JpegAnalyzer操作説明 ダンプ画面 |
ダンプ画面の機能
ダンプ画面のキー操作
マウスカーソルをダンプ画面上に置き、キー入力することで操作が出来ます
注)解析画面上にマウスカーソルが有ると、解析画面が反応
対応キー HOME ダンプ画面を先頭頁の先頭に移動 END ダンプ画面を最終頁の末尾に移動 PAGE UP ダンプ画面を前頁の末尾に移動 PAGE DOWN ダンプ画面を次頁の先頭に移動 ↑ カーソルを上に移動(-16) カーソルが欄外に有った場合は上は000、左は0、右、ASCIIダンプ部はF、下はFFFにカーソルがあるものとして移動します ↓ カーソルを下に移動(+16) ← カーソルを左に移動(-1) → カーソルを右に移動(+1) B 前のマーカに移動 N 次のマーカに移動 V 前のRST候補に移動 M 次のRST候補に移動 P パッチ I 1バイト挿入 D 1バイト削除 U 元に戻す Q クイックリペア(メニューの設定は不問、カーソルが該当箇所にあれば処理)
※注意事項※
連続でキーを入力しないで下さい。
処理途中に次の処理が割り込んだ場合の制御を行っていませんので、連続でキーを入力した場合、おかしくなる可能性があります。
マウスカーソルがダンプ画面上に無いと反応しません。
但し、ダンプ画面表示中に解析リストで文字キー(B、D、I、N、V、M、P、U、Q)を押した場合、1回目でマウスカーソルが自動的にダンプ画面に移動し、2回目以降ダンプ画面のキー操作が可能になります。
ダンプ画面の位置調整
ダンプ画面を表示した場合の画面幅情報は、メイン画面単体の画面幅情報と別に保存されますので、ダンプ画面を表示、非表示させた場合や再起動後も前回表示と同じ幅で使用出来ます。
調整はメイン画面単体表示時とダンプ画面表示時に画面幅を見易い状態に調整して下さい。
メインとダンプ画面とのバランスは中央の境界線をマウスで左右にドラッグすることで調整して下さい。
境界線は中央の緑枠が太くなっている箇所でマウスカーソルを上に持っていくとカーソルの形が変ります。
ダンプ画面-セパレータ
ダンプ画面と解析画面との間の境界線は左右に動かす事が出来ます。
この境界線を動かし、ダンプ画面と解析画面との横幅の調整をして下さい。
ダンプボタン-【|<−】
ファイルの先頭に移動します。
ダンプボタン-【 << 】
ダンプ画面を10ページ(-0x10,000バイト)戻します。
ダンプボタン-【 < 】
ダンプ画面を1ページ(-0x1,000バイト)戻します。
ダンプボタン-【1/2】
ページ境界前後を一覧したい場合、1回押す毎にカーソルに近いほうのページ境界側に1/2ページずらしてダンプします。
もう一度押せばページ境界に近い方は逆になってるので元に戻ります。
ダンプボタン-【 > 】
ダンプ画面を1ページ(+0x1,000バイト)進めます。
ダンプボタン-【 >> 】
ダンプ画面を10ページ(+0x10,000バイト)進めます。
ダンプボタン-【−>|】
ファイルの末尾に移動します。
クイックリペア
RST 修復補助機能に用意された、候補検索、マスク指定検索でヒットした被疑マーカを選択することで、想定されるマーカ値に書き換えます。
選択方法
・オプションのRST 修復補助機能の中のクイックリペアにチェックが入った状態で、ダンプ画面の被疑マーカをクリック
・ダンプ画面の被疑マーカにカーソルを移動させ、Qキー押下(この場合、オプション設定は不問)
Mキー、Vキーと併用すれば素早く変更が可能です。
プレビュー機能を有効にすれば画面を確認しながら操作出来ます。
元に戻すで戻す事が出来ます。
ダンプ画面 ポップアップメニュー |
パッチ
1バイト挿入
1バイト削除
元に戻す
TIFFヘッダー解析※
IFD解析※ ※は設定変更しないと表示されません。
コピー
前のマーカへ
次のマーカへ
前のRST候補へ
次のRST候補へ
ダンプ画面ポップアップメニュー パッチ |
パッチはメモリーに読込まれたファイルの内容を1バイト変更します。
矢印キーで変更するアドレスにカーソル移動してPキーを押すか、マウスカーソルで該当アドレスの位置から右クリックしてポップアップメニューからパッチを選んで下さい。
選択したアドレスとデータが既に入力された形で入力ボックスが開きます。
入力形式はアドレス-(ハイフン)データで16進コードを入力します。
アドレスは省略が可能、最初に表示していたアドレスが変更されます。
文字は大文字・小文字どちらでも可
アドレスを変えると、指定したアドレスの数値が変更されますので注意願います。
元に戻すで戻す事が出来ます。
例)000123-D3と表示していた場合 入力例 結果 -1 アドレス 00000123 に 01 が書き込まれる 6-fa アドレス 00000006 に FA が書き込まれる 7- 受付不可(データが指定されていない) d3 受付不可(アドレスかデータか判らない) -FFD7 アドレス 00000123 に D7 が書き込まれる
ダンプ画面ポップアップメニュー 1バイト挿入 |
メモリー上の編集ファイルに1バイト挿入します。
矢印キーで変更するアドレスにカーソル移動してIキーを押すか、
マウスカーソルで該当アドレスの位置から右クリックしてポップアップメニューから1バイト挿入を選んで下さい。
入力ボックスが開きますので、16進コードで1バイト入力して下さい。
文字は大文字・小文字どちらでも可、デフォルトで0が入っています。
入力データが0〜FF以外や16進で使用しないコードが含まれていると挿入されません。
元に戻すで戻す事が出来ます。
ダンプ画面ポップアップメニュー 1バイト削除 |
メモリー上の編集ファイルから1バイト削除します。
矢印キーで変更するアドレスにカーソル移動してDキーを押すか、
マウスカーソルで該当アドレスの位置から右クリックしてポップアップメニューから1バイト削除を選んで下さい。
アドレスとその位置のデータが書かれた確認メッセージが開きますので、OKまたはキャンセルを選んで下さい。
元に戻すで戻す事が出来ます。
ダンプ画面ポップアップメニュー 元に戻す |
パッチ、クイックリペア、1バイト挿入、1バイト削除操作後、元に戻す事が出来ます。
確認ダイアログが表示され、OKを押せば戻します。
ダンプ画面も該当データの場所へ頁切替、スクロールして表示されます。
キャンセル出来ますが、それより古いものは、それ以降に行った修正を戻さないと、元には戻りません。
LOG情報のデータと共用していますので、「元に戻す」操作後は戻した履歴はLOGには残りません。
メモリの許す限り無限回まで戻せますが、途中でファイルロード、セーブ、編集メニューの各操作実施後は、データが不一致になる可能性があるので、それらの操作後はLOGファイルに書き出され、戻せなくなります。
ダンプ画面ポップアップメニュー TIFFヘッダー解析 |
このメニュー項目は、初期状態で非表示にしています
利用される方は、非表示メニュー項目を参照し、設定を変更して下さい。
JpegAnalyzerで未対応のファイルや、破損ファイル、未対応のMakerNote領域など、思わぬ場所にTIFFヘッダーが記録されている場合が有ります。
そうした場所でTIFF解析を行える機能です。
ダンプ画面から"49 49"や"4D 4D"となっているデータの場所から、当項目を選択すると、TIFFフォーマットで有れば解析リストが表示されます。
TIFF/Exif解析と同じ処理をしますので、定義済みタグ番号が有ればタグ名や値は変換して表示されます。
ダンプ画面ポップアップメニュー IFD解析 |
このメニュー項目は、初期状態で非表示にしています
利用される方は、非表示メニュー項目を参照し、設定を変更して下さい。
JpegAnalyzerで未対応のメーカーノート領域など、IFD形式で書かれていると思われる場所を、解析リストにして表示する機能です。
また、TIFF/RAW/Exifや既知のメーカーノートで、タグデータの型式や実際の値を知りたい場合にも使用出来ます。
この機能を使用される場合、設定>Exif/TIFF/RAW設定>MakerNote>全てのタグ表示のチェックをONにしてください。
全てのタグが不明メーカーノートタグとして処理されるため、チェックOFFだとタグが表示されません。
解析手順
1、ダンプ画面からIFDと思われる先頭の位置から右クリックし、当項目を選びます。
バイトオーダ(Endian)は選択位置のデータから判定します。2、項目選択すると、オフセットの入力ボックスが開きます。
IFDの先頭はカウント部で、2バイトのデータです。
選択位置が"00"ならBigEndian、次のバイトが"00"ならLittleEndianとして解析します。
オフセットはメーカーノートの各タグが基準とする位置で、メーカーノートによって、3種類ほどあります。3、メイン画面に解析リストが表示されます。
オフセットのタイプ 指定方法 オフセットがTIFFヘッダーの先頭の場合
(一般のメーカーノート)そのままでOK
デフォルトで入力済みになっていますオフセットがメーカーノートの先頭位置の場合 値を16進で入力 オフセットが各タグの先頭位置の場合 "T"を入力
ダンプ画面から指示するので、設定>組込み情報の出力先で出力先を指定することは出来ません。
指示された位置がIFD形式で読めない場合は、何も表示されません。
解析リストは、不明タグとしてタグ名無し(データ型表示)で表示されます。
ダンプ画面ポップアップメニュー コピー |
ダンプ画面の内容をクリップボードへコピーします。
マウスで範囲を選択後した部分がコピー出来ます。
メモ帳などでテキストファイルに貼り付け、結果を保存する為の機能で、JPEG解析画面のように領域データのコピー機能はありません。
ダンプ画面ポップアップメニュー 前のマーカへ/次のマーカへ |
現在のカーソル位置より前後に有るマーカへジャンプします。
マーカがRST(FFD0〜FFD7)の場合、プレビュー画面が実サイズ表示していれば、マーカ以降の画像データが画面のどの部分に該当するかが判るように、画面に枠が表示され、プレビュー画面がスクロールします。
マーカ強調表示もこの移動機能もファイル内部のマーカコードを検索しているだけで、セグメント内部のデータにマーカと同じコードが存在すれば対象としてしまいます。
APPセグメントなど多数のコードが検出される場合が有りますが、マーカでは無いコードも含まれますので、注意して下さい。
ダンプ画面ポップアップメニュー 前のRST候補へ/次のRST候補へ |
現在のカーソル位置より前または後に有るRST候補のアドレスへジャンプします。
メニュー項目選択より、キーを使ったほうが簡単です。
メニュー項目は動作とキー対応が判りやすいので表示してます。
このメニュー項目は以下の条件で表示され、通常は表示されません。
前のRST候補へ Vキー 次のRST候補へ Mキー
- 読み込みファイルでRST 順序異常が発生している
- オプション>RST修復補助の上段設定がエラー表示のみ以外の場合