久々に、〆きり間際の仮眠中に…夢を見る。 私は、街を歩いていた…と、足元に何やら水滴が落ちるのに気づく …血。 落ちてきたのは血液だった。 見上げると、ビルの屋上で、背中に白い翼…頭にツノの少女が 血の涙を流し、 手首を押さえながら、 悲しげにうつむいてこちらを凝視している。 悲鳴とも嗚咽ともつかぬ声を発しながら…私は屋上へ駆け上がった。 しかし…そこには、既に少女の姿はなかった。 その代わり…闇の中に無数の白い物が舞い踊っていた。 羽根?? そう思った… しかし、それが足元に落ちてきた時、 その正体を知り…唖然とする。 それは…血に染まった、原稿用紙だっ!!! 奇声を発し目覚める…。 Macのヘッドホンから Porno Graffittiのネオドラマティックが流れていた… 私の頬を、涙が濡らしていた。 |