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第1章 オセロとの出会い 1.きっかけ
私がオセロに興味を持ちはじめたのは、1997年の秋頃だったと思います。
私は趣味でプログラミングをしていて、ゲームなどを作っていました。
それでコンピュータと対戦できるオセロも作ったことがあるのですが、これが非常に弱くて、
当時素人だった私でも簡単に勝ててしまうものでした。
早分かりオセロを読む前は、オセロは隅さえ取れれば勝てるゲームだと思っていたので、
本の内容もどうやったら隅をとれるかなんていうものだろうと思っていたんです。
早分かりオセロを読み終わった私は、オセロプログラムの思考アルゴリズムを改造してみました。
全然つよくならないーーー|TOT|
自分が打てる場所を多くするように打つ、辺の評価をする・・・、などなどしてみましたが、
強さは前のプログラムとたいして変わりませんでした。
自分の作ったアルゴリズムがちっとも強くならないので、今度は早分かりオセロを読んで身につけた
自分の実力を試してみようと思いました。
全然勝てないーーーー|TOT|
オセロに関する知識を身につけた私ではありましたが、BoobyReversiのレベル1にさえ
勝つことができませんでした。
ほかにもいくつかのソフトと対戦してみましたが、あまり勝てませんでした。 2.ネットオセロとの出会い
その後私は大学に入学しました。
大学にはコンピュータの演習室というのがあって、そこでインターネットに接続することもできました。
オセロのできるサイトってないかな?
インターネットは家からも接続できたのですが、自分専用のIDでないことや、電話代がかかること(テレホには加入していなかった。)
から、それまではネットゲームをしようなどと考えたことはなかったんです。
CGIオセロの欠点はなんといっても遅いことです。
画面は20〜30秒毎に更新され、1局終わるまでに要する時間が1時間以上。
対局数は週に1、2局といったところで、自分が上達しているようにも思えませんでした。 3. 敗北、そして・・・
1999年3月、大学の部(天文研究部っていう、星をみるとこ)での春合宿でのこと。
宿泊先のペンションに、オセロが置いてあり、それで友人と対戦しました。
負けちゃいました|#┘__|┘
これはかなりショックでした。
くやしさでいっぱいになりました。
強くなりてぇ〜〜|TOT|
そう思ったわたしは、3たびオセロに打ち込むことになるのでした。 |