夢のある風景3
omake


久々に、〆きり間際の仮眠中に…夢を見る。
私は、街を歩いていた…と、足元に何やら水滴が落ちるのに気づく …血。
落ちてきたのは血液だった。

見上げると、ビルの屋上で、背中に白い翼…頭にツノの少女が 血の涙を流し、
手首を押さえながら、 悲しげにうつむいてこちらを凝視している。

悲鳴とも嗚咽ともつかぬ声を発しながら…私は屋上へ駆け上がった。
しかし…そこには、既に少女の姿はなかった。
その代わり…闇の中に無数の白い物が舞い踊っていた。
羽根?? そう思った… しかし、それが足元に落ちてきた時、
その正体を知り…唖然とする。

それは…血に染まった、原稿用紙だっ!!!

奇声を発し目覚める…。
Macのヘッドホンから Porno Graffittiのネオドラマティックが流れていた…

私の頬を、涙が濡らしていた。