の語彙

真夜中の国語辞典



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くーしゃんくー【くーしゃんくー】〈名詞〉

 空手の型のひとつ。
 緩急があり、飛び蹴りという見せ場もあるので
 昇段試験に好まれる。
 型の名前をはっきり発音しないと「孔雀」に聞こえる。


くーちゃん【クーちゃん】〈固有名詞〉

 いきなり謎の言葉を発したり、不気味な笑いかたをしたり、祈りの最中に
 ハイになったりすぐに寝たりする困った巫女さんだが役にたつ。


くーべるたん【クーベルタン】〈人名〉

 世界共通の競技がなかったので
 当時の軍事教練の科目を取り入れた運動会を提唱した人。


くーぽん【クーポン】〈名詞〉

 割引の活字はばかでかく、利用できる日時の活字は
 申し訳程度に添えられたお得なキップ。

 「なにぃ、月曜日の午前5時から5分間ご利用できます、だと?
  時間も時間だが、文法がおかしいぞ、これ」


くーらー【クーラー】〈名詞〉

 除湿と暖房のついていない廉価版非インバーターエアコン。


くーりんぐおふ【クーリングオフ】〈名詞〉

 え、うそ。グロスって12ダースのことじゃない。
 うちはそんなに激しくないわよ。


くーる【クール】〈形容動詞〉

 晩秋から春になるまで
 より寒い国のサイトにでかけていって
 気持ち暖かくなることでんがな。

 「うぉー、現在の外の様子をライブで送ってきたー」


くーるたっきゅうびん【クール宅急便】〈名詞〉

 ニヒルで無口な宅急便の事。


く【区】〈名詞〉

 まず公務員の職員数に応じて区役所を建設してから
 線引きされた地域。

 「しまった、あともう2つは--役所が必要だ」
 「では--を分割しましょう」

 「しまった、定年退職者が増えて--役所が余ってしまいそうだ」
 「では--を統合しましょう」


くあはうす【クアハウス】〈名詞〉

 平たくいうと温泉をさすおしゃれないい回し。
 たぶんカラオケやジャングル風呂や宴会場や卓球台があるのだろう。


くいーん【クイーン】〈名詞〉

 女王または王妃。
 なにゆえ勝負の場、男の世界に
 日傘をもった--が集結するかは謎。

 「勝負の世界に女はいらねぇ」

くいーん【クイーン】〈名詞〉

 通りすぎた! 一歩手前だ! と悔しがらせてから
 度肝を抜いてぱたっと揃うパチンコ台の一種。
 最近パターンが違うのはメーカー主導ですか?


くいけ【食い気】〈固有名詞〉

 さいけ、いろけと並ぶ形而下的欲望のひとつ。


くいしんぼう【食いしんぼう】〈名詞〉

 味はともかく腹を充たせればいい飢餓地獄の住人。

 「--バンザイ」


くいず【クイズ】〈名詞〉

 ある事実を導きだすために作られた質問集に解答するだけの番組。
 あらかじめ解答集が配布されているので
 せいいっぱいの演技が楽しい。
 また、解答を発表するとき以外は司会者が映るので
 目を開けて寝ていてもばれない。


くいず【クイズ】〈名詞〉

 プレゼント応募の際に社名や製品名を書かせて
 簡単な問題で豪華賞品が当たるとみせかけ、
 その実、名簿作りにいそしんでいたりするもんでっせ。
 --に応募すると見ず知らずの発信者からの「突然ですが」メールが増えるのはなぜ?

くいずけいしき【クイズ形式】〈名詞〉

 プレゼント応募の際に社名や製品名を書かせて
 知名度を上げることでんがな。
 広報パンフレットなどで質問と解答で読む者を
 誘導することでんがな。

 「Q.日本は資源のない国ですが、スリーマイルやチェルノブイリと
    いう前例のある、安全でクリーンなエネルギーというと?」
 「a1.火力 a2.水力 a3.原子力」


くいずざっし【クイズ雑誌】〈名詞〉

 豪華賞品がもらえるので人気の雑誌。

 「あれ、最近当たらないなぁ」とは
 パソコンで解く応募者の声。


くいぜをまもる【株を守る】〈名詞〉

 まだ上がらないか、まだ上がらないかと
 毎日株式欄を見て嘆き暮らすことでんがな。


くいたん【食いタン】〈名詞〉

 ドラが切られたのでつい鳴いてしまった。

 『しまった〜、ナシナシだったんだ、混一色でも作ろう』


くいだおれ【食いだおれ】〈名詞・代名詞〉

 大阪人の総称。
 まずいもんは食わないという厳しいグルメが
 東京へ行って、空腹のあまり倒れることでんがな。


くいちぎる【くいちぎる】〈動詞〉

 「お口でつけてあげる」といわれて
 安心して行為におよんだものの
 3ヶ月して呼び出されることでんがな。
 なぜだーなぜなんだー。
 ちゃんと付けて…はっ!?


くいちらかす【食い散らかす】〈動詞〉

 あちこち手を出して仕込んでしまった。
 このままでは養育費で借金地獄に落ちてしまう。
 そうだ、今度は有閑マダムを--しかないな。


くいっくりふぁれんす【クイックリファレンス】〈名詞〉

 マニュアルで混乱したおとうさんをさらに混乱させるうすっぺらい印刷物。
 メダパニを唱えてくるまえに
 マホトーン一発が正しい戦いかたといえよう。


くいつかせる【食いつかせる】〈名詞〉

 胸をはだけたり、ミニスカートからちらり。
 わたしの魅力にひざまずきなさいっ。
 もしくは、いらして。


くいつく【食いつく】〈動詞〉

 目の前のエサがわさわさ誘うので、つい。


くいどうらく【食い道楽】〈名詞・代名詞〉

 大阪人の総称。
 まずいもんは食わないという厳しいグルメ。

 「東京もんのTVはあきまへんな」
 「食わな味わからんとは情けなおまっせ」
 「わてらは見ただけで美味いかまずいかわかりま」
 「TVで美味そうや思たことおまへんな」


くうかん【空間】〈名詞〉

 家を新築したものの、
 建築費用で金を使い果たして
 家財道具がなにもない部屋。


くうき【空気】〈名詞〉

 空港までのアクセスにいろいろ選べるときに
 それぞれの列車やバスが大量に運ぶもんでっせ。
 空港島に小学校、中学校、高校、大学と
 ニュータウンを作れば一気に解消。

 「知事、また騒音公害訴訟がっ」
 「もう大阪湾に空いてる場所はないぞ」
 「空港島を作ったら作ったでこれですもんね」


くうきいれ【空気入れ】〈名詞〉

 浜辺で力いっぱい膨らませたりすると
 途中で太陽が黄色く見えてしまうために開発された
 黄色いじゃばらの脚踏み式空気注入器。
 逆に早く抜こうとホースの出入り口をつけかえても
 不可逆性の論理が働く。


くうきじゅう【空気銃】〈名詞〉

 鉛の弾を空気圧によって発射する静かな銃。
 ときたま弾が出ないすかしっぺなこともあるんや。

 すかっ
 「あ、スカだ」


くうきぶとり【空気肥り】〈名詞〉

 もう水を飲んでもぶくぶく、
 息を吸ってもぶくぶくなダイエット不可能な状態。
 激痩せや無理なダイエットの反動でもなる。


くうきぼんべ【空気ボンベ】〈名詞〉

 酸素だけだと「酸素酔い」になってしまうので
 そのへんの普通の空気を詰めたアクアラング用ボンベ。
 店の前に国道があるとコンプレッサーが排気ガスもおまけしてくれる。

 「うう」ボコボコっ
 「気持ちが悪い」ボコボコっ
 「バス臭いが、バス臭いがぁ」ボコグバゲボっ


くうしゃ【空車】〈名詞〉

 キタやミナミで4重5重停車しているタクシーの群れ。
 歩道脇からリレミトの呪文で車線へ出ていく。


くうしゅう【空襲】〈名詞〉

 いまだ本土は--されていないことを誇るアメリカ。
 風船爆弾の到着と森林火災は黙して語られない。


くうしゅう【空襲】〈名詞〉

 襲われた側の航空機による爆撃をさす言葉。


くうしゅう【空襲】〈名詞〉

 本隊が上陸するまでに行われる地ならし。
 宣戦布告文書には相手国に対する建設計画が含まれている。


くうしゅうけいほう【空襲警報】〈名詞〉

 注意報ではないので、
 すでに敵機が頭上にいるときに
 鳴らすサイレン。


くうしゅうちゅういほう【空襲注意報】〈名詞〉

 敵機来襲。
 しかし民間人に知らせるとパニくってしまうだろう。
 安全なのは四六時中地下にいることだ。


くうしょうほ【空将補】〈名詞・代名詞〉

 海将補、陸将補と並んで、旧軍の少将に相当する階級。
 補がとれて中将相当。

 「ベネット大統領。元帥大将がいなくなったことにお気付きか」


くうぜん【空前】〈名詞〉

 「村長〜王様猿が受けてるだよ〜」
 「満員札止めの小屋から次はどうなるべぇかと手紙が来てるだ」
 「王様猿の見世物はよそへ行ってしまっただ」
 「撮れば客が入るっちゅうときに困っただー」
 「どうするだどうするだ」
 「狩人じいさんから皮借りてきてぬいぐるみのでっけぇのを作るだ」
 「ぬいぐるみは動かねぇだよ」
 「なかに人が入るだ」
 「さすがは村長だ〜」
 「西のほうからぬいぐるみの映画が来たって新聞さ書いてたべ」
 「情報が金になる時代になったべー」


くうそうかがくしょうせつ【空想科学小説】〈名詞〉

 SFのフルネーム。
 空想とはいうものの、異常なまでに細部の設定にこだわらないと
 ファンが納得してくれない。


くうぞく【空賊】〈名詞〉

 アドリア海周辺に出没する空中海賊。
 真っ赤な飛行機に乗った豚に弱い。


くうちゅうきゅうゆ【空中給油】〈名詞〉

 給油終了後、キャノピーに油膜を作る、サービスの悪いGS。

 「フォックストロット1へ。給油完了」
 「こちらフォックストロット1。了解」
 どばっしゅばばばばー
 「ふっふっふ。こんなこともあろうかとワイパーが付けてあるんだ」
 「オイルも見ましょうか」


くうちゅうきゅうゆき【空中給油機】〈名詞〉

 GWとお盆と年末年始の大渋滞で
 あちこちのクルマがガス欠になったときに
 飛んで来てくれるガソリンタンク搭載の航空機。


くうちゅうせん【空中戦】〈名詞〉

 飛行機を真っ赤に塗りたくるような派手好きが始めた
 見物人どよめきまくりの航空ショー。
 最近は動体視力のよい者しか観戦できないのが難点。


くうちゅうは【空中波】〈名詞〉

 電離層にぶつかりながら、遠くから届いてくる電波。
 某国のジャミングや夜中中垂れ流すNHKに阻まれて
 聞こえにくい。


くうちょう【空調】〈名詞〉

 酸素やニ酸化炭素、窒素などの割合を一定に保つことでんがな。


くうちょうせつび【空調設備】〈名詞〉

 フィルターが進化したので生産性が向上した
 日本の半導体工場の巨大な塩分除去装置。


くうどう【空洞】〈名詞〉

 宝物がありそうでつい入ってみたくなる洞穴。

 「ねぇ、指はいいから、もう、きて〜」


くうばく【空爆】〈名詞〉


 襲った側の、航空機による爆撃をさす言葉。


くうほう【空砲】〈名詞〉

 リボルバーに5発これを詰め、
 残り1発に実弾を詰めて
 かわりべんたんに撃って
 次は--か実弾かを掛けるゲームを
 ロシアンルーレットちゅうねん。

 「ふっふっふ。5発めに頭を撃ち抜いたな。金は全部いただきだ。
  お、1発残ってる、オレの番だったな…」
 どんっ
 「うぐわぁ」


くうぼ【空母】〈名詞〉

 防衛庁が作りたくてうずうずしている艦種。
 原子力は失敗してるので、通常動力になるだろう。

 「防衛庁から原子力空母の予算申請が来てるぞ」
 「原子力はだめだ、原子力は」


くうぼ【空母】〈名詞〉

 国家の威信を満載した、水平にも垂直にも大きい的。


くうらん【空欄】〈名詞〉

 アンケートハガキの下のほうにある
 お絵かきコーナー。
 細かく意見を書いて、それが編集のほうに回ったりしたら
 プレゼントが当たらないかもしれない。


くうろん【空論】〈名詞〉

 大前提と小前提に「もし…ならば」がこっそり混じっているのに
 そこから得られた結論を戦わせることでんがな。

 「政府与党は国民のコンセンサスが十分に得られた(はず)として
  人造人間エヴァンゲリオンの研究開発を最優先にした予算案を
  上程しました」


くえーさー【クエーサー】〈名詞〉

 内部に彗星帝国が隠れている天体。

 「なぁ、あのハナシで自爆したろ?」
 「別の次元のハナシさ。ほらみんな顔が違うだろ」


くぉーく【クォーク】〈名詞〉

 日本の超古代の神話に明記された素粒子。
 さらに--を構成する素粒子も書かれている。


くぉーたーばっく【クォーターバック】〈名詞〉

 安全圏に一端避難しておもむろにボールの処置を考えるひと。
 しかしどこへ投げるか決めておかないと象が突進してくる。


くぉーつ【クォーツ】〈名詞〉

 1個百万円の時計でも980円の時計でも
 同じ性能にしてしまう魔法の石。


くか【区歌】〈名詞〉

 府歌も市歌も聞いたことがないのに、
 どうやら区にも存在しているらしい制定歌。
 この分だと町内歌もあるかもしれない。


くかいじょうど【苦海浄土】〈名詞〉

 猫が踊りだして死ぬ、というショッキングな内容の物語。


くかんきゅうこう【区間急行】〈名詞〉

 これは急行だべか、と地方出身者を欺く列車。


くかんしんきろく【区間新記録】〈名詞〉

 主催者のTV局が設定したペース配分を無視して
 実力で走ってしまうことでんがな。


くき【茎】〈名詞〉

 あまりよくない部分。


くぎ【釘】〈名詞〉

 なにかを打ち止めておく鉄製品。
 キリストは適当なものがなかったので
 近くの線路から抜いてきた釘で止められた。


くぎをさす【釘をさす】〈動詞〉

 常習駐車違反車の行動を抑制することでんがな。


くくり【ククリ】〈固有名詞〉

 ミグミグ族の末裔でグルグル使い。
 普段はボーッとしているが、
 パンツを見られるとすごく怒る。


くくる【くくる】〈動詞〉

 似たり寄ったりを「群れ」とみなす行為。

 「自自連合ですか。予想通りですな」


くけー【クケー】〈波動語〉

 「そりゃないだろ」「勘弁してくれよ」などの意味。
 波動語なので半角が基本。

 「あ、もう帰らなくちゃ。じゃ、さようなら。」
 「--」


くげん【苦言】〈名詞〉

 わたしはこんなこと本当はいいたくないんだよ、と前置きしてから
 たっぷりと文句をいうことでんがな。


くさ【草】〈代名詞〉

 他国に植え込んでおくスパイ。
 親から子へ使命が受け継がれるので欠員が出ず、
 そのうち中央官庁に入ってトップシークレットを送ってくるかもしれない。


くさい【臭い】〈形容詞〉

 どこかから納豆とクサヤの干物のにおいがしてくることでんがな。

 「だ、だれかホテルでクサヤ焼いて納豆で飯食ったな〜」


くさい【臭い】〈形容詞〉

 どこかに洗濯していない靴下が紛れていることでんがな。


くさい【臭い】〈形容詞〉

 関西人にとってぜったい許せない納豆とクサヤの発する臭気。


くさってもたい【腐っても鯛】〈名詞〉

 わたくし、旧家の出で、なに不自由ない少女時代を過ごして、
 オックスフォード大に留学して外務省に入省しましたの。
 殿方は国を背負う大企業の経営者に限りますわね。ほほほ。
 釣書を見ると35歳で離婚歴三度あり、二男三女あり、賞はなくても罰多数。


くさってもたい【腐っても鯛】〈名詞〉

 閉店間際まで売れ残ってしまった鯛のおつくりパック。
 100円引きでもだれも手を出さない。


くさなぎのつるぎ【草薙の剣】〈名詞〉

 瀬戸内海に眠っているお宝。
 最後の鍵を手に入れてからでないと鍵が合わない。


くさのね【草の根】〈名詞〉

 全学連くずれやベ平連くずれの自称「進歩的知識人」兼市民運動グループの
 だれかが言いだした言葉。
 犯罪者の人権は擁護しても被害者の救済を見捨てるようななんらかの運動に
 リンクしていなければ、--BBSなどといわれる筋合いはさらさらない。
 個人運営BBS、あるいは単にBBSといいなさい。


くさのねびーびーえす【草の根BBS】〈名詞・代名詞〉

 犯罪者の人権は擁護しても被害者の救済を見捨てたり、
 社会通念上の「悪」を擁護するようななんらかの運動に
 関っているパソコン通信ホスト。


くさぼうぼう【草ぼうぼう】〈形容詞〉

 日当たりと水はけが良いので放っておくと雑草が生えてしまう。
 これではいけないとドームになった各地の野球場。
 甲子園は浜砂で若干の塩分がよい除草剤になる。


くさぼうぼう【草ぼうぼう】〈形容詞〉

 一夏泳ぎに行けなかった▼。


くさりがま【鎖鎌】〈名詞〉

 その昔は卑怯な悪役の常用武器。
 最近は銅の剣よりは強い武器。


くさりがま【腐り鎌】〈名詞〉

 相手は強力な酸を吐く魔物だった!


くさる【腐る】〈動詞〉

 夏休みと冬休みの前にロッカーから体操服を持って帰るときの状態。
 干からびていても洗濯すれば元どおり。


くし【串】〈名詞〉

 使えません。


くし【櫛】〈名詞〉

 おしゃれなおとうさんが人生の秋を感じる身仕度用品。

 「抗菌コートの24金櫛なのに、なぜ抜ける〜」


くじ【9時】〈名詞〉

 野球中継延長のお知らせが入る時刻。

 「ふん、こんなこともあろうかとタイマー録画は30分延ばしてあるんだ。
  な、なにぃ、意地でも試合終了まで放送しますだとぉ」


くじ【九字】〈名詞〉

 忍者がなにか動作を起こす前に口にする呪文。
 --を切る、といいつつ
 これを解除する呪文が存在することはあまり知られていない。


くじ【籤】〈名詞〉

 金の玉、銀の玉は商店街の会長さんが大事に大事に金庫に保管しているもんでっせ。


くじ【籤】〈名詞〉

 回収した分から当せんが出ても、そのまま発表、交換はお早くな公営ギャンブル。


くじゃく【孔雀】〈名詞〉

 孔のあいた雀。


くじゃくおう【孔雀王】〈固有名詞〉

 とてつもなくいかつい警備員のなかで
 唯一優しそうな菩薩形の王号の神。
 実写がなければブレークしたのに。


くじょう【苦情】〈名詞〉

 いったいわないで必ずもめるので
 全会話録音が対抗策。


くじょう【苦情】〈名詞〉

 おばちゃん同士で「あそこの粗品はいいわよ」と
 情報交換して、あることないこと電話して文句をいうことでんがな。


くじょう【苦情】〈名詞〉

 もともとそこへ掛けてくるのは製品に何らかの問題があったからで
 満足している顧客でない、と気付かず、
 杜撰な対応をして激昂させる愚かな窓口。


くじょう【苦情】〈名詞〉

 状況を説明している間に反論を許すと
 電話代がかさむので
 「黙って聞け」
 と一喝するのが吉。
 --処理窓口にYES BUTは存在しない。


くじょうしょりかかり【苦情処理係】〈名詞〉

 --が朝いちばんに他の会社の--へ一般人を装ってウサ晴らしする。
 苦情件数の半数以上がこの電話であることに本人たちは気付いていない。
 やたら苦情件数が多いときは、どこかの--の新人研修やったりするもんや。

 「いいかー、全員かけたかー」
 「はい、かけました」
 「以上のように掛かってきた電話を処理するのが--の業務である」
 「はい、わかりました」
 「いま掛けた会社は粗品がいいと資料に書いておけ」


くじょうしょりかかり【苦情処理係】〈名詞〉

 杜撰な対応をして激昂させる愚かな窓口に対する--は代表取締役社長のみ。


くじら【鯨】〈名詞〉

 アメリカが太平洋で獲りまくったお肉。
 これを捕獲するために水と薪の補給地が必要だっただけで、
 黒船でやってきたときに慌てることはなかった。


くじる【くじる】〈動詞〉

 穴の中に指を入れてかき回すことでんがな。
 まんまでんがな。


くすくす【くすくす】〈口語〉

 かわいい女子高生までに許される笑いかた。
 それ以外は後ろ頭をはってもよい。


くすだま【薬玉】〈名詞〉

 功労者がうちそろって参加できるテープカットに
 おされている記念式典メニュー。
 紐をひっぱるとそのままおっこちてきた、というのは
 お約束すぎてNGビデオでも没になる。


くすり【薬】〈名詞・代名詞〉

 安易な薬物依存より
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 の文字列。


くすんごぶ【九寸五分】〈代名詞〉

 あいくちの代名詞。
 3.03×9.5=20.785センチ。
 うむ、銃刀法違反だ。


くずす【崩す】〈動詞〉

 ここは着付けサービスがある、と聞き込んで、
 安心して昆布巻きやあれーくるくるくるくるを楽しむことでんがな。

 「え゛、着付けさん休み? まじ?」
 「どーしよー」
 「分解前の写真を全方向から撮っておくんだったー」


くずれる【崩れる】〈名詞〉

 やりまくったり、出産したらとたんに魅力を失う女体のライン。

 「なにぃ、妊娠ヌードだとぉ」
 「だからなんなんだー」


くせ【癖】〈名詞〉

 なくて七--。
 あっての総数+出現パターンの--。


くそ【クソ】〈名詞〉

 "Shit!"を最近では直訳しないで
 この野郎などに吹き替える洋画劇場。
 かつて吹き替えられたのが昼間放送されるときは
 ぶつぶつ音がする。


くたばれ【くたばれ】〈命令語〉

 ほっときゃ誰でもおっちぬのに
 わざわざご丁寧に念を押してあげることでんがな。


ください【ください】〈名詞〉

 とても高価なものを何気なくねだる情報交換雑誌の投稿記事。

 「インターネットできるパソコンとルーターをください」
 「で、見返りは?」


くだす【下す】〈名詞〉

 「えーん、1週間もお通じがないの。どうしよう。
  あ。冷蔵庫に2週間前の牛乳があるわぁ。ちょうどよかった」


くだら【百済】〈名詞〉

 大阪にある外国。


くだをまく【くだをまく】〈動詞〉

 ぐでんぐでんに酔っ払ったヘビ使いが
 首に水道管を巻いている。
 なんか変だけど、なぜ、うねうねと動くんだろう。


くち【口】〈名詞〉

 男でふたつ、婦女子でみっつある性器の総称。

 「はーい、お口を大きく開けてくださいねー」


くちがおもい【口が重い】〈慣用句〉

 めし、ふろ、ねるを重々しい口調でいうことでんがな。


くちくかん【駆逐艦】〈名詞〉

 潜水艦専門のハンター。
 相手が浅い深度でしか行動できなかった時代には
 爆雷で対応できたが、可潜深度が1000mの時代になって
 単なる--では対抗できなくなった。


くちょう【区長】〈名詞〉

 選挙した覚えもないし、顔も見たことがないのに、
 堂々と戸籍謄本に署名してくれる高給取り。


くちをすっぱくして【口を酸っぱくして】〈慣用句〉

 文字通り、梅干しを含んでから小言をいわないと
 舅姑は失格、というものだ、の意。


くちをふうじる【口を封じる】〈慣用句〉

 ドラム缶につめて海に沈めることでんがな。


くちをふさぐ【口を塞ぐ】〈慣用句〉

 同じ手口だと殺し屋の名折れなので
 ドラム缶につめて湖に沈めることでんがな。


くちをふさぐ【口を塞ぐ】〈慣用句〉

 あえぎ声が大きすぎるので
 キスや手で制御することでんがな。


くっしょん【クッション】〈名詞〉

 センサーがちゃちいと
 ちょん でぶわっと開いてしまい
 逆に事故るおそれのある安全対策。


くっちまえ【食っちまえ】〈慣用句〉

 歓迎会で新入OLを介抱して
 ホテルで休憩しているうちに寝てしまった。
 あ、胸がはだけた、どうしようか、なときの結論。


くつろぐ【くつろぐ】〈名詞〉

 ビールとしけったおつまみで余った時間を過ごすことでんがな。


くとうてん【句読点】〈名詞〉

 音読する際のブレス記号。
 文の最後に「。」1個だと
 新人アナウンサーを気絶させられる。

 「うわー 山本もだめだったかー、次、山田、行け〜」
 「山田、行きまーす」
 「社会部のやつ、なんてぇニュース原稿書いてくるんだ!」


くどい【くどい】〈形容詞〉

 おなじことを繰り返し繰り返し言うことでんがな。

 「あ〜いいの〜いい〜とってもいい〜」
 「いく〜いく〜いきそうよ〜いっちゃう〜」


くどい【くどい】〈形容詞〉

 おなじことを少なくても3回は繰り返して時間を稼ぐことでんがな。



くどう【駆動】〈名詞〉

 研究陣が採用した電池でマブチモーターを動かすことでんがな。
 ギアの打ち込みは垂直に。


くどう【駆動】〈名詞〉

 電源に単3を選ぶか単4を選ぶかで
 設計陣が喧喧諤諤の大論争をすることでんがな。


くどく【口説く】〈動詞〉

 「ええやろ」
 「減るもんやなし」
 「1回だけ」
 を会話のなかに埋め込むことでんがな。


くどく【功徳】〈名詞〉

 お寺の本堂建設や補修の寄付募集のチラシに長々と書いてあるコピー。


くどく【功徳】〈名詞〉

 彼氏いない歴=年齢なおんなのこをお茶に誘ってあげることでんがな。
 ほかに? それ以上なにかせよと?


くない【クナイ】〈名詞〉

 形状がシンメトリーなため投げれば命中率がよく、
 紐をつけて回収することもでき、
 穴を掘ったり、刀の替わりに戦ったりもできる
 忍者のオールマイティーツール。


くにうみ【国生み】〈名詞〉

 えっちしたら島ができた。
 またえっちしたら国ができた。
 そうか、そうだったのか。


くにおやじすわろ【くにおやじすわろ】〈口語〉

 日本海海戦時、耳慣れないバルチック艦隊の艦名を
 わかりやすい言葉で置き換えて命令の聞き間違いをなくした。

 「くにのオヤジが出て来て、まぁ座れやといっておーる。
  くにおやじすわろ、さぁ言ってみろー」
 「くにおやじすわろ」「くにゃーじすうぉろふ」
 「もう1回言ってみろー」
 「くにおやじすわろ」「くにゃーじすうぉろふ」
 「密偵だ! 密偵が混じっておるぞー」


くねくね【くねくね】〈副詞〉

 昔のままの再開発されていない道。
 一番最初に野っぱらを気まぐれに草を食べながら歩いた
 山羊などのなごり。

 「新しい幹線道路計画は、
  直線が多いと居眠り運転と暴走族が問題になるので
  あえて--をメインコンセプトにしております」


くのいち【くのいち】〈名詞〉

 9人のうち、ひとりは婦女子が混じっている様子。
 003、フランソワーズ。


くのう【苦悩】〈名詞〉

 荷物を手いっぱい持っているときに
 魔物を倒して、宝箱が出た。
 中身はめったに手に入らないアイテムだが
 荷物のほうもめったに手に入らないアイテムばかり。
 さぁ、どれかを捨てて手に入れるか
 あきらめるか…


くのう【苦悩】〈名詞〉

 「く」の語彙があまりに少ないため
 編集作業に暗礁に乗り上げそうになることでんがな。


くび【首】〈名詞〉

 日本で一番重い処刑方法はこれを斬ることだった。
 --打ち役人はダウンスイングでジャストミートするので
 処刑場の外には場外ホームランの--が転がっていたらしい。


くび【首】〈名詞〉

 日本で2番目に重い処刑方法はこれを締めて秒読みすることなんや。

 「貴様、何故--が2本あるのだ」
 「ふっふっふ、こんなこともあろうかと2本用意したのだ」
 「どちらがホンモノでしょうといいたいんだろうけど、
  安心しろ、両方締めてやる」


くび【首】〈名詞〉

 侍が威張っていた時代とそれ以外の時代で指す部分が異なるもんでっせ。
 侍が威張っていた時代の--は--から上の部分全体。
 それ以外の時代は頭と肩の間の円筒形部分。


くびつり【首吊り】〈名詞〉

 助けようと慌てふためいてしがみついたものの
 ふと気がつくと脚をひっぱっていたりするものだ。
 ならば武士の情け、優雅に見送ってあげよう。


くびのざ【首の座】〈名詞〉

 都道府県知事や市町村長の座る席。
 就任後は贈収賄やスキャンダルや大事故発生のときに
 海外旅行していたりして首を切られるだけ、ということでんがな。


くびわ【首輪】〈名詞〉

 ノミとり効果などがあるペットの首飾り。

 「ご主人さま〜」
 「しっかり奉仕しなさい」


くびをつっこむ【首をつっこむ】〈口語〉

 「おや、素晴らしい狩猟コレクションですね」
 「新居の工事中に大鹿が塗り立ての壁に--かなにかして
  抜けなくなってたんですよ。ちょうど飾りがなにもなかったものでね。
  それから、壁の一部を塗り立てにしては、いろんな動物が--のを待っている
  のです」
 「おやおや、誰ですか、これ」
 「差し出口をよくはさんできた政敵もこの手でね」


くぼう【公方】〈代名詞〉

 征夷大将軍の異称。
 14、5代あたりでもめるという足利幕府の轍をふんだ徳川幕府。


くぼう【公方】〈代名詞〉

 江戸の庶民に「とくせん、とくせん」と慕われた施政者。


くぼち【窪地】〈代名詞〉

 丘の手前にあるへそ。


くま【熊】〈名詞〉

 掌や肝が珍重される肉食獣。
 石化の呪文を使ってくる。


くま【熊】〈名詞〉

 熊に出会ったとき、死んだふりをすると襲われず、
 おとなしく食べてくれる。


くま【熊】〈名詞〉

 生態系の破壊による被害者。
 元々広葉樹があったところには広葉樹を。
 針葉樹があったところには針葉樹を。
 雑木林があったところには雑木林を。


くまそ【熊襲】〈名詞〉

 大和朝廷の継承権下位の王子がでかけていって
 だまし討ちにした豪族。


くまたいよう【くまたいよう】〈固有名詞〉

 どさくさに紛れて登場することが多いのだが今ひとつメジャーになれない。


くまで【熊手】〈名詞〉

 笹より見栄えがよく景気よさそうに見えるので
 えべっさんで人気の縁起もんでっせ。
 お買い上げと同時にそのへんのおばちゃんがシャンシャンしてくれたり
 落語家の万歳三唱といったおまけがつく。


くまんばち【熊ん蜂】〈名詞〉

 自然界の弱肉強食の法則を無視して
 蜜蜂が主人公になった物語の敵役。
 この物語は弱者救済を口にする進歩的知識人の座右の書になっている。


くみあげた【組み上げた】〈動詞〉

 あちこちからサンダーバード形式で部品を調達してきて
 一応AT互換機の形にしたものの
 バイオス設定が難しすぎてそのままにしてある
 パソコンらしき物体。


くみあげる【組み上げる】〈動詞〉

 あちこちからサンダーバード形式で部品を調達してきて
 一応AT互換機の形にした段階。
 バイオス設定 未。


くみあわせる【組み合わせる】〈動詞〉

 あちこちからサンダーバード形式で部品を調達してきて
 AT互換機にするために、ネジを絞めたりケーブルをつなぐことと
 順番を間違って、ネジを緩めたりケーブルをはずしたりすることでんがな。


くみいれる【組み入れる】〈動詞〉

 岐阜と三河を攻め落としたのでせっせと恩賞を与えて
 安心できる状態にすることでんがな。


くみいん【組員】〈名詞〉

 雪・月・花・星と新興勢力の宙、各組の構成員。


くみした【組下】〈名詞〉

 雪・月・花・星と新興勢力の宙、各組の構成員。


くみしやすい【組みしやすい】〈形容詞〉

 嫌といいながらどうにでもなるのと
 激しく抵抗しながらどうにでもなるのを
 セット売りしていたときのかたっぽ。


くみじゅう【組み重】〈名詞〉

 年1回どこからか出してきて
 おせちを詰めるだけの重箱。


くみちょう【組長】〈名詞〉

 雪・月・花・星と新興勢力の宙、各組の親分。


くみとりけん【汲取券】〈名詞〉

 今は昔、町内会の唯一の存在意義だった紙っぺら。
 水洗式になって町内会は無用の長物になってしまった。


くみとる【汲み取る】〈動詞〉

 いまはなき便所の内容物回収方法。
 --といいつつ、実は吸い取るが正解だった。


くみとる【汲み取る】〈動詞〉

 弁護士の熱演につい減刑してしまうことでんがな。

 「執行猶予がつけばそれでいいだ」
 「なに言うんだ。死刑に執行猶予はないんだぞ。絶対に無罪にしてみせる」
 「でもおらがやったのは確かだー」
 「わたしは必修科目の演劇はオール優だ。信用したまえ」
 「せんせ〜」
 「なぁに、わかってくれればいいんだ」


くみふせる【組み伏せる】〈名詞〉

 体重をかけて身動きを封じることでんがな。
 だらだらインタビューを聞かされたあとに
 おずおず始めるので下火になったAVに欠けるもんでっせ。

 「おっとぉ四方固めです、いきなりですねー」
 「うーん、くわえたら完成なんですが」


くみん【区民】〈名詞〉

 へたな地方都市より人口の多い行政区域の住民。
 ゴミ問題で隣接する区同士で武力衝突が起きる。


くむ【組む】〈動詞〉

 雑誌の特集のとおりに体を組み替えたり脚を入れ換えたりしているうちに
 抜けなくなって、くんずほぐれつの状態になることでんがな。


くむ【組む】〈動詞〉

 あちこちからサンダーバード形式で部品を調達してきて
 AT互換機に仕上げることでんがな。
 しかし、おとうさんが仕上げると
 互換性のないAT互換機ができたりする。


くも【雲】〈名詞〉

 ロマンチストはこれをいろいろな物にする。


くものこをちらす【蜘蛛の子を散らす】〈慣用句〉

 原付部隊がパトカーの追跡を引き受けている間に
 乗用車が逃走することでんがな。


くもまく【蜘蛛膜】〈名詞〉

 ここで出血が起きると
 おとうさん羨望の腹上死ができる。
 最良はいってから。


くもんしき【公文式】〈名詞〉

 連立方程式を勉強したいときになって
 分数からやり直させてくれる私塾。

 『分数の掛け算割り算がわからないって何故ばれたんだ』


くよう【供養】〈名詞〉

 不倶戴天の敵がぽっくり逝ってしまった。
 ぶち殺さないと気が納まらない奴だったが
 死んだとなったら仕方がない。万歳三唱でもしよう。

 「告別式には芸能人の方々が続々と弔問に訪れていらっしゃいます…」


くら【蔵】〈名詞〉

 大掃除で不用品を押し込んだ当主から二代三代たって
 --自体を処分しようか、という頃に
 鑑定団が再発見して大枚払ってくれるもんでっせ。
 当然、ゴミになっていたお宝とゴミになっていたゴミ、
 お宝になっていたゴミがあるのは仕方がなかろう。


くらっち【クラッチ】〈名詞〉

 オールを止めておくU字型の金具。
 オールがここからはずれると漂流したり
 法外な時間外料金を請求されたりする。


くらっち【クラッチ】〈名詞〉

 初心者にとっても不親切な
 どれだけ踏んでいるか目盛りのないもんでっせ。

 「やさしく、じわーっと触れさせると思って」
 「オレはメカフェチじゃないっす」


くらぶ【クラブ】〈名詞〉

 国際的女優がままだったり看板娘がちーままだったりする
 紳士のための社交場。


くらぶ【クラブ】〈名詞〉

 娯楽のためのおなじ趣味をもった者の集まり。
 地下にあったりするとだいたいにおいて妖しい。


くりあらんすせーる【クリアランスセール】〈名詞〉

 棚ざらしや傷物、半端物、返品などを
 大々的に整理することでんがな。


くりかえす【繰り返す】〈動詞〉

 かつての八百長、麻雀賭博に飽きたらず、
 脱税で挙げられる選手があちこちの球団にいるプロ野球界。

 「大丈夫っすよ、麻雀賭博で挙げられても監督になれるっす」


くりきんとん【くりきんとん】〈名詞〉

 某国外務省における某国大統領の符丁。


くりこす【繰り越す】〈動詞〉

 次の年度の計算に前年度分を追加することでんがな。
 有給と役所の予算には効かない呪文。


くりすます【クリスマス】〈名詞〉

 ロイヤルスイートが満員御礼になるえっちな日。


くりすます【クリスマス】〈名詞〉

 古きよきアメリカ映画がいまだに影響を与え続けている日。


くりすます【クリスマス】〈名詞〉

 豪華と質素が峻別される日。


くりすます【クリスマス】〈名詞〉

 南国では説得力に欠ける日。


くりすます【クリスマス】〈名詞〉

 最新鋭ステルスサンタが飛び回る日。


くりすます【クリスマス】〈名詞〉

 唯一サンタんちへはプレゼントが届かない日。

 「最後の一個はわしのじゃー」


くりすます【クリスマス】〈名詞〉

 手作りのプレゼントが軽視されるブルジョアパーティー。


くりすます【クリスマス】〈名詞〉

 ケーキ屋とおもちゃ屋が仕掛けたイベント。


くりすます【クリスマス】〈名詞〉

 聖夜といわれる夜。
 ゆえにえっちは厳禁。


くりすます【クリスマス】〈名詞〉

 星空の黒・ポインセチアとサンタとトナカイの鼻とイチゴの赤・ツリーの緑・星の金・雪とケーキの白で彩られるイベント。


くりっく【クリック】〈名詞〉

 指先でいじっとすることでんがな。
 それでだめならいじいじっとすることでんがな。

 「それ--」
 「あーん、いやーん」
 「それ--、--だ」
 「感じちゃうー」


くりっく【クリック】〈名詞〉

 マウスのボタンを押すことでんがな。
 また、別のものをクリックすることもできる。

 男「ポン」
 女「あん」

 ダブルクリックという言葉もあるんや。

 男「ポンポン」
 女「あんあん」

 最近ではトリプルクリックという概念も登場した。

 男「ポンポンポン」
 女「あきちゃった」


くりとりす【栗と栗鼠】〈名詞〉

 昔むかし、山の中で栗鼠が栗を食べようとしていましたとさ。
 ところが、栗が滑ってたまたま通りかかった若い女の腰布の中に
 入りこんでしまったが、栗鼠はなんとしてでも栗を取ろうとした。
 女は嫌がったが、栗鼠が食いついて離れようとせん。
 「栗と栗鼠が食いついた。 誰か助けてくんろ。」
 たまたまその様子を覗いてた男が言った。
 「ほほう、あれが栗と栗鼠かえ。」


くりひろげる【繰り広げる】〈動詞〉

 生で買ってきて解体すると、いがいがや皮、渋皮、本体と
 栗臭いがあたり一面に立ち込めてしまう。
 言い訳しても信じてもらえないかもしれない。

 「あ〜 山本くんってば〜」
 「ちゃうねんて、栗ご飯作っててんて〜」


くりりん【クリリン】〈人名〉

 悟空が化け物じみていく脇で普通の人間なのが目立ったキャラ。
 しかし、ちゃっかりメカフェチだったという落ちもあるが…


くりんごん【クリンゴン】〈名詞〉

 地球連邦の不倶戴天の敵。
 誇りたかい戦闘種族。
 滅亡の危機に立たされたときに
 急激に態度を軟化させて友邦になった。
 ということはモデルはロ○アか。


くる【来る】〈動詞〉

 昇華直前の状態。
 脳細胞を殺す働きがあると言われる。


くるう【狂う】〈動詞〉

 しまった、やってしまった。このままでは殺人罪だ。--しかない。
 で、精神鑑定が持ち出されたりすることでんがな。


くるしいいいわけ【苦しい言い訳】〈名詞〉

 もともと福祉目的だと説明されていた消費税が
 いつのまにか一般会計に組み込まれ、
 そののち「福祉目的にする」と言ってみたりすることでんがな。


くるしまぎれ【苦しまぎれ】〈名詞〉

 ラジオの新コーナーのネタがないぞ。
 よし、いつものインターネットで検索だ。

 「なに? 真夜中の国語辞典? こ、これだ」

 ラジオの新コーナーの仕込みネタがないぞ。
 よし、いつものインターネットで検索だ。

 「あ、ばれてる。よしコーナー改編だ」


くるしまぎれ【苦しまぎれ】〈名詞〉

 ラスボス強すぎ。
 残りは主人公ひとりになってしまった。
 は、早くやっつけないと。
 「め…めがんて」
 どあほー。


くるしまぎれ【苦しまぎれ】〈名詞〉

 設定にもう使える武器がなくなったとき
 そんなもん、どっから出したな秘密兵器を使って
 「こんなこともあろうかと開発しておいた」と
 セリフで弁解することでんがな。

 「こんなこともあろうかと前例を作っておいたよ」
 「さっすが真田さんっ」


くるしまぎれ【苦し紛れ】〈名詞〉

 勝手に掲載、勝手にリンクしておきながら、追求されると
 とたんに音信不通になる出版社のいいわけ。


くるま【クルマ】〈名詞〉

 大気汚染の元凶にして、花粉症の一因。
 汚染源に二酸化チタンコートを義務付け、汚染物質を分解させるのが得策。


くるま【車】〈名詞〉

 一般通念上のクルマは自動車を指すが、おもに
 貴重な化石燃料を内燃機関で動力に変換し、
 地面を高速に(あるいは低速に)はいずり回る動産。


くるまがかり【車懸り】〈名詞〉

 川中島の合戦で謙信がとった戦法。
 とにかく手数が多いのがぽいんつ。

 「あたたたたたたたたたたた」


くるまとらじろう【車寅次郎】〈固有名詞〉

 渥美清の本名。


くれ【呉】〈地名〉

 ここから第一艦隊がぞろぞろ出て行くと、
 とたんに烏合の衆になってしまう日本。
 第一艦隊は駆逐艦1隻にして全艦隊を再編成するしかないな。
 …
 あれ、もう1943年だ。正規空母は全部残ってるけど、ハワイも無事だ。
 提督は世代交代するんだろうな。


くれ【呉れ】〈命令語〉

 おまえのものは俺のもんでっせ。
 俺のものは俺のもんでっせ。


くれおそーと【クレオソート】〈名詞〉

 征露丸の主要成分。
 げーりーのほか虫歯にも効く。


くれぞーる【クレゾール】〈名詞〉

 ナースの香水。


くれなずむ【くれなずむ】〈歌詞〉

 説教臭さナンバー1の金八のテーマソング冒頭部分。
 なぜか「くでだずーぶ」に聞こえるのが不思議。


くれはとり【呉織】〈枕詞〉

 古式ゆかしい「妖しいネットワーカー」の枕詞。


くろーずあっぷれんず【クローズアップレンズ】〈名詞〉

 とにかく、どうしても、なにがなんでも大きく見たいときに
 使う虫メガネ。


くろーん【九龍】〈地名〉

 香港で人工培養の研究をしている都市。


くろい【黒い】〈形容詞〉

 経験数量に関らず黒くなることもある、とわかっていても
 思わず疑心暗鬼に苛まれる事象。

 「わたしって地黒だから…ね、--でしょ」
 『うーん、やっぱ興信所に調べてもらおう』


くろいみつこ【黒井満子】〈固有名詞〉

 「くろいまんこ」と呼ばれる運命にある名前。


くろうばなし【苦労話】〈名詞〉

 不規則発言を繰り返す猪首なバラドルの売り。
 それでアイドルになれるのなら、野麦峠はアイドル大通り。


くろうと【玄人】〈名詞〉

 さりげなく自分がいかにすごいかということを知らせようとする人。


くろかみの【黒髪の】〈枕詞〉

 古式ゆかしい「乱れる」の枕詞。
 茶髪のいけいけが乱れに乱れても使うのはためらわれる。


くろすぷれー【クロスプレー】〈名詞〉

 「おっとぉホームベース上できわどいプレーです。
  ビデオテープでもう一度。どうでしょう、山本さん」
 「うーん、そうですねぇ、タッチにいった村田のパンチより
  滑り込んだ新庄の蹴りのほうが早かったように思います」
 「現在ホームベース上で両軍入り乱れて桑田を袋叩きに
  しておりますので、しばらくお待ちください」


くろだはん【黒田はん】〈人名〉

 黒田ジャーナルの親分兼星王剣が通っていた放送作家養成塾の講師。
 新聞記者が新聞記者であった頃の生き残りだった。
 ご冥福をお祈りします。


くろひょう【黒豹】〈名詞〉

 黒い下着で豹のポーズをとることでんがな。
 おかまとロリコン以外だれが抵抗できようか。


くろふね【黒船】〈代名詞〉

 砲艦と補給艦が入港した。
 一気に撃沈してしまえば不平等条約はなかったのに
 おれてしまった徳川幕府。
 以来、見かけだおしに脅えるという意味になった。


くろやき【黒焼き】〈名詞〉

 ミサイルの迎撃角に自信がもてなくなったおとうさんの秘密兵器のひとつ。

 「もう--もすっぽんもガラナも試したし、あとはバイアグラか」


くろよん【九六四】〈名詞〉

 税制改革を叫びながら政府が手をつけない聖域。
 サラリーマンはダムにこの名前をつけて肝に命じている。


くろわっさん【クロワッサン】〈名詞〉

 脂ぎったすかすかのパン。


くわ【鍬】〈名詞〉

 武器であることを隠すために
 田畑を耕すのにも使われる鉄製品。


くわがた【鍬型】〈名詞〉

 大鎧などの兜の真っ向に付けられた飾り。
 兜を被ってしまうと後方確認がし辛いので
 右折左折を後方に伝えるために開発されたターンシグナル。


くわばらくわばら【くわばらくわばら】〈慣用句〉

 桑畑には何故か雷が落ちないが、ゴルフ場に桑畑はないので非常に危険だ。
 というときの呪文。

 「雲行きが怪しくなってきましたねー」
 「あ、光った」
 「山本くん、私たちから5m以上離れて立っていてくれたまえ」
 「部長〜 せめてこの避雷針帽子を脱いじゃだめですか」


くんくん【くんくん】〈擬態語〉

 「ねぇ、どうして終わってからじゃないとお風呂に入れないの」
 「--」
 「洗濯もしたいのにー」
 「--」


くんくん【くんくん】〈擬態語〉

 「ねぇ、どうしてローファーはダメなの」
 「--」
 「ハイヒールのほうが蒸れるのよ」
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くんこく【訓告】〈名詞〉

 「山本くん、ちょっと」
 「はい」
 「世間がうるさいんで一応な」
 「はい、今度はばれないように気をつけます」
 「よろしい」


くんしゃくし【勲爵士】〈名詞・代名詞〉

 勲章ひとつで社交界デビューが果たせる一般庶民わくわくな制度。


くんしゅ【君主】〈名詞〉

 主権在民というものの
 実は立憲--制なのではないか、と思わせるTV報道と
 その取材対象。


くんしょう【勲章】〈名詞〉

 これといった戦功がなくても
 なきゃないで寂しいんで乱発された
 自衛隊の胸飾り。


くんしょう【勲章】〈名詞〉

 ブリキに黄色と透明ラッカーで色付けしたリボン付きのバッジ。
 そんなもんに命賭けられしまへんなぁ。


くんしょう【勲章】〈名詞〉

 ブリキのバッジでももらえばたっぷり年金がつく。
 誰がもらったより、誰がこいつを選んだかを追求するのが通。


くんじ【訓示】〈名詞〉

 365日分用意してあって、毎年使い回しにできるもんでっせ。


くんせい【薫製】〈名詞〉

 ほどよくいぶした肉。
 煙突を掃除するとサンタクロースの--が出てくることもあるんや。


くんたきんて【クンタキンテ】〈人名〉

 黒人作家が自分がどこから来たのかをつきとめていくうちに
 アフリカの誇りたかい部族のひとりにたどりついた。
 白人が勝手につけた名前ではなく、自分の祖先の部族の由緒正しい名前だ。
 よし、改姓しよう。


くんろく【九六】〈名詞〉

 一応勝ち越したので、あとの6ツの星を売ることでんがな。


ぐーてんべるく【グーテンベルク】〈名詞〉

 凸版印刷で糊口をしのぐ印刷屋。
 聖書がオンライン出版やグラビア印刷になったら
 閉鎖するしかないな。


ぐあい【具合】〈名詞〉

 男女ともになんでこいつがこんな奴とというときの真相。
 突然の破局は当然イン以下略。

ぐあむ【グアム】〈地名〉

 近場なので社員旅行に選ばれやすい島だが、
 沖縄より南国気分を味合えること請け合い。

 


ぐうはつじこ【偶発事故】〈名詞〉

 「うわー漏れた漏れた」
 「半分溶けかかってるぞー」
 「やっぱりたまには掃除くらいするべきだったのかな」
 「しかたがない、現場検証の前に記録を改竄しよう」


ぐしゃ【愚者】〈名詞〉

 自分から、わたしは愚か者なので、とお断りの一文を添えておくと
 ひょっとして軍師級の知恵者かも、と一目置かれるものだ。


ぐしゃのかんき【愚者の歓喜】〈名詞〉

 クラーク・ゲーブルが歌って踊った数少ない作品。


ぐしゃのぐ【愚者の愚】〈名詞〉

 私は自分が愚かであるということさえ知らない愚か者だ。
 うそぴょーん。


ぐっち【ぐっち】〈名詞〉

 田口、山口姓などの愛称。


ぐっち【グッチ】〈固有名詞〉

 シャネラーに比べて語感がいまいちなので
 茶髪な蛾ねーちゃんの受けはいまいちなブランド。

 「グッチャー」


ぐっどでざいん【グッドデザイン】〈名詞〉

 国産品の活路。


ぐっぱー【グッパー】〈名詞〉

 人数を二分するときに用いられる民主的分割方法。
 お約束でチョキを出して受けをねらう。

 「ぐっぱーでほーほーほい」
 「全員チョキでどーするー」


ぐっぴー【グッピー】〈名詞〉

 かつてはエンゼルフィッシュと並んで熱帯魚の華だったこともある西洋めだか。
 きらきら光る見栄えのよいネオンテトラなどにその座を追い落とされた。

 「あっれぇ、まだ--ですか」
 「いえいえ、ピラニアのエサなんです」


ぐぬーてら【gnutella】〈名詞〉

 盗人ひっぱりだこのWarez配給システム。
 買えよな。


ぐもん【愚問】〈名詞〉

 共通納得事項を一応確認することでんがな。

 「せんせーい、バナナはおやつですかー」


ぐらいだー【グライダー】〈名詞〉

 発動機などの推進力を搭載していない航空機。
 「これはいい形です。かなり距離がでるかもしれません」と期待させて
 即、水中落下、というイレギュラーもあるんや。


ぐらいんど【グラインド】〈名詞〉

 まぐろ以外のソープ嬢の必殺技。


ぐらうんど【グラウンド】〈名詞〉

 草野球の横で草サッカーしてたりする広場。


ぐらふぃっく【グラフィック】〈名詞〉

 アメリカやヨーロッパから電話回線を通じて流れてくる
 よだれだらだらなおかず。
 これを目当てにインターネットをはじめたなんて
 口が裂けてもいえるものか。

 「ご趣味は?」
 「インターネットですの」
 『だってレズなんだもぉん』
 「おや、奇遇ですね、僕もそうです」
 『ふっふっふ、僕はホモなんだよぉ』
 「気が合いますね」


ぐりーんうぇる【グリーンウェル】〈人名〉

 そろそろコーチにでもなるかなぁ、どっかに空きはないかなぁ
 と考えているときに、4億円で引き合いが来た。
 あそこはごねればつりあげられるとバースも教えてくれたし、
 コーチの空きができるまでの辛抱かなぁ、のつもりだったのに
 不意に「引退せぇよ」のお告げが下ってしまった。
 か、神様、まじっすか。コーチの空きはどうなったんでしょうか。


ぐりえる【グリエル】〈固有名詞〉

 生意気なくせに友達のやたら多い妖精。


ぐりこ【グリコ】〈名詞〉

 3歩進めるグーで勝つことでんがな。


ぐりせりん【グリセリン】〈名詞〉

 浣腸するときに看護婦に塗られてしまうもんでっせ。

 「ちょっと冷たいですけど」
 「う…待て、その視線の先になにがある」


ぐるぐる【グルグル】〈固有名詞〉

 衛藤ヒロユキ氏作の漫画「魔法陣グルグル」の中で語られる魔法系統。
 修行すると、図形を杖で叩くだけで使えるようになる。
 「く」の語彙は全体的に少ないと思われるので、このネタの比率が
 多くなるだろう。


ぐるめ【グルメ】〈名詞〉

 高いものは美味しいと信じている一派。
 入会資格は「美味しんぼ」を全巻読破していることでんがな。


ぐれーとやまと【グレートヤマト】〈名詞〉

 完結編で古代進と森雪は結婚したはず。
 千年後の直系は古代進か雪のどちらかのはず。
 何故また子孫が別々にいて惹かれ合うのでしょう。
 ご先祖さまは離婚したんですか?


ぐれしゃむのほうそく【グレシャムの法則】〈名詞〉

 器量良しからどんどん売れるという法則。
 会社が保有するおふぃすねーちゃんに適用される。


ぐれむりん【グレムリン】〈名詞〉

 水をかけたり夜中にエサを与えて
 一儲けできる愛玩動物。
 しつけを100まで上げて「しつけ済みです」と書くと効果的。

 「ワクチン・しつけ 未」


ぐんしゅうしんり【群集心理】〈名詞〉

 人望のない指揮官が突撃を命じて飛び出したものの
 だれもついて来ないので愕然とすることでんがな。

 「とつげきぃぃ〜〜あ、こら貴様ら〜」
 「ここはわれわれが守りま〜す」


ぐんしゅうしんり【群集心理】〈名詞〉

 煽られやすく、他人の行動につられやすい行動パターン。
 レミングも最初の1匹が走りださないと暴走は起こらない。

 「さぁ、たまごひとり1パック、欲しいひとは〜」
 「はい」
 「はい、はい、はい〜」
 「さぁ、高級羽毛布団おひとり1セット、欲しいひとは〜」
 「いらん」
 「いらん、いらん、いらん〜」


ぐんじこっか【軍事国家】〈名詞〉

 農村の働き手が全部軍隊に取られて
 食物連鎖のピラミッドが▽になった国。


ぐんじたいこく【軍事大国】〈名詞〉

 農村の働き手を全部軍隊に動員しても、人口が多いので
 都市部からどんどん生産部隊に人手を送り込める国。


ぐんじん【軍人】〈名詞〉

 自衛隊員との差を追求しようと思ったのに
 ぜんぜん差異がないので
 徴兵制か志願制かの違いとだけ定義しておこう。


ぐんたい【軍隊】〈名詞〉

 軍記作家の養成所。


ぐんと【軍都】〈名詞〉

 他国の軍人や基地の多い沖縄のことでんがな。

 「総理、基地移転を認めないなら独立しちゃうよ」
 「ちょっと待ってよぉ、ね、ね」


ぐんまー【グンマー】〈名詞・代名詞〉

 群馬県在住者の別称。



と の ほ ま 語彙登録板

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