● 市販価格より高く落札した。 喉から手が出るほど欲しい商品があった。VIA Mini-ITX というマザーボード。それが電源付きのケースと供に出品してあった。別に当地でも売ってはいたが、取り寄せとなるし、何より安価にオークションで手に入るなら言うことないと思い入札した。 が、終了30分前に値がだんだんとつり上がるではないか。3分前になって更に高値で入札したが、競争相手はまたまた高値更新。時間は自動更新で5分ずつ延長になり、負けじと、ついには自分でも?と思う値段をつけてしまった。もう追っては来なかったが、落札と同時に「後悔」の嵐。つまり、結局は新品よりも高い値で落札したのだ。それに送料・振込料を入れたら最悪の話である。 いつもはその商品に出せる金額を前もって決めておき、その金額以上の値となった段階でその商品とは縁がなかったものと諦めることにしていたが、今回はそれができなかった。理由は3つあった。ひとつはとても熱くなってしまったこと。2つ目は、商品が複数個あったことから適正な価格の把握がし辛かったこと、3つ目はその説明に「努力して高値で入札していただいた方にはおまけを付けます」と書かれていたことである。そのときは特に意識をしなかったが心の中に「おまけを貰える」とか「おまけって何だろう」という気持ちがあったのだ。 入札は冷静に、冷静に。