11.2でX11VNCを利用可能にする

※2010/07/19
 openSUSEでVNCが接続できない問題は解決しました。このページの解決方法は古い情報です。
 openSUSE11.xのVNC問題の解決はこちらを参照してください。

openSUSE11.2では何故かVNCが正常動作しないことがあります。
なぜだか分かりません。

リモート管理を使ってWindowsからopenSUSEのデスクトップ制御
openSUSE 11.0へVNC接続をする

で、急場しのぎの解決方法は結局「別のVNCをインストールしましょう」です。

YaSTからx11vncをインストールします。



コマンドラインから

>x11vnc &

と実行します。


Windows端末からVNCで接続します。
(ファイアウォールで5900番を開けておきましょう)
接続できました。


しかし一度VNCのセッションを終了すると、x11vncも終了してしまいます。


VNCを終了してもx11vncが持続して実行させたい場合は、-foreverオプションを追加します。

>x11vnc -forever &

しかし気になりますよね。パスワード。
デフォルトのリモート管理のVNCとは異なり、ログインセッションが起動しません。
従ってパスワードも無しです。

これではあまりに不用心なので、パスワードを設定してみましょう。

コマンドラインで

>x11vnc -storepasswd

と実行します。
パスワードを設定します。


パスワード認証を利用する場合は、-rfbauthを加えます。

>x11vnc -rfbauth ~/.vnc/passwd

VNCで接続するとパスワードを要求されます。


毎度毎度この手のコマンドが面倒なら、ショートカットを用意するか自動実行を設定します。
これでとりあえずVNCが接続できるようになりました。





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