1997/09/22 | Sonya@yomi (Lv.7) |
次のゲーム。先客は Shigeo 他、三人。みな日本人らしく、すでに教会に入っていた。 日本語の挨拶を交わし、Sonya も教会に入ろうとした時、尋ねられた。
Shigeo > Sonya さんは、恐いひと?
Sonya@yomi > うん。PKです。
教会に入った。
TanuTanu > ええーっ!
RainMan > 殺さないで!
Sonya@yomi > ダメ?
Shigeo > 悪い噂、ばらまいちゃうぞお (^^;
Sonya@yomi > いいよ。
B1は半分以上、片付いているみたいだ。あちこち走り回って三人を探すが、
みな用心して音を立てないので、何処にいるか見当をつけられない。
んー・・・。
んー・・・。
いけない。タイミングを逃した感じがしてきた。
TanuTanu > Shigeo、逃げる準備!
Sonya@yomi > あ、じゃ
追い出すために殴り込んだんじゃない。
と、その時、Armor 姿の魔法使いがヒョコヒョコッ、と Sonya の前に駆け出してきた。
そして3ブロックほど離れたすぐ目の前、しかもご丁寧に、ピタリ軸線まで合わせて立ち止まってくれた。
なな、何だ?
慌ててマウスに手を戻したが、魔法使いはすぐ、ピュウーッと疾風のように引返していった。
偵察に来たらしい・・・って、少し不用心だと思うぞ (^^; (お互いにね)
Sonya@yomi > 私の方が、逃げます。(^^;
Shigeo > OK
Sonya@yomi > 邪魔しました。
Sonya@yomi > じゃ、また・・・
次に入ったゲームは、一時間以上も前に作られたもの。先客は -Jyunko- と Hiro の二人だが、 もうキャラ・レベルが 16 までいってる。 狙うには少しキツイかな・・・と思いつつ、-Jyunko- のポータルを潜った。 B4に着き、階段からB5に降りた。
と、Maraxus が Join してきた。 さっきの、チートPKのクソガキだ。
Maraxus > Hi.
Sonya@yomi > Hi, again.
Sonya@yomi > Look out for him.
Sonya@yomi > あんたの事、覚えてるわよ。
Maraxus > ここに来て、俺と戦え !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
Sonya@yomi > 爆笑ものね。
-Jyunko- > いま、B10にいます。
Sonya@yomi > 彼を招待しないで。
Sonya@yomi > チートPK。
Sonya@yomi > Maraxus、あんたの事よ。
-Jyunko- > (日本語で) Town に戻りますか。
Hiro > そうですね。
Sonya@yomi > みんな Town に戻ろう。
Town に Maraxus 以外の3人が揃った。
-Jyunko- と Hiro に、さっき別のゲームで Maraxus と会った時の経緯を日本語で簡単に説明する。
ただし、"Cheat" とか "PK" といった言葉はそのまんまなので、
彼も自分が話題になってる、という事だけは分かるらしい。
「チートするのは俺の勝手だ! 面白れえ!」などなど、
相変わらず糞みたいな雄たけびを上げては、キャッキャッ喜んでいる。
それにしても、あれから一時間以上は経ったってのに、こいつまだレベル8だ。
「PKキャラのレベル・アップは遅い」ってのは、万国共通だな。
しかし見てると、しらふで延々クダを巻くのが得意技みたいだから、
そのせいかもしれんな。ちょっとは真面目にプレイしろよ。
ジョルト・コーラ、飲みきったかい?
今度は画面に
というメッセージが走りはじめた。
Sonya@yomi > おー、やってるやってる。
Hiro > TKだなー (^^;
(注: TK = Town Kill)
奴もポータルから Town に戻ってきたらしい。
バカ面を拝みに、鍛冶屋裏へ集合〜!
しかしあたりに姿が見えない。テレポであちこち飛び回ってるようだ。
Sonya@yomi > ここにいても、もう得るものは無いわよ。
Sonya@yomi > 出て行きなさいよ!
town の中を捜し始めたら、ちょうどスタート地点の川辺に、 Plate 装備の Sorcerer がチョコンと立っていた。HP は 1700 余り。
Sonya@yomi > Hi.
Maraxus > 俺はもう出るけどな、俺が出る気になったから、出るんだぞ。
Sonya@yomi > ハイハイ、出てってね。
Maraxus は出ていった。
Sonya@yomi > やれやれ。
Sonya@yomi > 私も、もう出ますね。
Sonya@yomi > Bye.
ふーっ、今日はここまでにしよう。
取れた耳は最初に入ったゲームの一つだけ。取られた耳は無し。
まあ、こんなものかな。