☆“タングラム”問題集 Part3(パラドクス編)


 

・『タングラムのパラドクス』とは?


 例えば、下の三角形を見てください。

 同じくらいの大きさの形が二つ並んでいます。でも、左上はきちんとした三角 形なのに対し、右下のは、その一部分が欠けているようなカタチですね。
 でも、このどちらも、タングラムの7片を全て使って出来る形なのです。

 このように、同じようなカタチなんだけど一方は他方の一部分が欠けている ようなタングラムの組を、『タングラムのパラドクス』と言います。

 以下の問題はどれも有名なものばかりです。問題29〜32に到っては、同じような カタチが4つもありますね。もちろん、どれもタングラムの7片を全て使って 出来る形です。

 では、パラドクス問題全12問、お楽しみください( ^^)/


 

21.22.三角形


Paradox:三角形  右側は、三角形の下の方が四角く抜けてますね。

 この問題が、『タングラムのパラドクス』のパターン1基本問題です。


 

23.24.平行四辺形


Paradox:平行四辺形  大きい平行四辺形の中に小さい平行四辺形の穴があいてます。

 『タングラムのパラドクス』のパターン1応用問題です。
 ここまでは、まだまだ序の口。


 

25.26.電話?


Paradox:電話  パターン2の基本問題です。

 因みにこのカタチは、僕が 言葉の素ん材館内、“ベリンダ姫の童話館”で連載している『マジック☆たん』の第6話で登場します(そこに答えが載っています)。


 

27.28.中国人


Paradox:中国人  パターン2の応用問題です。

 まぁ、応用と言っても答えは基本問題と全然違わないんですけどね。


 

29.30.31.32.フルーツ・ボウル


Paradox:フルーツ・ボウル  「ねえねえ。4つもあるけど、どのフルーツ・ボウル使う?」

 「これなんか、しっかりしてそうでいいんじゃない?」

 「あー、これ欠けてるよ。これはやめておこう」

 「その前に、そこに入れるフルーツはどこにあるの?」



  ●“タングラム”で遊ぼう!

  ☆Part1

  ☆Part2(動物編)

  ☆Part4(人間編)

  ☆Part5(器・入れ物編)

  ☆Part6(建造物編)

  ☆Part7(動物編 PART2)

  ☆Part8(アルファベット編)

  ☆Part9(幾何学図形・その他編)

  ☆Part10(ミニ・タングラム編)

  ☆Part11(親子タングラム編)

  ☆Part12(拡張タングラム編)

  ☆Part13(ダブル・タングラム編 PART1)

  ☆Part14(ダブル・タングラム編 PART2)



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