを積もうかという時代に、んな設定は・・・
  こりゃぁピュアDOSをインストールしてQEMM辺りでエリアを取らないとWindows上からでは実行で
  き無いなぁ。というのが前振りです。(笑)
  
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ついふらふらと

  
  実は、勤務先のそばに中古OAショップがあります。ノート等も置いてあるのですが、UltraU-150Mhzが
  CDドック付きで\25,000と、ちと手がでる価格ではありません。
  ところが奥の方に積み重なったノートの山があり、上の方に見覚えのある形が・・・。
  ヒョッとしてと思い聞いてみると、初期状態で動作しなかった物を置いてあり、これから修理をするか
  ジャンクとして放出するか考える。との事でした。とりあえず見せてもらうとUltraUの120Mhzで、
  メモリーこそ40M積んでいましたが、FDD不良、HDD不良(22%でFORMATエラー)と書いてありました。
  うーん、HDDはCT475から下ろした504Mがあるし、FDDドックもスペアーがある。とりあえず40M積んでい
  ればなんとかなるなぁ・・・と思い、現状渡しで幾らですか? と聞いてみました。
  向こうもしばらく電卓を叩きながらうなっていましたが、ACアダプターとメモリーの価格しか取れない
  ですねー。HDDとドック交換すると\5,000〜\6,000は別途要りますよねー。等と言う会話の後に、税込み
  \4,000で入手出来ました。(CT475を何に使おうか等と言ってた事は・・・忘れて下さい) (笑)
  早速持って帰ってチェックしてみると、バッテリーとCR1220はどっちも死亡、HDDは確かに22%で異音を
  発してFORMAT出来ず、ただ、FDDは何事もなかったかの様に使用できました。液晶も、BIOSセットアップ
  画面を見る限りではドット抜けも無い様でした。(その後、FDDも書き込みが出来ない事が判明。即交換)
  とりあえずCR1220を交換し(スペア買っといてよかったの\190)、例のFDで立ち上げて3時間のloop.bat
  (こればっかやな) 残念ながら、-A1タイプで生き返らず。
  まぁ、そんなもんでしょう。と言う事で、いよいよHDDの交換作業に入ります。
  Ultraに比べると、裏から取り外せる分、作業は楽ですが、代わりに1.5mmの六角レンチが必要です。
  また、Ultraはネジ止めだけでしたが、こいつは内穴の部分に4本の突起とサイドよりネジ止めになって
  居ます。これを見る限り、薄型の外ネジHDDを無理矢理付けるのならば、UltraUよりはUltraの方が付き
  易い気がします。(8.5mmの外ネジHDDが手に入りそうなので、やってみよーーっと)
  

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とりあえずいじってみる

  
  実は、Ultraから外したHDDにはULTRAで稼働していたWindows95の残骸が残ったままになっており、立ち上げ
  テスト位は出来るだろうと安直に考えていた。ところがギッチョン、単にHDD交換しただけではBootErrorが
  でて立ち上がらない。それならばとFDISK /MBRをやってみても、パーティションテーブルがどうしたという
  エラーメッセージがでる。ありゃコントローラー周り違うのかな。と言う事で、FDDから立ち上げて、領域を
  全て解放した後、領域確保、Formatをして、無事HDDから立ち上がるようになった。
  HDDがスッピンになってしまった関係上、CDドックがないのでFDDでインストールしないとならない。それより
  PCMCIAをDOSから使えるようにしないと話にならない。
  (勿論、format後にHDDを母艦に付け直して転送後再セットって手もありますが、結構手間が掛かりそうでパス)
  Ultraいじった時に落としておいたCARDSOFTをつっこんで、外付けのSCSIのCD-ROMを繋ぐ事にする。
  とりあえず、readme.docを読む。(実はULTRAの時はDLだけして実際は使ってなかった)
  うーん、毛唐語のドキュメントしかない・・・・。(笑)
  とりあえず、FANページにあったconfig.sysを参考にして
  設定して、アダプテックのPCMCIAカードSCSIを差し込んで、SCSIドライバーのDOS版をインストールしてみる。
  ん、「SCSIカードが見つかりません。」あれれ、なんかミスったかな? 何回かやって見るも、SCSIインストーラー
  がI/Fを見つけられない。うーん、参ったなぁ。
  config.sysにキチンと記載している筈なんだが・・一応systemSoftと表示もでてるのになぁ。
  PCMCIAのカードの方はUltraで使用実績のある物だし、まさかソケット壊れちゃいねーだろうなぁ・・・。
  
  ガンとして認識してくれないので、仕方なく(将来には不安が残る物の)Syetemインストールの方法を切り替える。
  と言っても、そうそう代替の方法があるわけではなく、FANページの資料により1FD-Linuxに挑戦する事にする。
  一応imgをダウンロードはした物の、いろいろ設定が大変そうなので、linux経験者に手伝ってほとんどやって
  貰う事にしました。
  
  PCMCIAが標準で対応してるかなーーと言いつつ、結構あっさりと1FD-Linuxが立ち上がってきました。
  こっちは横でハリーポッターのDVDなんぞを見てただけなんですが。(笑)
  NICも認識して、ネットワークの他のマシンにPingも飛ぶのですが、どーもmountが旨くいかない。パーミッション
  の設定もしたんだけど、駄目で、結局母艦(Windows2000)にTinyFTPDをつっこんでWIndows95OSR2.5のCDをバサっ
  とCOPY出来ました。早速インストールを開始、設定もして立ち上がっては来たのですが、ビデオがコンフリクト
  起こしているというエラーメッセージが・・・。プロパティ開けて手動設定をONにしてみると、競合はありません
  と表示がでます。それならばとリブートするとまたもやコンフリクトメッセージが。
  あでっ?? なんなんだろ・・と悩みましたが、結局、手動設定をして、自動設定マークを外すとあっけなく
  立ち上がってきました。
  
  ここまでくれば、あとはNIC(ELECOMの物)をつっこんでドライバーをごにょごにょ、SCSIカードをつっこんで、
  同じくごにょごにょで、あっさりと稼働。Ultraで作った外付けSCSIをそのまま認識しました。
  
  
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環境は出来てきた

  
  紆余曲折はあったものの、これで可搬型のSVGAマシンが出来たので、安心してCT-475の方の環境を壊せます。(笑)
  まぁ、対象がDOS版ゲームだったら、640*480でいいしね。とりあえず、95にQEMMつっこんでみて、駄目だったらDOS
  の再インストールかなぁ。(流石に、DOS6.2とか6.3はFDでしかないぞっと)
  ウチにあるQEMMはVer8ですが、こいつはデスクトップのWindows98SEにインストールしようとすると、「いくつかの
  ファイルが対応していない、ホームページを見ろ。」と表示がでます。でホームページ見ると、あれれ、シマンテック
  の表示が・・・。うーん、いつの間にかシマンテックに買収されていたのか。で、この辺りの話をシマンテックに
  聞いても、もう分かりません・・・との事なので、やはりDOSもしくはWindows95をベースにするしかないですね。
  (全然話は違うが、VisualCafeというGUIのJava開発環境があります。これはVer3迄はシマンテック製だったのですが、
  Ver4になってWebGainに買い取られました。なんか、この辺りの動きって、ダイナミックというか、すごいですね)
  
  ただ、UltraIIは稼働したとは言っても、所詮HDDが504Mのままで、しかもCDをcopyしてインストールした関係上、
  空き容量がほとんどありません。早い内にでかい容量の物に交換しないと・・・。
  (ただ、大容量の外ネジHDDは、Ultraの方が取り付けやすいんですよねーー)
  
  
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余分なオモチャ

  
  Hinote Ultraの魅力の一つにトラックボールがあります。最近のノートはほとんどタッチパッドになってしまい
  使いづらくて仕方がありません。(元々、トラックボール好き人間でして・・・ミサイルコマンダーのせいかなぁ)(笑)
  実は、デスクトップ機ではこっそりとこんなの使ってたりしますが。
  で、ひょっとしたらこれを付ければタッチパッドのノートでも
  使い物になるんじゃないかと買って来てしまいました。最近ではワイヤレスタイプも有る様ですが、ノートに使う
  前提上、こっちはパス。で、UltraIIに繋いで使ってみました。確かにトラックボールとして使えるのはとってもGood!!
  ただ、ボタンは慣れないと押しづらいよなぁ・・・でも、ある程度代用になる事は分かりました。
  ふむ、これでUltraで無くても大丈夫かも・・・・アリッ(笑)
  無線タイプは、プレゼンなんかでは威力を発揮しそうですね。
  
  
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さて、何に使おう 2(笑)

  
  本質的に、UltraがUltraIIになっても、何に使うかは余り変化しない。とりあえず、持ち運び用のケースでも見繕ってこよう。
  確か100円ショップにそんなの有った様な・・・
  
  

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  後書き
     とりあえず、Windows95OSR2.5になりました。これでFAT32が使えます。Ultraの方も2.5入れてしまおう。   なぜか、ウチはデスクトップのWindows2000はアップグレード版ではないので、ライセンス的には生きているんです。   正確には、元のマシンと違うので、マズイのかも。   (ん、OSをまともにホイホイ買えるほど金持ちじゃないです。理由は、私は馬券・舟券・車券買えません)(笑)   
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