. xeaix___.tgzをPC上で解凍(___はバージョン) 例えば tar -xvzf xeaix107.tgz。
  .xe 等 binディレクトリー内のファイルを PATH の通ったディレクトリーに移動する。
  .環境設定。
    WindowsからTeraTerm経由で使用する場合はTeraTermの設定をする。(3)を参照。
    (Simon TathamさんによるpuTTYというフリーでオープンソースのTelnetクライアントがあります。
    これをxeでも利用できるようにキーマッピングを変更できるパッチを作成しました。
    TeraTermの最大ユーザーキー定義数=99の制限がないので全てのキーの組み合わせが使用できます
    Download先など詳しくはLinux版の説明(xelnxj.doc)を見てください。)

    linux から telnet して使用する場合は Linux用の設定をする。(4)を参照。
    dtterm/aixterm 上で使用する場合は X の設定をする。(5)を参照。
  .xe [ファイル名] で起動する
    Linux telnetの場合は sample ディレクトリー内のシェル xelt、
    X の場合は atm/dtmを参照。      ==>(8)に掲載。

    コマンドライン パラメータは "xe --h"(AIX版独自のヘルプ)、
    または "xe -h"(共通ヘルプ)で表示されます。
      xe [--bcdhmrtx1] [--7{B|D|C}] [--kfilename] [cps]
        b :挿入モードのときカーソルブリンクする。
           Xモードでは無視。
        c :PgUpなど全画面再描画の時、画面を全クリアーの後描画する。
        d :画面全体の再描画はせず更新行のみ再描画する。
        m :モノカラーモード。
        r :挿入モードの時カーソル反転する。
           Xモードでは常に反転。
        t :TeraTermのEsc文字列変換を強制する。(省略値)
        x  X環境で環境変数がTERM=vt100のときXでの動作を共用する。
        1 :DBCS行でも2度書き描画しない。
        7 :発生した文字 0x7f の扱いを指定するオプション。
          B:BackSpace, D:Delete, C:文字 0x7f
           Linux から telnet する場合に使用。
        k :Keymapファイル(Esc文字列のキーへの対応表)

       cps:DOS系と共通のパラメータ、"-" 一つの形式。
           それらについては "xe -h" で表示されます。
  (注)
    -日本語表示が不安定になることがあるケースのため、DBCSモードのとき
     描画前に画面全体をクリアーするオプションと、日本語を含む行では
     日本語抜きで1回目、日本語のみで2回目の2度書きをするオプションを
     設けています。
     DBCSモードとはLANG=Ja_JPのときです。
     省略値は、
     "分割画面でないときの全画面描画(PgUpを押したときなど)は
     画面全体クリアーし、そうでないときは日本語を含む行の二度書き"
     です。それに対し
     "--c" は分割画面のときでも一方が全画面描画の時は画面全体クリアー、
           遅いハードでは画面分割していると他方がちらつくことがあります。
     "--d" はどんな場合も画面全体クリアーをしない、更新行のみ描画。
     "--1" は日本語を含む行の2度書きをしない。


   -~/(HOMEディレクトリー)にカット&ペースト等の為のワークディレクトリー
    xe_wdnnnnn、ディレクトリーリストでのUndo用の
       保存用ディレクトリ xe_undel_nnnnn (nnnnnはユーザーID)が,
       作成されます。但しHOMEが /(ROOT)の場合は /tmp になります。
       必要なら前者は,環境変数 xe または -w コマンドラインパラメータで
       変更できます。後者は環境変数xe_undelで変更できます。
   -AIXでは省略値ではデータ用プライベートエリアが1セグメント(256MB)に
    制限されます。xeは1行の表示幅にもよりますがファイルサイズの2ー3倍の
    メモリーを消費します。Virtualメモリー不足になるとエラーMsgを出しますが
    Msgを表示出来ずにABENDすることもあります。
    Virtualメモリー割り当てを増やすには環境変数を設定する方法があります
    export LDR_CNTRL=MAXDATA=0xn0000000   (n:1,2,...8)
    で256MBづつ増やすことが出来ます。
    但しulimitでの制限もチェックしてください。
    環境変数設定に当たってはRealメモリーなどシステムの負荷には注意してください。