最新バージョン1.0.2 ( 126KB )
What's New
Petit Petit Musee 1.0.2 はバージョン1.0.1 の以下の不具合を修正しました。Petit Petit Musee 1.0.1 は1.0 に比べ、設定ダイアログを簡素化し、動作をより自然にしました。
- 動作オプション設定項目「Keep the original filename」を指定した場合に、ファイル名の前後に付加する見えない文字を目に見える文字に変更しました。システムバージョンやフォントによっては制御文字として見えてしまうためです。
- Petit Petit Musee アプリケーションのアイコンが正しく設定されていませんでした。
- 動作オプション設定項目「Keep the original location」を削除しました。元の位置を参照できる場合にはそれを利用することにしましたので、より自然な場所に作成されます。
- 「Convert Mode」でも元絵のファイルはそのまま残すようにしました。ファイルを複製したような自然な動きになりました。
- 「Alias Mode」において、同じフォルダに「エイリアスピクチュアクリッピング」を作成するようにしました。これでデスクトップにあるファイルでも利用できるようになり、通常のエイリアスを作成した場合と同じような自然な動きになりました。
MacOS8 でサムネイルアイコンがうまく反映されない現象にも対処しました。MacOS8ではFinderに不具合がありカスタムアイコンのアップデートが正しく行われない場合があります。詳しくはこちらをご覧ください。
Introduction
Petit Petit Musee は Finder を画像クリップデータベースに変えてしまうソフトウェアです。...などというと大げさですが、「ピクチュアクリッピング」にサムネイルアイコンを付けたり、ピクチュアファイルを「ピクチュアクリッピング」に変換したりするとてもシンプルなユーティリティです。
Drag&Dropに対応したソフトで画像を Finder にDrag & Drop すると「ピクチュアクリッピング」というファイルができますが、これに自動的にサムネイルアイコンを付けることができます。さらにその画像のカラーデプスにより以下のように色分けされますので、「ピクチュアクリッピング」を再利用するときにも大変分かりやすくなります。
- 「ピクチュアクリッピング」が作成される際に自動的にサムネイルアイコンを付加する機能
- 既に作成されている「ピクチュアクリッピング」にサムネイルアイコンを付加する機能
- PICT/JPEGファイルをサムネイルアイコン付き「ピクチュアクリッピング」に変換する機能
- PICT/JPEGファイルのサムネイルアイコン&エイリアス情報付き「ピクチュアクリッピング」を作成する機能
「ピクチュアクリッピング」の利点である「画像を見るのにFinderさえあれば他のソフトが不要」という点を活かして、画像をひとに渡す際にPICT/JPEGファイルを「ピクチュアクリッピング」に変換しておけば、相手がどんなソフトを使っているかを気にしなくて済みます。
さらに「エイリアスピクチュアクリッピング」と呼んでいるエイリアス情報付きの「ピクチュアクリッピング」を作成する機能もあり、画像ファイルランチャーとしても利用できます。
Petit Petit MuseeはSystem 7.5 以上のシステムで動作します。MacOS 8 にも対応しています。
Shareware
Petit Petit Musee はシェアウェアです。もし気に入って、継続して使おうという方は¥1000をお送りください。以下の送金代行サービスを利用すれば簡単に送金することができます。銀行・郵便局からの送金方法は付属書類『PPM Readme First』に記載しています。
■ NIFTY-Serve会員の方は「シェアウェア送金代行」をご利用いただけます。 シェアウェア番号:7662ご送金後、必ず付属書類『PPM Readme First』の巻末にある登録用紙に必要事項を記入してメールでお送り下さい。直接登録コードをメールでご連絡いたします。
■ NET-U会員の方は「シェアウェア送金代行サービス」をご利用いただけます。 作者番号:S0000235ご送金後、必ず付属書類『PPM Readme First』の巻末にある登録用紙に必要事項を記入してメールでお送り下さい。直接登録コードをメールでご連絡いたします。
作品番号:0040
MacOS8 BUG
MacOS8 の Finder は内部にアイコンキャッシュのようなものを持っていて、そのキャッシュの管理方法に問題があるためか、カスタムアイコン付きのファイルアイコンのアップデートがちゃんとできていないようです。次のような操作をするとカスタムアイコンが入れ替わってしまいます。
1)デスクトップに新しくテストフォルダを作ります。そうすると、複製されたデスクトップの PICT#1 (中味は PICT#2)のカスタムアイコンは捨てた元の PICT#1 のものになってしまいます。同じものなのにテストフォルダ内の PICT#1 とデスクトップの PICT#1のカスタムアイコンが違ってしまうのです。
2)その中に、PICT#1 と PICT#2 というカスタムアイコン付きのファイルを用意します。
3)PICT#1 をデスクトップに移動します。
4)PICT#2 の名前を PICT#1 に変更します。
5)デスクトップの PICT#1 をごみ箱に捨てて消去(空に)します。
6)作ったフォルダ内の PICT#1 を OptionKey を押しながらデスクトップにドラッグして複製を作ります。
もし、正常にカスタムアイコンも複製された場合でも、その新しく作ったテストフォルダを一旦閉じてもう一度開くと、逆にこのテストフォルダ内の PICT#1 のアイコンが捨てた元の PICT#1 のものに変わってしまいます。結局テストフォルダ内の PICT#1 とデスクトップの PICT#1のカスタムアイコンが違ってしまいます。
これは Petit Petit Musee とは無関係で、Photoshop などで作成したカスタムアイコン付ファイルでも確認できます。 MacOS 8.1 で修正されていることを期待しましょう!