データベースのデータは登録順の番号で管理するものがあります
特に樹種のデータです
これらの登録順序を変更すると樹種が変更されたものとして解釈されますので
今後のため、使用すると思われる樹種は、最初に登録してその順序を変更しないことをお勧めします
データ作成規約
点・線・矩形・多角形データについて
プロパティ
配置可能階の小屋階とは、最上階(階数)の屋根階
部材・荷重 | 使用目的 | 配置可能階 | 備考 |
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柱 | 梁の支点 | 混構造を除き1階から最上階 | 引き抜き金物算定のため構造柱はすべて入力のこと |
梁 | 根太垂木、壁、耐力壁の支持材 | 1階から小屋階 | 1階は地中梁 支点間単純梁として算定 混構造の2階混構造梁に重複するものは土台とみなす |
片持梁 | 根太垂木、壁、耐力壁の支持材 | 2階から小屋階 | 全荷重を支点に流す 混構造の2階片持梁に重複するものは土台とみなす |
耐力壁 | 壁長、金物の計算 | 混構造の1階を除き1階から最上階 | 剛性低減を要する耐力壁は「梁またぎ」を許さない 上梁に勾配が付くものを許さない 「データ作成上の注意」を参照 |
準耐力壁 | 壁長、金物の計算 | 混構造の1階を除き1階から最上階 | 設計条件による 剛性低減を要する準耐力壁は「梁またぎ」を許さない 上梁に勾配が付くものを許さない 「データ作成上の注意」を参照 |
地震床 | 床面積、地震荷重の計算に使用。 | 1階から小屋階 | 物置は天井高入力 |
地震バルコニー | 地震荷重の計算に使用。 | 2階から小屋階 | |
地震屋根 | 地震荷重の計算に使用。 | 2階から小屋階 | |
EV | 地震力精算のためのエレベータ重量 | 混構造の1階を除き1階から最上階 | 令46壁量に考慮 |
床 | 根太を示す 軸力の計算に使用 |
混構造の1階を除き1階から小屋階 | 1つの支持材に根太が直交する方向 1階は無視 |
バルコニー | 根太を示す 軸力の計算に使用 |
2階から小屋階 | 1つの支持材に根太が直交する方向 |
屋根 | 垂木を示す 軸力の計算に使用 |
2階から小屋階 | 1つの支持材に垂木が直交する方向 |
外壁 | 風圧力見付面積、地震力精算のための壁重量 | 1階から最上階 | 上下階の梁・片持梁に支持されること 地震重量に関連するので混構造の1階にも配置のこと |
手摺壁 | 風圧力見付面積、地震力精算のための壁重量 | 2階から小屋階 | 同一階の梁・片持梁に支持されること |
補助壁 | 地震力精算のための壁重量 | 2階から小屋階 | 風圧力見付面積に算入されない外壁重量 |
内壁 | 地震力精算のための内壁重量 | 1階から最上階 | 地震床の重量に含まれない内壁 地震重量に関連するので混構造の1階にも配置のこと |
床剛性 | 床剛性の検討 | 2階から小屋階 | |
階段 | 床剛性の検討 | 2階から小屋階 | 床剛性配置内の床剛性の無い階段・吹抜部分 階段部分の荷重は「床」データとすること |
束 | 母屋の支持材 | 2階から小屋階 | 梁・片持梁に支持されること |
母屋 | 垂木の支持材 | 2階から小屋階 | 束に支持されること |
棟 | 屋根形状を示すデータ | 2階から小屋階 | 見付面積算定用 |
屋根面 | 屋根面を示すデータ | 2階から小屋階 | 見付面積算定用 |
線荷重 | 追加線状荷重 | 混構造1階を除く1階から小屋階 | 梁・片持梁に配置のこと |
集中荷重 | 追加集中荷重 | 混構造1階を除く1階から小屋階 | 梁・片持梁に配置のこと |
混構造柱 | 混構造柱 | 1階のみ | 混構造用 地震重量に関連するので配置のこと |
混構造梁 | 混構造梁 | 2階のみ | 混構造用 片持梁は木造片持梁を流用する 地震重量に関連するので配置のこと |
ゾーニング | ゾーニング | 1階のみ |
●床剛性と階段・吹抜の配置について
階段・吹抜は、床剛性と重複していなくても床長さ算定で控除されます
階段・吹抜は床剛性の範囲内に配置してください
「階段・吹抜」を配置しないで床剛性を配置すれば配置されていない部分が「階段・吹抜」とみなされます
ただし"屋外階段などで階段の床抜けがない場合、「はい」を押してください。"のメッセージがでます
1階下屋部分の屋根にも屋根の剛性があります、床剛性のない通りを作らないよう配置ください
●混構造
2階床を木造床とする場合は、「混構造梁」「混構造柱」は必須
壁式の場合「混構造梁」の支点として「混構造柱」をダミーとして配置する