☆“タングラム”問題集 Part8(アルファベット編)


 

・『アルファベット編』前書き


 タングラムは、発祥の地は中国だと言われていますが、 その後西洋にわたり、一大ブームを引き起こしたようです。
 いろいろな形を作ることができる、7片と比較的シンプルな構成、など、その理由はいくらかあると思いますが、 私は、そこに一つ大きな理由があったのだと思うのです。
 それは、『アルファベットが全て作れること』
 自分たちの使っている文字が表現できるパズル。 それほど、文化に密着し、発展していくものはないのではないでしょうか。

 以下に、25種類の『アルファベット』を掲載します。
 26種のアルファベットの内、“N”“E”“W”“S”の4文字については以前にも問題として取り上げました。 そのうち、“N”と“W”と“S”について、文献を探したり自分で作ってみたりしてみて、新しい組み合わせが見つかったので、再び問題に出しました。 つまり、以下に掲載するのは、“E”を除いた25種類です。

 ところで、この『タングラムのページ』も、実に半年ぶりの更新となりました。
 そしてこのたびの更新で、この『アルファベット編』と『幾何学図形・その他編』とで合計30問、総計100問の大台に乗りました。
 それでは、ごゆっくりお楽しみください。


 

71. “A”, 72. “B”, 73. “C”, 74. “D”, 75. “F”


“A” “B” “C” “D” “F”
 “B”のみ、あんちもんオリジナルです。他は文献から引用させていただきました。
 上にも書きましたが、“E”については過去にも問題に出しています。こちらを参照してください。


 

76. “G”, 77. “H”, 78. “I”, 79. “J”, 80. “K”


“G” “H” “I” “J” “K”
 “I”と“K”はオリジナルです。特に“K”はけっこーお気に入り(^^)
 でも“I”は、大きさが釣り合ってませんね……。


 

81. “L”, 82. “M”, 83. “N”, 84. “O”, 87. “P”


“L” “M” “N” “O” “P”
 “O”と“P”は、文献に載っていたものを少し改良してみたもの。
 “M”と“P”はけっこー綺麗なカタチしてますよねー。


 

86. “Q”, 87. “R”, 88. “S”, 89. “T”, 90. “U”


“Q” “R” “S” “T” “U”
 “T”以外はオリジナル(^^)
 でも“T”も、自分で考えた形と、文献に載っていた形が一致していたのだ!
 “Q”がむちゃくちゃそれっぽくて超お気に入り(笑)


 

91. “V”, 92. “W”, 93. “X”, 94. “Y”, 95. “Z”


“V” “W” “X” “Y” “Z”
 オリジナルは“Z”のみ、でもあまり気に入ってない。
 実はこの“Z”の形は、タングラムで形を作るときにある制約を自分の中でもうけているがための結果なのです。
 その制約を外せば、もっと見た目にも格好のいい“Z”が出来るんですけど……。



  ●“タングラム”で遊ぼう!

  ☆Part1

  ☆Part2(動物編)

  ☆Part3(パラドクス編)

  ☆Part4(人間編)

  ☆Part5(器・入れ物編)

  ☆Part6(建造物編)

  ☆Part7(動物編 PART2)

  ☆Part9(幾何学図形・その他編)

  ☆Part10(ミニ・タングラム編)

  ☆Part11(親子タングラム編)

  ☆Part12(拡張タングラム編)

  ☆Part13(ダブル・タングラム編 PART1)

  ☆Part14(ダブル・タングラム編 PART2)



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