あまつぶ

8.31 【blogっぽいあまつぶ】

 世の中blogとかいうものが流行しているらしい。要はWeb上にのせた日記的なもののようだけど、そこにコメントをつけることができたり、アクセスログをとってくれたりといった機能がついた感じのもの、なのかな(私なりの解釈では)。ASPとして運営されているところも結構あるようで、例えば、はてなダイアリーのようにかなり高機能なものも。
 あまつぶにもコメントをつける機能やアクセスログ解析があるとおもしろそうだなと思うが、できれば今のこの体裁をあまり変えたくない。また、新しいことを覚えないといけないのは面倒だ。ツールを使えばリンクのメンテナンスなんかも自動でしてくれてたしかに便利なのだけど、今回はそこまでせずに、最小限の変更でほしい機能を実現することを考えてみた。

 現在、あまつぶで使用しているサーバでは、cgiが使えない。固定HTMLファイルでも、クライアントサイドで動くスクリプトを使えば他のサーバで動くcgiと連動させて動的な表示をすることができる。まず、これまでに登録されたコメントをJavaScriptのスクリプトとして生成するcgiを作る。このスクリプトを、HTMLファイルから参照するようにする。また、コメントを登録できるようにリンクやフォームを作成すればコメント部分は完成だ。スクリプトが使えない場合には、コメント参照(登録)のリンクを表示するようにしておく。
 アクセスログについては、参照元(referrer)のログをとりたいが、普通にimgタグを使ってcgiを呼ぶやり方では、リンク元は取得できない(cgiで取得できるリンク元は画像のリンク元となってしまうので、imgタグの書いてあるHTMLファイルが得られるだけ)。こういうときは、これまたクライアントサイドスクリプトを使って、参照元の情報をcgiに渡すようにする(JavaScriptでは、document.referrerで取得できる)。今回は上に書いたように、コメントを表示するスクリプトをcgiに生成させているので、このスクリプトの中にもう一度自分自身を呼ぶimgタグを入れ、そこからアクセスログを記録するようにした。
 これら2つの手法は、すでに、トップページの日記表示とアクセスログ記録でそれぞれ別々に使ってきたものだが、今回はそれらを組み合わせて使う、ちょっと複雑なcgiとなった。

 と、できたcgiを早速使ってみる。下にある、「寄せられたコメント」欄が、上記JavaScriptで生成している部分だ(クライアントスクリプトが無効になっている場合は、「寄せられたコメントを見る」という固定リンクになっている)。コメントが登録されると、ここにコメントが表示されるという仕組みだ。また、同時に、アクセスログをとらせていただいている。
 cgiを設置してからまだそれほど経っていないが、その間のアクセスログだけでも、いろいろおもしろい結果が出てきた。新しいところは、トップページからのリンクが多いが、古いところになると、検索サイトからのリンクがほとんどだ。この検索キーワードを見ると、なかなかおもしろい。どんなキーワードで検索するとうちのページが出てくるかというのがわかってくるのだ。
 例えば、「京都 地ビール 1497」とか、「箸袋 写真」とか。他に、「Klez.H 感染者 Return」とか、「サンフランシスコの最高気温」とか、「裸眼立体視」とか。
 どれも意外なキーワードばかりで、おもしろい。かなり自己満足的なcgiだけど、これだけ楽しめるなら、もっと早くにやってみればよかったなぁ。

火星最接近の2日前 しばらく前になるけど、火星が6万年ぶりの大接近。最接近の日は、天気が悪くてみることができなかったのだけど、その2日前に撮影したものが、右。金星の時と同じように、真ん中あたりが赤っぽくなってしまっている。これはやっぱりカメラ(DiMAGE X)の特性なのかな?
 最接近の日は過ぎてしまったけれど、10月くらいまではずっと見えるんだとか。火星が今どこにあるか、は、お星様とコンピュータなどでチェック。来月の12日の0時くらいには、満月と火星が結構近くに見られるのかな? またその時にでも見てみよう。

August 17, 2003 ↑ 2003 index → September 21, 2003