の語彙

真夜中の国語辞典



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てーま【テーマ】〈名詞〉

 これに基づいて登場人物が配置され、
 ストーリーが転がっていくのが常道だが、
 全部見終わったあとに要約することもできるので、
 逆もまた可なり。
 古畑仁三郎の--はなんだと聞かれると、
 愚かな過ちと導かれそうだが、ホントはどうなんだろうか。


てあかがつく【手垢がつく】〈慣用句〉

 本屋やコンビニに陳列してある1番上とその次くらいの返品予定の商品。
 読破してしまってからおにぎりを買って帰るのがライフスタイルとして定着。


てあき【手空き】〈代名詞〉

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てあて【手当】〈名詞〉

 税金を公務員で分配するための名目。
 そのうち批判手当でも創設されるのではないか。


てぃーじせんぽう【T字戦法】〈名詞〉

 どこかの雑誌が敵前で回転と書いていた。
 どうやら回頭という言葉を知らないらしい。
 逃げ込めば勝ちのバルチック艦隊の進路を妨害し、
 敵は主砲しか撃てないのに対し、主砲と副砲が撃てた…くらいは書いて欲しかった。


てぃあどろっぷ【ティアドロップ】〈代名詞〉

 大渋滞の先頭車に付いている2色ステッカー。


ていあんする【提案する】〈動詞〉

 あの法案で賛成に回ってあげるから
 この法案は通してね、な永田町の政治力学。


ていおうがく【帝王学】〈名詞〉

 子供のうちから光栄のゲームで遊ばせることでんがな。


ていがく【停学】〈名詞〉

 他の学校に行きたければ行ってもいいんだよ、な謹慎処分。


ていき【定期】〈名詞〉

 金融機関の足枷。
 高い金利へ推移していくときは預け替え預け替えが正しく、
 低い金利へ推移していくときは自動更新が正しい契約形態。


ていこうする【抵抗する】〈動詞〉

 97年12月31日まで
 インターネットに公開されている情報は
 自由に利用できるものと考え続けることでんがな。
 98年1月1日より改正著作権法施行。


ていこくかいぐん【帝国海軍】〈名詞〉

 グアムの住民が自衛艦をこう呼ぶらしい。


ていこくのぎゃくしゅう【帝国の逆襲】〈名詞〉

 大日本帝国陸海軍には吹かなかった神風。


ていさい【体裁】〈名詞〉

 体の一部分に巣食うカビ。


ていしせん【停止線】〈名詞〉

 前輪で踏む白線。


ていじれんらく【定時連絡】〈名詞〉

 パチンコ屋や喫茶店以外から会社へ電話することでんがな。
 ロケーターサービスが始まると朝礼でバッテリーチェックが行われる。


ていせんする【停船する】〈動詞〉

 あ、赤信号だ。


ていそ【提訴】〈名詞〉

 出るところへ出たろやないか、で後に引けなくなってしまった状態。


ていそうたい【貞操帯】〈名詞〉

 本体と合鍵で1セット。


ていたい【停滞】〈名詞〉

 一番先頭を若葉マークやおばさんドライバーが先導している行列。


ていたいぜんせん【停滞前線】〈名詞〉

 あちらもこちらも一気に攻勢に出るほどの戦力がないときに、
 睨み合ったまま動かないことでんがな。
 つい蝶々に気を取られると撃たれてしまう。


ていちあみ【定置網】〈名詞〉

 ときたまピカっと光って動かぬ証拠を撮られたりするカメラ。


ていてん【定点】〈名詞〉

 銀河系がスパイラルに運動しているのになんと大それたことを。


ていとう【抵当】〈名詞〉

 借金や融資を申し込むための根拠となる土地や建物。
 数倍〜十数倍の融資をすればこけるのは当然。


ていねん【定年】〈名詞〉

 自然淘汰とリストラで到達できそうにないかもしれない年齢。


ていのう【低能】〈名詞〉

 95で切り捨てられたマシンや98で切り捨てられるマシン。


ていばん【定番】〈名詞〉

 ほかに同等同品質のものがなく、
 モデルチェンジの心配がなく、
 選んでも顰蹙を買わず、
 どこででも入手可能な安心感から共通納得事項になっているもんでっせ。
 また、雑誌で特集していたりするととても気恥ずかしいもんでっせ。


ていりゅうしょ【停留所】〈名詞〉

 来る時は2、3台かたまってやってくるバスの乗り降りスポット。
 移動可能な看板式だと、1日1センチずつ自宅に近づけてもばれない。
 気がつくと家から1分。


ていれ【手入れ】〈名詞〉

 内偵を重ねて一気に踏み込むものと、
 何月何日飲酒検問を行います、と予定を予めお知らせするもののふたつ。
 バーやラウンジ、スナックが建て込んでいる地域では
 間違っても前者になることはない。


てか【手下】〈名詞〉

 →【手下】


てがき【手書き】〈名詞〉

 抗議の電子メールを送ると、
 何日かしてから送られてくる詫び状など。
 --のほうが心がこもっている、などという「気持ち」より、
 すぐ返信してくるほうがよほど「気持ち」がこもっていると考えられる。


てがた【手形】〈名詞〉

 指紋まで再現できる型と注型剤で作ったスタンプで色紙を彩ることでんがな。


てがみ【手紙】〈名詞〉

 抗議メールが送られてきても無視するのが
 企業webマスターの心得というものだ。
 まぁ、無視したって会社の信用にキズがつくわけでなし。
 返信する経費を考えれば、

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 が当然さ。


てがみ【手紙】〈名詞〉

 拝啓・敬具や前略・早々と時候の挨拶を含み、
 かつ、郵政省の集配過程を経たもんでっせ。


てがみ【手紙】〈名詞〉

 拝啓・敬具や前略・早々と時候の挨拶を含まず、
 かつ、郵政省の集配過程を経ていなくても--と解釈されるもんでっせ。
 前項とこの--はいずれも紛失の可能性があることで同一。


てき【敵】〈名詞〉

 代理であることを忘れた議員と、
 誰のための奉仕か忘れた公務員。


てき【敵】〈名詞〉

 滅ぼしてしまうと寂しくなるので生かさず殺さずいたぶる相手。


てきかんみゆ【敵艦見ゆ】〈口語〉

 見える距離まで接近してしまった敵の艦船。


てきこく【敵国】〈名詞〉

 あらかじめ問題が起きたときを想定して細かく分析しておくべき国。
 アメリカのリストには当然日本も入っている。


てきざいてきしょ【適材適所】〈名詞〉

 何も知らない大臣候補者を適当に椅子につけてやることでんがな。


てきし【敵視】〈名詞〉

 --されているから--するか、
 まったく相手にしないか、
 あるいは表面上は友好国としつつ裏で叩き潰すための画策をすることでんがな。


てきすと【テキスト】〈名詞〉

 逐語訳の書き込みがすぎると読めなくなってしまう教科書。


てきぜんとうぼう【敵前逃亡】〈名詞〉

 卑怯といわれようと未練といわれようと、銃殺は憲法違反だ。


てきたい【敵対】〈名詞〉

 裏で秘密裏に交渉を持っていても
 表面上、--しておけば世界は丸く収まる、という
 超大国の秘密。


てきちゅう【的中】〈名詞〉

 サーチエンジンで必要なサイトがみつかることでんがな。
 被リンクは見つかりやすいものだ。


てきちゅう【的中】〈名詞〉

 まさか入らないだろうと、超大穴狙いをして
 うわ、入ってしまった! な状態。
 お払いをしてもらわねば。


てきとう【適当】〈名詞〉

 レイアウトで決まった字数分、材料を薄めて毎月発行する雑誌。


てくにっく【テクニック】〈名詞〉

 体力と練習量と--の合算で100になるのがプロスポーツ。
 体力と--の合算で100になるのが夜の生活。


てこ【梃子】〈名詞〉

 支点を移動するとシーソー遊びができるもんでっせ。

 「立脚点を…」
 「待て、それは以前使ったネタだぞ」
 「う」
 「さあ、どうする、どうするんだ」
 「うう」


てした【手下】〈名詞〉

 頭の速度に合わせて走らなければならないが
 装束は頭と同じなのがせめてもの救いの子分。
 日没後は各町内の木戸は閉められるので、
 まとまって行動するのは困難を極めるが、
 そこは、それ、時代劇だから追求してはいけない。


てすと【テスト】〈名詞〉

 授業中にすべて覚えてしまうと満点になるものと、
 授業中にすべて覚えていても役に立たないもののふたつ。


てすと【テスト】〈名詞〉

 しまったぁ、ヤマはってたのに全滅だぁ、でも
 なんなと細々と書いておけばなんとか可をもらえる可能性が大きいもんでっせ。
 あとはウイスキーでも持参して研究室へ走ろう。


てすり【手すり】〈名詞〉

 スケート場に設置されている安全装置。
 階段のところで一部なくなっていたりして
 スリルとサスペンスを味合わせてくれたりする。


てつかぶと【鉄カブト】〈名詞〉

 ぶち抜かれないのを主眼に、世界一高価な素材で作られていた
 旧日本軍の鉄帽の世間一般の俗称。


てっかめん【鉄仮面】〈名詞〉

 被せられて幽閉、などという伝説が残る拘束具のひとつ。
 被せられてセーラー服で登校する、というのもそれはそれで怖い。


てっかめん【鉄仮面】〈名詞〉

 最高の礼をつくされつつ誰かわからないまま死んだ罪人。


てっき【敵機】〈名詞〉

 レーダー網、スクランブルに要する時間を調査するために
 領空をかすめる戦闘機や爆撃機。
 国際法において処分するのは当然。


てっき【敵機】〈名詞〉

 領空侵犯機はすべてこれと見なす国と、
 スクランブルをかけて「あなたは領空を侵犯している」といちいち通告する国。


てっきょう【鉄橋】〈名詞〉

 列車が舞台のサスペンスものの見せ場。


てっきん【鉄筋】〈名詞〉

 建設中にすでに部分的に錆びていたりするのを見るととても不安な材料。


てっきんこんくりーと【鉄筋コンクリート】〈名詞〉

 コンクリートに含まれる砂に塩分が交じっていると
 鉄筋が錆びて、じわじわ強度が損なわれる建設手法。


てっきんこんくりーと【鉄筋コンクリート】〈名詞〉

 あらかじめスクラップアンドビルドを前提に建てられたビル。


てっきんこんくりーと【鉄筋コンクリート】〈名詞〉

 建設から解体まで居住者がすべて入れ替わることのない府営住宅。
 収入上限を下げて、くるくる入れ替わるようにするのは当然。


てっこう【鉄鋼】〈名詞〉

 地下鉄用T字鋼が大和に流用されたり、
 戦車が鋳潰されて東京タワーになったりするリサイクル。


てっこう【鉄鋼】〈名詞〉

 ほかの艦船には軽々と穴を開けられたドリルが
 金剛には歯が立たなかったりすることでんがな。


てっこうだん【徹甲弾】〈名詞〉

 真珠湾で使われた戦艦の砲弾。


てっこついんりょう【鉄骨飲料】〈固有名詞〉

 鉄骨娘演じるところの栄養ドリンク。
 筋骨隆々なランニングシャツ姿の土木作業員を連想させるネーミングはなかなかのもんでっせ。


てっさ【てっさ】〈名詞〉

 透かすと向こうが見えるくらい薄くさばいたふぐの刺身。


てったいする【撤退する】〈動詞〉

 「艦長! 逃げるんですか」
 「このままでは自滅するだけだ!」


てっとう【鉄塔】〈名詞〉

 ある日突然倒れたりするもんでっせ。


てっぽう【鉄砲】〈名詞〉

 先込め後込め、単発連発など種類に富むもんでっせ。


てっぽうだま【鉄砲玉】〈名詞〉

 リモートコントロールで点火や自爆させることもできない
 不出来な弾丸の総称。


てづかおさむ【手塚治虫】〈人名〉

 20世紀後半に活躍、逝去した漫画家のうち
 間違いなく21世紀以降もその名が語りつがれる巨人。


てとりす【テトリス】〈固有名詞〉

 類似品のほうが儲けた落ちものパズルの本家。
 ミニゲームで一時復活。


てにす【テニス】〈名詞〉

 見せるための下着の生みの親。


てにゅうりょく【手入力】〈名詞〉

 キーボードがダメなおとうさんの救済策。
 しかしいちいちボードをなぞるより
 キーボードを使ったほうが早いというのは公然の秘密。


てにすぶ【テニス部】〈名詞〉

 単に--という場合は硬式をさし、
 相手がこだわる場合は軟式の場合が多い。
 しかしトップスピンを生んだのは軟式。


てば【手羽】〈名詞〉

 恐い顔をして絞めた鶏の肉。

 「うっわぁ、鳥肌立ってるやんか」


てぼん【手盆】〈名詞〉

 ウェイトレスのねーちゃんがわきにトレーをはさんで
 コップを手掴みで持ってくることでんがな。


てまちん【手間賃】〈名詞〉

 手数料の正式名称。
 公務員の--は、国民の税金で養われているのに
 何故さらに支払わねばならないのか、疑問。


てめえ【てめえ】〈二人称〉

 江戸っ子がいう「おんどれ」の同義語。


てやんでい【てやんでい】〈慣用句〉

 べらぼうめとセットで三代以上江戸に住んだ者のみ使ってよい言葉。
 ふっ、大阪や京都や奈良に比べればまだまだ青いな。


てらてら【てらてら】〈副詞〉

 江戸川乱歩お好みの表現。


てりとりー【テリトリー】〈名詞〉

 経営者が同じ大学と短大の関係。


てりゅうだん【手榴弾】〈名詞〉

 相手が「1、2」の3で投げてくるので、
 投げ返しようのない小型爆弾。


てるてるぼうず【照る照る坊主】〈名詞〉

 寂しくなった一休さんの話相手。


てれび【テレビ】〈名詞〉

 --は聞き、ラジオは見る。
 逆説に聞こえるが平均的な視聴態度とはこんなもんでっせ。


てれび【テレビ】〈名詞〉

 「CMのあとで!」「このあとすぐ!」は間違い。
 「CMと巻き戻しのあとで!」が正解。


てれび【テレビ】〈名詞〉

 期待するほどのモノは流れない、の法則通り、
 「CMのあとで!」「このあとすぐ!」が出たらチャンネルを替えるのが吉。


てれび【テレビ】〈名詞〉

 「CMのあとで!」「このあとすぐ!」は間違い。
 「CMと巻き戻しのあとで!」が正解。
 --が嘘ついたらあきまへんな。


てれび【テレビ】〈名詞〉

 笑えないところで笑い声が挿入されるアメリカの番組のマネをして、
 スタッフの笑い声を挿入してあるもんでっせ。
 笑いのレベルを問うべからず。所詮は--だ。


てれびたいそう【テレビたいそう】〈名詞〉

 カメラマンのお気に入りが実演する曜日には
 クレーンや移動撮影、ズームアップが多用される。


てれびしょっぴんぐ【テレビショッピング】〈名詞〉

 たいして驚く内容でもないのに「へー」とか拍手したりする
 リアクションが大袈裟な宣伝。
 日本橋や秋葉原へ行けばもっと安く買えるのに、
 わざわざテレビで流す予算があるのならその分安くして。


てれびらん【テレビ欄】〈名詞〉

 「!」や「!!」が乱発されているので好きな文字を代入するのが楽しいページ。

 「今日はどあほを代入するで」


てろりすと【テロリスト】〈名詞・代名詞〉

 やった後に犯行声明を出す人。


てん【点】〈名詞〉

 おとうさんがいうところの「.」。


てんい【天意】〈名詞〉

 自分の行為を正当化する壮大な言い訳。


てんか【天下】〈名詞〉

 だれかが首班となった指導体制と、
 天意に基づいた営みのいずれか。


てんか【添加】〈名詞〉

 すべての内容が記載されない混ぜ物。


てんか【転嫁】〈名詞〉

 不祥事をメールサーバーや退職者のせいにしつつ謝罪することでんがな。


てんか【点火】〈名詞〉

 なにに、あるいはその後どうなるかは関係のないひとつの行為。

 「わたしは--しただけだ」
 「ほぉ、--しただけで半径5kmがふっとぶか」


てんかす【天かす】〈名詞〉

 揚げ物から分離した衣の小さな玉。
 うどん、そば、お好み焼き、タコ焼きなど用途は多い。


てんかとり【天下取り】〈名詞〉

 あてにならない既製政党は捨てて、
 最大層のサラリーマンが結束して自ら衆参両院で過半数を取ることでんがな。


てんが【天下】〈名詞〉

 →
【天下】


てんがちゃや【天下茶屋】〈名詞〉

 由緒正しい地名なのに「がちゃ」と呼ばれる地域。


てんきよほう【天気予報】〈名詞〉

 カオス理論で局地的な予想ができないもんでっせ。
 まぁ、雪マークがかわいいからいいか。


てんきよほう【天気予報】〈名詞〉

 傘がいるかいらないかさえわかればいいもんでっせ。


てんきん【転勤】〈名詞〉

 なにっ、よしっ天下取りに合流だ。


てんくう【天空】〈名詞〉

 古文書に多々出てくる天浮船やその他の航空機。


てんこう【天候】〈名詞〉

 自分が住んでいる地域とその西側地域の晴れたり曇ったり。


てんこうふじゅん【天候不順】〈名詞〉

 まったく関係のなかった地域のぼろ儲け。


てんこう【転校】〈名詞〉

 いじめられたので、今度はデビューを果たすために所属を替える行為。


てんし【天使】〈名詞〉

 いるとすれば進化したとしか思えないし、
 いないとすれば素晴らしい想像力の賜物といえる天の使者。


てんし【天使】〈名詞〉

 旧約聖書では等身大で登場するキャラクター。


てんしゅつ【転出】〈名詞〉

 歳入と人口の比率を考慮して、
 より市民サービスのよい自治体へ引っ越すことでんがな。
 一票の格差は問題になるが、ひとりあたりの市民サービスは
 問題にならないのが不思議。
 マスコミや市民団体が追求しないのは怠慢といえよう。


てんしょく【天職】〈名詞〉

 万が一間違って自分に一番合った仕事に就いていない場合、
 これを理由に転職することでんがな。


てんしょく【転職】〈名詞〉

 ある日自分の天職を発見した。
 リストラや再編でこの会社の先行きは危ないかもしれないし、
 まだ遅くない。
 これから一花咲かせやるぜ。


てんしんはん【天津飯】〈名詞〉

 鶴仙流の武闘家。
 第22回天下一武道会優勝。
 必殺技「気功砲」「新鶴仙流太陽拳」「四妖拳」
 「四身の拳」「どどん波」「新気功砲」


てんじそくばい【展示即売】〈名詞〉

 コミケで売られる著作権法無視とまったくのオリジナルの2種類の印刷物。


てんじそくばい【展示即売】〈名詞〉

 火炎瓶の洗礼を受けそうになったもんでっせ。


てんじひん【展示品】〈名詞〉

 費用を考えるとg単価で恐ろしい金額になる月の石などを
 遠巻きにながめさせてくれたりするもんでっせ。


てんじぶつ【展示物】〈名詞〉

 無人で再生中だったり、
 ボタンを押しても動作しない解説目的のディスプレー。


てんじぶつ【展示物】〈名詞〉

 メモをとりながら見てくれる小学生のために設置された
 大人向けの解説。


てんじんさん【天神さん】〈名詞〉

 九州に飛ばされた恨みを晴らした学問の神様。
 施政者も、やりかえされて脅えるくらいなら、陰謀など巡らさなければいいものを。


てんじんまつり【天神祭】〈名詞〉

 大阪人が群れ集う祭のひとつ。
 船渡御は川の水量で橋桁に作り物をひっかけたりするのでとってもスリリング。


てんすう【点数】〈名詞〉

 これに関係なく金を包めば楽々通る地方公務員試験。


てんそう【転送】〈名詞〉

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てんそうそうち【転送装置】〈名詞〉

 たまに、なにもない宇宙空間に保安部員を転送したり、
 船長が分裂してふたりになったりする不安定な移動装置。


てんちょう【店長】〈名詞〉

 偉いのかと思えば、店員のひとつ上なだけだったりする
 アルバイトの人事権者。
 自宅の電話番号を緊急連絡先に書いておかないと、
 直接、本部に連絡されて後でスーパーバイザーから大目玉を食らったりする。


てんてん【てんてん】〈副詞〉

 外野までボールが転がることでんがな。
 テレビの場合はアナウンサーが見失っても
 カメラが追ってくれるので問題ないが、
 ラジオの場合は緊迫した中継が繰り広げられることもあるんや。
 「ボールの行方を見失ったぁ!」のは選手かアナウンサーかを
 チェックするのが通といえよう。


てんと【テント】〈名詞〉

 朝、張るもんでっせ。


てんのうじ【天王寺】〈地名〉

 谷町筋もあべの筋も発展し遅れて、
 周辺もフェンス囲いのまま放置されている地域。
 歓楽街にはなりそうもなく、かといってビジネス街にもなりえない、
 もちろん住宅街になるには地価が高すぎる中途半端さが原因。


てんのうじ【天王寺】〈名詞〉

 陸橋で--と阿倍野が分けられる地域。


てんのうじ【天王寺】〈名詞〉

 再開発とは、旧住民を追い出して、
 他地域からの人口流入をうながすものと見つけたり。
 デベロッパーならとうの昔に千里ニュータウン化してるのに、
 お役所仕事では遅々として空き地のまま。


てんのうじ【天王寺】〈名詞〉

 車線が駐車違反でまともに使えない地域。


てんのうじはくらんかい【天王寺博覧会】〈名詞〉

 天王寺公園を囲い込んで地下に駐車場を作るための口実にされた博覧会。
 当時はオムニマックスとマンモスの死骸とルナパークだけで客が集まったらしい。


てんのじむら【てんのじ村】〈名詞〉

 昔のお笑い芸人長屋。
 漫画家でいえばトキワ荘がこれにあたる。


てんぶ【転部】〈名詞〉

 とりあえず2部に入学して、頃合いを見計らって1部に移籍することでんがな。
 入りやすさと履歴書に2部と記入しないですむので、ダブルでお徳。


てんぷ【添付】〈名詞〉

 知らない奴からのメールだと
 日の目を見ないファイル。
 それ以前にDMを受信しなければならない義務はない。


てんぺんちい【天変地異】〈名詞〉

 TVの好きな大地震や竜巻やハリケーンなどのスペクタクルVTR集。


てんま【天満】〈地名〉

 JR--駅から北へ天六、南へ天神さんまで続く長いアーケードのあたりで、
 ギャル御輿が練り歩くことで有名。


てんまはかせ【天馬博士】〈人名〉

 アトムの生みの親で前・科学省長官。
 アトムの両親を作ったり、アトムを100万馬力に改造したり、
 地上最強のロボットを作ろうとしたり、出番は多い。


てんもうかいかいそにしてもらさず【天網恢恢疎にして漏らさず】〈慣用句〉

 老子の教えのひとつ。
 バブル期に甘い汁を吸った連中が続々と挙げられていくときに
 思い出す言葉でもあるんや。
 あるんだからしかたがない、の丹波氏流でいくと、
 楽しいあの世はこの世の善行から、になろう。


てんもうかいかいそにしてもらさず【天網恢恢疎にして漏らさず】〈慣用句〉

 緩くても動かなくてもそのうち漏れそうになるものだが、
 接して漏らさないのが養生訓。


てんもんがく【天文学】〈名詞〉

 通説を証明するために探査衛星を飛ばすと
 よりいっそう、謎が増えたりする学問。


てんらん【天覧】〈名詞〉

 TV中継を今日は私服がやたら多いなぁと見ていると、
 貴賓席からやんごとないあたりが手を振っていたりすることでんがな。


てんろくがすばくはつ【天六ガス爆発】〈名詞〉

 野次馬は馬鹿をみるという尊い教え。ありがたや。


でぃーえむ【DM】〈名詞〉

 SPAMを迷惑行為と考えられない前頭連合野欠損症状。


でぃーえむ【DM】〈名詞〉

 もぐりアダルトサイトは遠慮なく
 高検挙率を誇る愛知県警察ハイテク犯罪対策室へ転送してあげるのが吉。


でぃーぶぃでぃー【DVD】〈名詞〉

 内容の濃さより長さを売りにしているもんでっせ。


でぃーぶぃでぃー【DVD】〈名詞〉

 日本橋やその他の露天でレンタル屋に並ぶ前に売っていたりするもんでっせ。


でぃーぶぃでぃー【DVD】〈名詞〉

 いままでのメディア同様アダルトが普及促進に一躍買っているもんでっせ。


でぃーぶぃでぃー【DVD】〈名詞〉

 ぎらぎらぎとぎと度ではLDに劣るメディア。


でぃーぶぃでぃー【DVD】〈名詞〉

 レンタル屋の--にないLDが値崩れしているのでマニア大喜び。


でぃーぶぃでぃー【DVD】〈名詞〉

 内容の濃さより長さを売りにしているもんでっせ。


でぃーぶぃでぃー【DVD】〈名詞〉

 雑誌付録第一位のアダルトメディア。


でかるちゃー【デカルチャー】〈慣用句〉

 アニメが社会現象となり、文化として認知されはじめた頃の皮肉。


でかんしょ【デカンショ】〈略語〉

 学生が読みそうもない三大古典。


できあい【出来合い】〈名詞〉

 服屋の入り口周辺に吊ってある服、あるいはオーダーメイド以外の服すべて。


できあい【出来合い】〈名詞〉

 ドキュメンタリーその他の番組に挿入されるBGM。
 一時期、エヴァンゲリオンのオンパレードだったりという風に
 --にも流行り廃りがあるものだ。


できあいする【溺愛する】〈動詞〉

 --したがゆえに子供が犯罪に走る場合と、
 放任したがゆえの場合のふたつがあるが、
 鬼太郎の親父ではあるまいし、目の中に入れても痛くないわけがなく、
 叱るときに叱るという気構えが必要であろう。


できそこない【出来損ない】〈名詞〉

 コンピュータ技術者になるべく工学部やコンピュータ専門学校に入ったのに、
 学校のサーバーでWarezサイトを開いたり、海外サーバーに開いたサイトの
 メンテナンスを行なったりする輩。
 学内サーバーの内容とアクセス記録の総点検が急務といえよう。


できます【できます】〈慣用句〉

 「お持ち帰り--」と書いてある飲食店の意味不明な看板。
 お持ち帰りとは、持って帰ることなのか、
 持ち帰り用の折詰なのかが議論の焦点。


できもの【できもの】〈名詞〉

 臀部などにできる腫れ物で潰して膿を出すとこのうえなくすっきりするもんでっせ。
 公務員の不祥事は--と呼ばれる。


でし【弟子】〈名詞〉

 その多くが丁稚形態で労働の報酬として師匠のおこぼれにあずかるもんでっせ。


でし【弟子】〈名詞〉

 不肖の--ほどかわいいもんでっせ。
 そりゃ嘘だ。
 師匠を超える者でなければ教え甲斐がない、というものだ。
 もちろん歯向かう者は即刻破門だ。

 「待て。未納の授業料は払っていけ」


でじかめ【デジカメ】〈名詞〉

 →【デジタルカメラ】


でじたる【デジタル】〈名詞〉

 デジタルかアナログかの論争をしているときも
 大脳内には電気的パルスが行き交っているものだ。


でじたるかめら【デジタルカメラ】〈名詞〉

 いけない写真を撮ってその場で萌えあがれるカメラ。


でじたるかめら【デジタルカメラ】〈名詞〉

 銀を必要としない点で優れ
 電池を大量消費する点で劣るカメラ。


でじたるかめら【デジタルカメラ】〈名詞〉

 必要な機能がほとんど備わっていないため
 写るんです程度の価値しか持たない電化製品。
 一眼レフの裏ブタオプションでも出ればとっても便利。


でしべる【デシベル】〈名詞〉

 高級品と廉価版を分ける目盛り。


でしりっとる【デシリットル】〈名詞〉

 教科書のお勉強の中で、日常生活で最も見かけないもんでっせ。


でっち【丁稚】〈名詞〉

 御店に住み込みで奉公する○吉どんと呼ばれる使い走りの小僧さん。
 同様に新聞社内のアルバイトは給仕、こどもさんと呼ばれる。


でっぱ【出っ葉】〈名詞・代名詞〉

 外人が描く日本人の特徴のひとつで、前歯が出ていることでんがな。
 あとはメガネをかけてカメラをぶら下げれば完璧。


でばな【出花】〈名詞〉

 煎茶の第一煎をさす言葉。
 番茶も--、になると300円台の安いお茶でも第一煎は美味しく飲めるの意。
 しかしこの時代、お茶の葉についた毒素は洗い流せないのが問題。
 茶葉は蒸して揉んだだけ、で洗われたかどうかさだかではない。


でぶ【でぶ】〈名詞・代名詞〉

 秋葉原や日本橋を狭くしている生物。


でぶ【でぶ】〈名詞・代名詞〉

 自分の爪先が見えなくなった者。


でぶ【でぶ】〈名詞・代名詞〉

 ベルトのいちばん先の穴に最後の望みを託すひと。


でぶで【でぶで】〈名詞・代名詞〉

 DVDの略。
 ぴきっとくるひとは痩せなさい。


でばぼうちょう【出刃包丁】〈名詞〉

 出葉で歯ぎしりをする人の秘密兵器。


でも【デモ】〈名詞〉

 超低成長な時代になってもなかなか行なわれない賃上げ交渉などの手段のひとつ。
 誰かがなんとかしてくれるだろう、では景気は回復しない。


でらっくす【デラックス】〈形容詞〉

 付けるのはタダだというばかりに付けられたもはやなんでもない言葉。
 万が一見つけた場合は--の前に「ただの」を付けて笑い飛ばそう。


でりーとする【デリートする】〈動詞〉

 静かに確信を持ってファイルを消去することでんがな。


でりーとする【デリートする】〈動詞〉

 うっかり消したことに気づいて、あれこれ試してから
 パワーユーザーに救いを求めることでんがな。


でりけーと【デリケート】〈形容詞〉

 どんないかつい人間でも、胃潰瘍になったら自己表現に使ってもよい言葉。


でりんじゃー【デリンジャー】〈名詞〉

 このうえなく簡素な構造なのに、牛も倒せる小型ピストルなので、とても危険。


でんえん【田園】〈名詞〉

 真夏に草抜きをさせられて
 脚が腫れ上がるほどぶよに食いつかれたりしたことがない
 都会人が言うところの、「田んぼのある地域」


でんかせいひん【電化製品】〈名詞〉

 価格が安くなった分、筐体がぺらぺらになっている
 カラーに不自由なポットやオーブントースターなど。
 メーカーを統一しても誉められるわけでなし、
 パチンコ屋の景品ですべて揃えるのがパチプロの誇りというものだ。


でんがく【田楽】〈名詞〉

 豆腐--をさし、略しておでんになったもとのお手軽な料理。
 豆腐を焼いたもの、こんにゃくやじゃがいもの水炊きを
 串にさして味噌をつけて食べるもんでっせ。
 ハタ坊の--が正式なもんでっせ。


でんき【電気】〈名詞〉

 蛍光灯や白熱灯の代名詞。
 一般的に「蛍光燈つけて」とはいわない。


でんきがま【電気釜】〈名詞〉

 ソニーの前身が開発はしたものの、
 売れなかった製品。


でんきてきのいず【電気的ノイズ】〈名詞〉

 テープレコーダー替わりにするには、
 ぷちっぶちっノイズの乗りすぎるパソコン。
 性能的にはドルビーシステムが搭載される前のテレコのようなもんでっせ。


でんきや【電気屋】〈名詞〉

 ガスはガス屋で料金が払えるのに、電気代には無関係な店。


でんきや【電気屋】〈名詞〉

 修理するより買い替えを勧める粗大ゴミ排出促進業者。


でんきゅう【電球】〈名詞〉

 そろそろ交換時期だよと主張する蛍光灯に比べると、
 突然切れるところが短気な明かり。


でんきょく【電極】〈名詞〉

 バッテリー交換のときに+からだったか−からだったか悩むもんでっせ。


でんげきけっこん【電撃結婚】〈名詞〉

 ネタの無い頃を見計らって記者会見。


でんげきけっこん【電撃結婚】〈名詞〉

 相手がしびれている間に行なわれる極秘結婚。


でんげきさくせん【電撃作戦】〈名詞〉

 奇襲の後、一挙に占領する作戦のひとつ。


でんし【電子】〈名詞〉

 諸子百家には入れなかったものの、
 現代社会では最も尊ばれる教え。ありがたや。
 フランクリン氏が有名な実験を敵対者の殺害に使っていれば
 いまだにランプが灯っていただろうし、
 有名な実験以降すべて静電気が--の主流になっていれば電力会社も必要なかった。


でんしけいさんき【電子計算機】〈名詞〉

 パソコンをお役人が呼ぶ場合に使われる堅苦しい言葉。
 エロ画像を見たり、アダルトゲームには使えなさそうな機械。


でんしじゅう【電子銃】〈名詞〉

 TVやモニターを見ているものに向けられた銃。


でんししゅっぱん【電子出版】〈名詞・代名詞〉

 納本義務を免れる方法。


でんしめーる【電子メール】〈名詞〉

 未設定のOutlook Expressでhtmlメールが来たっ。
 むっ、それ以前に手紙の要件を満たしていないぞっ。
 無礼なメールに返信する義務のないのはインターネットのお約束。
 何故無視されるか考えなければならないのもまたインターネットのお約束。


でんしめーる【電子メール】〈名詞〉

 胡散臭いメールはそのまま国民生活センターや
 警視庁へ転送できるのがとっても便利。


でんしょうしゃ【伝承者】〈名詞〉

 北斗の拳のケンシロウ。
 名字は何というのかは詳らかでない。
 --が多い場合は総本家などの冠詞が付けられる。


でんしんでんわ【電信電話】〈名詞〉

 電話が先か電信が先かで、アメリカと日本の通信行政の歴史が垣間見られるもんでっせ。


でんたく【電卓】〈名詞〉

 1÷3×3をそのまま入れると1にならないおちゃめな計算機。
 消費税率が計算しやすい5%になったので、価値が薄れた。


でんち【電池】〈名詞〉

 その昔、台風シーズンには欠かせなかったもんでっせ。
 いまやコンビニに走ればすむので常備品ではない。


でんち【電池】〈名詞〉

 液晶使用のデジカメの普及で
 銀の必要性は若干減ったものの
 これの使用量が莫大に増えた。
 アルカリ単3を入れても1時間。


でんち【電池】〈名詞〉

 充電用はもちが悪く
 常用のものは充電できない
 リサイクル思想に乏しい物品。


でんちゅう【電柱】〈名詞〉

 埋める埋めるといっている間にバブルがはじけて
 結局、都市部の一部分以外そのままになっている路上設置物。


でんちゅう【殿中】〈名詞〉

 長袴を自分で踏みつけたり、人に踏まれたりして
 あちこちで喧嘩口論の絶えない場所。
 松の廊下では吉良上野は侍従で狩衣、長袴でないのでチェックポイントのひとつ。


でんでんむし【でんでんむし】〈名詞〉

 童謡に歌われ、季節感もあるので
 塩をかけてみようと思わない、殻つきのなめくじ。


でんじは【電磁波】〈名詞〉

 この語彙を眺めているだけでばしばし叩かれていたりする非常な現実。


でんそう【電送】〈名詞〉

 FAXが普及するまえに新聞社などに設置されていた
 写真や樹脂製版の送受信装置。


でんとう【電灯】〈名詞〉

 あっちを替えたと思えばこっちが切れる
 庶務課出動原因第一位の社内設備。


でんとうぎょうじ【伝統行事】〈名詞〉

 もはや第1回目に何を目的に行なわれたかわからない行事。
 古式ゆかしく、などと報道されるものはたいていこれ。


でんでんこうしゃ【電電公社】〈名詞〉

 民営化するまでに電話線を張り終わり、
 商売敵がいないのをいいことに
 アメリカと比べ物にならないほど高い通話料を設定、それを維持した公社。


でんどう【電動】〈名詞〉

 電池を動力源としてぐにぐに動いたり、振動したりするもんでっせ。


でんどう【電動】〈名詞〉

 マブチモーターで動いていたり、スタッフがせーので開け閉めしたりする
 特撮の仕掛け。


でんのう【電脳】〈名詞〉

 
鉄腕アトムの電子頭脳が版権で使えないからか
 それらしく作られた造語。


でんぱ【伝播】〈名詞〉

 ある猿が芋を持って海辺を走るうちに、
 つい手が滑って芋を落としてしまった。
 拾って食べると、
 おや、塩味が効いて美味いじゃないか。
 それから必ず芋を海水に浸して食べるようになった。
 これを見た猿が猿まねをしたくてたまらなくなった。
 芋を海水に浸して食べると、
 おや、塩味が効いて美味いじゃないか。
 次にこれを見た猿が……


でんぱ【電波】〈名詞〉

 ついやってしまったときに口にすると、
 死刑にならないですむ口実。


でんぶ【臀部】〈名詞〉

 こう言われると触る気も失せよう。


でんぶ【臀部】〈名詞〉

 手のひらか手の甲か、触っているか触れているかが問題になる場所。


でんぶ【臀部】〈名詞〉

 四足歩行時代と比較してさほど異性に注目されなくなり、
 その地位を乳房に譲りつつある部位。
 まもなく諸機能は乳房の谷間に全面移行し、
 退化すると考えられている。


でんぽう【電報】〈名詞〉

 結婚式場で披露されるもの以外は不幸なお知らせな紙きれ。


でんりそう【電離層】〈名詞〉

 まずE層があったので、
 新たな発見はアルファベット順になった電波のクッション。


でんりゅう【電流】〈名詞〉

 手元で電子が1個動くと、
 30万km先の電子が1個動くところ天式な流れ。


でんりょく【電力】〈名詞〉

 いきなり出力を下げられないので深夜もだらだら発電しているエネルギー。


でんりょく【電力】〈名詞〉

 チェルノブイリ以後、めっきり減った

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 「クリーンで」
 「ホントか?」
 「安全で」
 「何故漏れる?」
 「安く」
 「損したら潤うらしいな」


でんわ【電話】〈名詞〉

 アメリカの物価水準が実感できるもんでっせ。


でんわ【電話】〈名詞〉

 その昔はいくらかけても10円だったのに、
 世界に逆行する代金を徴収し続ける連絡手段。
 AT&Tさん、攻めてきてください、お願いします。


でんわき【電話器】〈名詞〉

 うかうか盗聴されるコードレスより安全な黒電話。


でんわき【電話器】〈名詞〉

 黒電話って借り物だってこと知ってました?


でんわばんごう【電話番号】〈名詞〉

 自動車のナンバープレートですら好きな番号を選べる時代に
 いまだ割り当てていただくもんでっせ。
 支店番号といわず、局番というあたりから徹底的な意識改革が必要だろう。


でんわきょく【電話局】〈名詞〉

 民営化したのに支店名で呼ばれない建物。


でんわきょく【電話局】〈名詞〉

 全国一律でない加入電話の基本料金を徴収する本支店。
 田舎の電話は都会におんぶにだっこ。


でんわせん【電話線】〈名詞〉

 NHKの電波を受信するためのアンテナ。



と の ほ ま 語彙登録板

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