いるか自伝
第5章 初段への道
1. 年があけて・・・
2000年になり、新たな気持ちで(本当か?)初段を目指す私。
1月のB級に出ることにしました。
1戦目はすこし危ない場面があったが、なんとか勝利。
2戦目の相手はネットオセラー。序盤でやや有利になりましたが、中盤の緩手で相手にリードを奪われました。
終盤でもいくつかミスをして傷口を広げ負け。
この時点で初段はなくなりましたが、私は「他は全部勝ってやろう」という気持ちで残りの対戦に臨みました。
しかし4戦目にも負けてしまい、4勝2敗という結果でした。
「なんで勝てないんだろう・・・。」
なぜ勝てなかったんでしょうね?
今考えてみると、勝つことに固執するあまり局面を冷静に判断することができなかったのだと思います。
オセロを本当には楽しんでいなかったんでしょうね。
このことについてはまた後で述べたいと思います。
次に私は、2月に行われた登竜門大会に出場しました。
この大会は、3段以下の人と、出場資格がある大会(学生選手権、全日本選手権の無差別以外の部など。)
で4段以上をとった人が出られます。
そして結果は2勝4敗。しかも針落ち2回という成績でした。
こうして私は、勝てぬ理由のわからぬまま、2月のB級を迎えました。
2. 最後のB級
「今回こそ初段とれるかなあ」
そんな気持ちで臨んだ2月のB級。
棋譜用紙と筆記用具を忘れてしまい、途中のコンビニでボールペンとルーズリーフ用紙を買いました。
- 第1戦 1級
いきなり1級。
白番のローズオープニング。
白ローズは好きなので少し気が楽に。
中盤で黒壁が厚くなり、そのまま勝利。
- 第2戦 2級
虎定石(私が黒)ではじまり、6.F4、7.C5、8.B4の展開。次の手は迷ったが、その後の展開を知ってるB5。
白に悪手が目立ち、終盤に入るころにはほとんど手が詰まっていた。
- 第3戦 2級
参加者が9人と少ないので、早くも全勝対決。
8手目まで2戦目と同じ展開。
これもだんだん白壁が厚くなり、危なげない勝利。
- 第4戦 4級
3連勝して勢いづいて迎えた4戦目。
相手に悪手が多く、大勝。
- 第5戦
私が白で羊。
中盤で相手が返し忘れをしたが、気づかない私。
しかし律義な相手が気づき、時計を押したにもかかわらず石を返した。
ちょっと白有利だと思っていたが、これでさらに白が良くなり、そのまま勝ちきった。
- 第6戦
ここまでくると負ける気がしない。
序盤で少し有利になったのち、リードを広げていき勝利。
というわけで全勝優勝し、初段をいただきました。
そして認定証の授与・・・。
運営者「みんなのにっくきいるかさんがB級を卒業しました〜。」
私「| ̄□ ̄;|!!」
私にとって最後となるB級はこのようにして幕を閉じました。
3. 初段になって
ついに念願の初段になった私。
普通なら、「次は2段だ!!」と、新たな目標を掲げるところでしょうが、
私は、しばらくの間は勝ち負けにこだわらず純粋にオセロを楽しむことに決めました。
しばらくはオセロを楽しんで、半年くらいたったら上を目指そう。
そう心に決めました。
4. おわりに
これでいるか自伝はいったん終了となります。
ここまで読んでくださった方々、ありがとうございました┌|__|┐。
気が向いたら続きを書きたいと思います。
ではではまたー┌|^ー^|┘~~。
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