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Excel のピボットテーブル(2/4) 〜 アンケートの集計 〜


 このページでは、「合計」以外の集計方法を使ったピボットテーブルを紹介します。例としてアンケート結果の集計を取り上げます。

 下のようなアンケート結果があるとします。

アンケート結果

 この表をもとにして、まず「Excel のピボットテーブル(1/4) 〜 基本的な操作の仕方」で説明した操作にしたがってピボットテーブルを作ります。[性別]と[学年]を行のフィールドに、[質問1]を列のテーブルに、[No.]をデータにしてください。
 次のようなピボットテーブルができるはずです。

ウィザードの結果

 このままでは「合計」で集計されているため、アンケートの結果を読みとることはできません。アンケートの結果を集計するためにはデータの「個数」で集計する必要がありますので、そのように変更してみましょう。
 操作は簡単です。ピボットテーブル左上隅の[合計:No.]のボタンをダブルクリックしてみてください。すると、次のような「ピボットテーブル フィールド」のダイアログボックスが表示されます。

ピボットテーブル フィールド

 この中の[集計の方法]で「合計」が選択されているはずですので、これを「データの個数」に変更して「OK」ボタンを押してください。
 これで下の図のように、ピボットテーブルがのぞみ通りアンケートの集計結果を表すものになるはずです。

アンケート集計

 この状態であれば、アンケートの結果が一目でわかります。覚えておくと便利だと思います。  また、各フィールドのボタンの右端の三角のボタン(▼)をクリックすると、ドロップダウンリストが表示されます。このリストから選択する項目を変更することによって、データを切り替えることができます。さらに、場合によってはデータを絞り込んでいくことにもなるので、より細かい分析も可能になります





「Excel のピボットテーブル(1/4) 〜 基本的な操作方法 〜」

「Excel のピボットテーブル(2/4) 〜 アンケートの集計 〜」(このページ)

「Excel のピボットテーブル(3/4) 〜 応用的な使い方 〜」

「Excel のピボットテーブル(4/4) 〜 ピボットグラフ(度数分布表を例に) 〜」

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