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という訳で事務所で廃棄されたFMV7000NA3を入手。最初はLinuxを入れるべく頑張って・・・・手持ちのDebianインストーラーはLenny rc2でftpサーバは鍵が変わってしまったのか上手い事ダウンロード出来なかったんで、最新イメージをCDに焼いて。
で、それで満足していればよかったんだけど、dmesgを見ているとLANもDisplayも一応ドライバがある事に気が付く。OS/2、入れてみる・・・・か?
で、再度真っさらにしてインストール。大きなドライブは時々パーテーションを切れない時がありますが、Linuxで切るとその設定を引き継ぐらしくて、Linuxで切ったパーテーション以外に切れない状況でインストール。
で、どうもGRADD SVGAの状態からScitechSnapを入れないとダメっぽい。で、再起動する前にレジストしとかないとダメっぽい。
で、LANはRTL8139。これも一応フロッピーから導入はしたんだけど、世のWebの記述どおりにIBMCOM\MACSにファイルを全コピーしておいて。フツーに導入可能。
最後はマルチメディアで、これはUniAudioを。netlabsのUniAudioを。
意外にもフツーの音が鳴りました。以前古いFMVに入れた時はLAN入れると音が鳴らなくなったんすけどね。なんかあまりにも順調に入るんでかえって吃驚。
これでT23の後継としては十分ですな。
後はT43が2万円になったら買うかなー。これで後5年は大丈夫でしょう。
ちなみに私は今だにTP560も使っていたりするのだった。だはは。
www.os2.jpでtabeditというエディタを紹介されていますが、そういう事であれば私のevもタブ付のエディタ、アウトラインエディタ、ランチャー、タスクスイッチャーが全部入っているから上だな、と威張ろうとしたらアップされてねぇ!
あぶねぇあぶねぇ。主力機を移す時にアップロード用のスクリプトを修正してなかったっす。という事で再アップ。evを見てみて・・・・ちょ
故あって「批評のジェノサイズ」(宇野常寛+更科修一郎)を読んだ。
その中で宇野さんがSFマガジンに連載されてた評論についてSFファンダムから排斥を受けて・・・というよーな文脈で「SFやオタク系文化は味方だが、それ以外は敵だ、という様な批判を受けた・・・」という趣旨の事が載っている。
・・・・・あのー、そもそもSFマガジンを読んでいる側としては「SFマガジン」というSF専門誌でSF以外の事書かれたらかなり悲しいですが。「SFと同じくらい面白い」と言われてパフュームの話されても困る。いや、そういう連載だったのかどうかは知らないが。要するに「俺の話を聞け」と言われても困るぜ。SFを読んでいる時は人間についての話を読みたい訳じゃない。人間に興味があるんだったらフツーの小説読みますって。
コリン・ウイルソンは「SFとは小学生が化学の実験を見た時の知的興奮を与えてくれるもの」と言い、川又千秋さんは「それがセンス・オブ・ワンダーだ」と言いましたが、宇野さんってホントにそういう興奮は全然興味無い人みたいに見えるんすよ。というかホント人間が好きなんだなぁ、という。けど、それってSF読みとしては最もいらない資質なんだけどなー。いや、人間にまつわる話を読むんだったらちゃんと・・・・「ジョン・ランプリエールの辞書」とか読みますって。
つまり宇野さんの持っているSFのイメージって結局サイエンスファンタジー系でしょう?イーガンの「世界消失」やテッド・チャンの短編からどうやって宇野さんの持っているSFのイメージを導出出来るのか。
だってさぁ、サイエンスファンタジーってSF的感動を与えてくれるメディアじゃないでしょう。サイエンスファンタジーってまぁマルドックス・スクランブルとか「イリヤの空・UFOの夏」とかああいうのね。俺、マルドックス・スクランブルは好きだし、感動したけど、SF的感動はビタ一文も無い話ですよね。SF的感動って文芸の質とはまるっきり相関してない計量(メトリックス)なんで宇野さんの考えている評価軸とはまったく関わらないよーに思えるっす。
ええと、結論としては「批評のジェノサイズ」は面白い本、示唆的な本でしたが、SFを巡る言説については「・・・・なんなのこれ・・・・・」という(笑い)。
というか宇野さんの「SF」と俺の「SF」は全く関係ないんだなぁ、という事がよく判りましたです。むふふ。
エイベックスさん、次は『プロコレ』っすよ! アニメヴォイスで「21世紀の精神異常者」、これっす!
あああーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
これ、マジで有り!有り!
artify.zipに画像を油絵タッチにフィルタするソフトをアップしました。アルゴリズムを参考にしたサイトはVC2005を用いた易しい画像処理(7)を参考にしました。
油絵タッチフィルターアプリを作っていてですね。ツールバーアイコンをLinuxのアイコン集から流用していますが。
この矢印、ちょっと不思議に思いません?
流用した矢印アイコンの本データは「forward.png」でつまりは「前に進む」が右向きです。一方我々のイメージだと「前に進む」は左向きじゃないですか?
マンガでも時間の進みは左から右へ進みます。
ところが欧米のアプリは時間の進みは右から左へ進みます。
で、欧米デザインを流用するとこの辺を無視してそのまま使っている例が多く、俺何時も混乱するんだよなー。「以前」が時系列で未来を示しているサイト、未来のエントリが右に配置されているサイト、etc,etc。
同様に日本人の思考って縦書きに従属している気がするんですよね。横書きだと箇条書きが非常にしっくり来ますが、縦書きだと箇条書きって全然キャッチーじゃないんですよ(試してみると判ります)。
むしろ「何々がああなって、こうなって、けっきょくこうなった」という書き方の方が縦書きの場合有効なんですね。
そういう意味ではWebブラウザを使って喋ってる輩は全員サヨ(爆笑)。亡国の民(爆笑)
いや、ホント日本固有の文化を破壊するという意味ではWebブラウザほど恐ろしいものは無いと思っているんだが、ネトウヨの人はどうして平気なんだ?
例によって横道逸れたノ介の話。
とある事情から画像ファイルを油絵化したいという要求が沸き上がったと思って下さいな。
で、最初はQueeCyのフィルターを探した訳ですよ。
ところが「ぼかし」「反転」等はありますが、油絵タッチ化は無い・・・・みたい。いや、本当の所は判りませんが、多分そうじゃないかと思うのです。
次にGIMPを見た。Linux上ですけど。
で、ですね。使い方が判らない。
うーん、うーん。暫くしてWeb閲覧してみるとちゃんとアルゴリズムが公開されてる。じゃ、これをインプリメントした方が早くね?そりゃQueenCyのプラグインの作り方を学んだり、GIMPの使い方を学んだりした方が最終的に自分の利益になるのは分るけどさー、余りにも簡単なアルゴリズムだから絶対半日も経てば変換ソフトつくれるもん・・・。
という事でこんなアプリ作ってみました。安普請なんで落ちる落ちる。原因がわかんねー。助けてドラエモン。
右が使用後、左が使用前、という。こんな感じに諧調をネグるフィルターアプリですわ。
この拡張のfirefox版、マジ欲しいと書いていたら、やっぱfirefox版の拡張があるようですね。LeechBlockで「Twitter中毒」「はてブ中毒」「mixi中毒」を克服
おおう。これは・・・でも仕事で使っているのseamonkeyなんだよなー。seamonkeyも実用的なスピードで動けばセーブしたファイルを編集できて至極便利なんですが。
「アーティストのビジネスモデル」での八田さんのお言葉
「1000人のハードコアなファンがいればアーティストは食っていけるとしたのである。」
・・・・でもさぁそのハードコアなファンってどうやってその「自分にとって特種な」アーティストを察知するんだい?
音楽って速読術とかが無い世界なので60分の作品はどうやっても60分時間を食う。で、そういう「特種」なアーティストに当たる迄にリスナーはもの凄い時間をかけて遍歴をしないとダメでしょう。
となると現実の時間内にそういうアーティストに当たる為には、やっぱり広く紹介するメディアが必要で、となると・・・・、
という風にエコシステムを考えると今のビジネスモデルが崩れれば、その1000人はゲット出来ないと思うがなぁ。
今の状態が進化すれば、もうビッグアーティストってどっちにしろ存在が無理になるでしょうが。というか過去の音楽だけでもう十分だろ、という気もするけど。今時の若者って娯楽が多いから自分の世代みたいに「コアな音楽ファン」ってもう存在自体が難しいんだと思います。
Web中毒にフタ
このエントリのChrome拡張のfirefox版、マジ欲しい。
というか、最近のエントリはtwitterでよくね、みたいなレベルのエントリしか書いてないですね。ううむ。
firefox3.5.4preを引き続き使っています。
なんと手持ちのフォントで埋込みビットマップを使ってくれるのはIPA モナーフォントだけ。MSゴシックはダメでした。もしかしてMS P ゴシックなら大丈夫なのかな。
で、IPA モナーフォントの埋込みビットマップってちょっとイマイチな感はあって、キツいなぁ、なんて思っていたんですが。
なんか段々慣れて来てしまいしたよ。
それはそれとして、最近プログラミングしてない。ううむ。
ぶっちゃけ、PCに対してあんまし希望が無くなってきた、というのはありますね。だってあんましPCで何か素晴らしい事が出来るんだ!みたいな幻想が徐々に無くなっていますもん。
多分、今はWebの向こう側に何か素敵な事がある・・・・という幻想の時代なんでローカル側にワクワクドキドキする要素が生まれづらい、注目されづらいからじゃないかと。そしてわが道を行くOS/2erはというと、もう「OS/2でこれが出来たらいいなぁ」という事に関してはもうすべて出来てしまっていますからね。
ぶっちゃけ動画関係はダメダメなんすが、動画ってやっぱ時間食い虫なんで。PCを弄る時間の少ない私としてはむしろ出来ない方がありがたいという・・・・。
動画を見てると時間が過ぎるですよ。いや、ホントに。
えー、OS/2のニュースに出ていますが、埋込みビットマップを表示するパッチを適用したfirefox3.5.4preが出ていたりします。URLはhttp://ftp.mozilla.org/pub/mozilla.org/firefox/nightly/contrib/latest-mozilla-1.9.1/ですわ。
で、使ってみたんですけど・・・・
正直レンダリングが劇的に早くなった訳じゃないし、なんか今までのアンチエイリアスされているフォントに慣れた身としてはむしろ汚くみえるという・・・・。
むむむむ。
ちょっとこれ、どっかに切り換えのフラグ無いんすかねぇ。
about:config回りをにょろーんと見てみたんですけど、それらしいフラグは見当たりませんでした。ううむ。どうしようかな。古い方を使い続けようかナ・・・
C言語のみで記述され、libc以外の全実装が "made by mikio" なCMS,Tokyo Promenade
さすがCで実装されているだけあって、有り得ない速さ。ステキスギます。むふふ。
根拠がある訳じゃないですが、多分終身雇用制が崩壊したと同時に多分「日本」という国への帰属心も消えるんじゃないでしょうか。
もの凄く荒い議論ですが、終身雇用制が消えた瞬間、「ずっとここにいれば最終的に良い事がある」という期待は粉砕された訳ですよね。逆に言えば「日本」に止どまるメリットが何もない。となると目端の効く使える人間ほど「外」にも目を向けるようになる。
だから愛国心とかいう意味では終身雇用制の崩壊と年功序列のシステムを壊したのは後々効いてくるんじゃないかなぁ。たとえば今までは老人優先の政策を取っていれば「最終的に俺らも老人になるんだから」と賛成しやすかった若年層の有権者も終身雇用制が壊れたら「俺らは今欲しいんだよ、だってヲッサンクラブに入れるかどうか分らないジャン」となる。極端な話「いっその事中国に占領された方がいいんじゃね」位の事考えてもおかしくないよ。
というよーな意味があるんじゃないかな、と僕は思いました。マル。
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