家庭等で株価分析アプリケーションを運用する場合、日々株価データを更新しなければ使い物になりません。では日々株価データをどうやって入手するのでしょうか？ 国内市場に上場されている銘柄と店頭登録銘柄は、あわせて3000以上あります。新聞の株価覧を見て、毎日データを入力するなんてことは不可能です。それでは、どうやって日々の株価データを入手すればよいのでしょう。ここでは、具体的な方法を紹介します。

日々の株価データを入手するには、以下のような方法があります。なかにはグレーな方法もありますから、自己の判断で利用してください。（何がグレーなのかはこちらを参照のこと。）

• 文字放送レシーバを利用する
  Macintoishで文字放送レシーバを利用して日々の株価データを取得する方法を、当サイトで説明しています。日々のデータ（4本値＋出来高）だけでなく、信用残データも取得できます。
  
  
• 有料データを購入する
  パソコンで利用可能な株価データをdata.comやパンローリングなどで販売しています。ただし、これらのデータは然るべき二次配布許可を得た合法データの場合もあれば、文字放送から取得した株価データを無許可で販売しているような場合もあります。どれが合法でどれがグレーなのかは当方では判断がつきません。（ここを見れば見当はつきますが...）
  ChartScapeは、data.comの形式のデータは読み込むことが出来ます。
  
  
• インターネットから合法データを入手する。
  Yahoo Financeのサイトでは、上場全銘柄の当日の株価データを公開しています。このサイトから入手した株価データを加工して、日々の更新データとすることにより、合法的に株価データを入手することができます。Yahoo FinanceのWebページの取得から、日々の更新データの加工までを自動処理するソフトウエア（多くはシェアウエアですが）もいくつか存在します。低コストでインターネットに接続可能な場合は、こういったソフトウエアを利用することにより、容易に日々の更新データを入手できます。
  ここでは、こういったソフトウエアの中からフリーウエアのStockTraderを紹介します。StockTraderは、Macintosh用のアプリケーションですが、javaで記述されているので、Windowsでも稼働させることが可能です。本サイトでStockTraderをWindowsで稼働させる方法について説明します。
  
  
• インターネットやパソコン通信からグレーデータを入手する
  株ソフトのシェアウエア作者が、自分のシェアウエアの売り上げアップのために、文字放送から取得した株価データを自分のシェアウエアの株価データに変換して公開しているものが数多く存在します。ただ、これらのデータは、然るべき二次配布許可を得ているものは皆無ではないかと思われます。
  「株価情報」や「株価データ情報」のWebサイトからは、CSV形式で日々株価データが入手できます。ChartScapeはこのデータを直接読み込むことはできませんが、ChartScapeプラグインSDKにより、「株価情報」や「株価データ情報」のデータを直接読み込むことができるようになります。「株価情報」や「株価データ情報」のサイトでは、過去に遡ってデータを取得することができ大変便利なのですが、このデータが合法なものか否かは当方では判断がつきません。
  このほかにも、日々株価データを取得できるサイトがいくつか存在しますが、ChartScapeは、これらのデータを直接読み込むことはできません。ChartScapeで利用するためには、ChartScapeが読み込み可能なフォーマット（例えば「株取虫フォーマット」）に変換する必要があります。当サイトで、フォーマット変換のヒントをいくつか紹介しています。
  
  • Perlで簡単データ加工Perlを使ったデータ変換の紹介（Windows/Macintosh）
  • DSConverter/MacPerlを使って「株価情報」や「株価データ情報」の実用的なデータ変換（Macintosh）

以上まとめると、以下の表のようになります。

株価データ

信用残データ

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