最終更新日付:2000年11月 7日
1999年1月31日、京都の立命館大学の土曜講座で、講師に土居靖範氏を迎えて 講演会京都のまちに新型市電をが 催されました。約二百人の幅広い年齢層の聴講者が集まり、立ち見が出る盛況でした。
土居靖範氏がビデオを使って、LRT(新型市電)は道路中央を走るのではなく、歩道から直接乗降できるようにすべきであると説明している。ほかに、ストラスブールの市の担当者へのインタビューのビデオや、東京の三鷹のムーバスを紹介するビデオが上映された。
終了後、立命館大学前始発のバスに乗りました。このバスはかつてN電の名で親しまれた京都市電の北野線の 代替バスを大学まで延長したものですが、学生以外にも高齢者の利用が多く、それも立命館大学前から わら天神前までといったようにわずか数停留所の利用が目立ちました。地下鉄のような駅間の長いものは 高齢化の進む都市中心部内の交通機関には不向きで、低床で高齢者にも無理なく乗降できるLRTの 京都への導入の必要性を改めて感じました。
(C) 2000 小松敏郎 (KOMATSU Toscirou)