これまでDelphiで、なんとなく使いずらいなあと感じていた内容であるスコープ(有効範囲)やらオブジェクト指向やらも、使えるようになるとすっかり便利になってきます(^^;処理がちょっと多くなってプログラムの量が増えそうだったり、いろんなところで使うものだったりすると、すぐ細かくまとめてプロシージャ(手続)や関数にしてしまって、メインプログラムとは別のプログラムに移しかえます。そうすることで、それぞれの処理のまとまり(プロシージャ)が見やすく、エラーもわかりやすくなります。
ところがそれでも一度エラーが出るとつぶすのに時間がかかりますね(*_*)今週のエラーは城を表す旗の色が、データを変えてもなぜか変わらないということでした。色んなところを見て回っても原因がわからない。結果的には、城の初期データ設定を呼び出す処理で、データを変えたシナリオ1を呼び出すはずがデータを変えていないシナリオ2が呼び出されていたということが原因でした。私が呼び出し指定をきっちり書いていないことが原因です。本来スコープで弾かれるはずのものですが、Delphi親切にも勝手に探し出してくれたました。ところがそれが間違っている方だったということです。Delphiがスコープを厳密に解釈していれば、複数の行き先があるからわからない、もしくは指定先がない、というエラーを出してくれるのですけども、とりあえず範囲を広げて探し出してくれました。このように、文法的な厳密さを緩和していれば、便利なようでいてエラーがわかりにくくなるんですよね。
それ以外は順調でした(^o^)現在城の状態表示を作成しているのですが、HSP版の時に苦労して苦労して作った(;_;)数値によって表示する内容を変える、たとえば民心が2だと反感になる、というようなことも、あまりにあっさりできるので拍子抜けしてしまいます(^^;特にHSPでは、プログラムを実行させてみて表示を調節するというように、画面表示がプログラムしている時には明らかでないので、何か一つ位置を変えるだけでも大変でした。このため、後で何か付け足さないといけないなどになると、修正が大変になるので、とにかく表示を先に作らないといけませんでした。
ところがDelphiでは、実行された表示と同様にラベルやボタンなどの部品をマウスで編集できるので、ちょっとした修正とか追加とかも簡単にできてしまいます。そこで、HSPの時のようにかちかちに決めないで、とりあえず作っといて、中身を詰めきらずに先に進もうという気になります。処理の部分も先程のプロシージャのおかげで、こういう処理がいるけど細かくて邪魔くさいから別にして後にしようというようなことができます。ひたすらプログラムの流れに沿って次々書いていくというのでなく、部品をつくるようにしてはめ込んでいき、細かい内容も部品にして後でつけるからとりあえずおいておこう、という具合(^^;こうすることで細かく作り込んだのに、変更になって無駄になる(;_;)ということは減るのですが、あちこち気のままに飛んで、仕様がやや固まりづらいという点もありますね(^^ゞ
そんなこんなで今日も快調に飛ばしていたのですけども、処理部品を作って、完成させて、次に進む、という流れで新しい部分に飛ぶ時、ちょっとしんどいんですよね(-.-)新しいことをするときは何でもそれなりにパワーがいります。はじめちゃえば弾みがついて、しんどくても体が動くのですが、でけた〜つぎ〜!という時、今までと違う処理内容だと、うっ(*_*)とつまったりします。細かく部品を作っていくタイプの手法なので、ゴールはたくさん来るけどもスタートもそれだけたくさん来ます。それで、頭が加熱してちょっとお昼寝を(^^ゞ
ところがそこで事件は起こりました( ̄□ ̄;)!!お昼寝して再開しようと、省電力モードで消灯している液晶画面を、マウスを動かして点灯させようとしましたが…つかない!!
どうやら他の部分は動いているようなんですが、画面だけがつかない。どうやってもつかないうえ、何をどうやっても反応がわからない以上なんともしえない(T-T)再起動しようにも、シャットダウンって、マウスなしでどうやるんだ?見えないながらも、ウィンドウズキーから、Alt+F4から、Ctrl+Alt+Deleatから、シャットダウンを試そうとしても、どれもうまくいかない。実は画面だけでなく全ての機能が止まっているのかしら?シャットダウンの仕方に何か記憶違いがあるのかしら?そもそも今はどういう状態なのかしら?全然わかりません(T-T)
人は急に暗闇に包まれるとパニックになるそうですが、きっと私もその一人になるかもしれません。まっくらけの画面では怖くて何も操作できませんね(^^;あせって、もはやこれまでと強制終了(T-T)ところが再び電源を入れてみると、何事もなかったように画面が点灯しました。いったい何があったのか(?_?)
これで画面がつかなければ、故障→修理→大量のデータどないしよう…!と一縷の望み&この恐怖から逃れたいため強制終了させてしまいましたが、とりあえず動きだし、自動消灯→再点灯の実験もしました。ちゃんとできました。う〜ん、なんだったんだろう???
ほっと安心したものの、画面の見えないパソコンが一番始末におえないと痛感しました。会社の古いノートパソコンも画面のヒンジ部分が割れていて、表示が乱れてますが(~_~;)そろそろ我がVAIOも3年目、これまで電池を除けば故障知らず、Windows2000も再インストールの必要はほとんどなかった安定稼働を続けていたため、いざ入れ替えとなると大変です。FDどころかCD−Rですらバックアップできない程の大量のデータがたまっているのです。DVDにするほどたいそうなデータもないし焼きつけが邪魔くさいから、バックアップ用に外付けハードディスク買っておこうか??いずれにせよ今回のように画面が見えないと、日頃バックアップをしておかないといざというときデータをサルベージできない、と思い知りましたし(*_*)せっかくの三國志英雄伝もまた1から作り直しになってしまいます( ̄□ ̄;)
かつて松下の初代Let's Noteを使っていた時は、Windows95ということもあって、数か月おきに再インストール、1年毎に動かなくなって基盤の取り替えということを繰り返していた頃とうってかわった現在の安定稼働です。停電と同じく、最近起こらなくなっているものほど、起きると破綻が大きい。災害は忘れたころにやってくる(--;)
ところで、この少し前に図書館で借りた日経ビジネスという雑誌で、アフターサービス調査をしていました(2003年3月10日号)。その中でソニーの、デジカメの充電池を長時間入れっぱなしにした後フル充電して使おうとしてもすぐ切れるという状態についての対応に不満が多く、ちゃんとしたアフターサービスもしないとインターネット上で批判され、満足度が昨年1位から9位になったということです。ソニー側の対応は、過放電で充電池が寿命を迎えただけと説明していたようですが、どっかで聞いたような話や(^_^X)
そもそも、ソニーのデジカメについてだけ充電池の寿命が短すぎる?ということが問題なんでしょう。同じような使用をするユーザが色んなメーカのデジカメを使っていると仮定すれば、ソニーのデジカメにだけ寿命が来やすいという不具合?があるからユーザの不満が集中すると考えられます。そうでなければ、ソニーのデジカメのユーザだけ正しく使わない割合が多いということになりますが、それはいいきれないはずです。他社製の者にも、シェア分に応じて似たような問題が取り上げられるはずです。
デジカメといい、今はどうかわかりませんがVAIOノート充電池の扱い(入れっぱなしにする以外マニュアルに何も書いていないぞ!)といい、どうもソニーは充電池に弱い気がしますね。パソコンも、IBMやシャープ製のものについては充電方法やフル放電をしないといけないとかちゃんと書かれているのに、ソニー製はなぜか何も書かれていません。これがユーザの誤解を招くのか、そもそも本当に作りが悪いのか…
ところが先程の日経ビジネスにおいて、無故障率についてソニーはパソコンで1位、デジカメで2位のようです。確かに私のVAIOも壊れていません。う〜ん、ソニーは壊れないけど電池が弱いという調査通りの結果が私の身の上にも降りかかっているようですね(^^;まあ、とりあえず画面がついてるのでまだまだ使い続けますが、ちょっと怖い(*_*)
さて、今週のお題はいろいろな出来事とありますが(^^;もうひとつ、今度はいい方の出来事。私のIMEは以前紹介しましたJapanist2002というもので、色んな分野辞書をインターネットからダウンロードして使うこともできます。その新辞書に三國志が登場しました\(^O^)/全部で2800件以上、字を含む人名のべ1700件以上と大容量!戦国時代辞書というのもあって、こちらも全部で3300件以上、人名900件以上となかなかのもの。こんな辞書が無料でついてくるというのもたいしたもんでしょ!これで三國志製作も楽になります!!
現在Japanistは2003が出ています。ややマイナーですが、三國志辞書つきということでだまされたと思って買ってみると私みたいに病みつきになりますよ(^^;Japanistの公式サイトもご覧ください。以上宣伝でした(^^;;;だってシェアアップするとこんな便利な辞書が開発されやすくなるでしょ(^o^)
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