あなたはゲームというと何を思い浮かべるであろうか。
そうです、そうです、パチンコ。はやっているようですね。大量にお金を入れると、時として大量に返ってくるとか。もっとも、返ってこないときの方が圧倒的に多いようですが...
なるほど、パチンコをやる場所をゲームセンターとかいいますね。(死語だなあ)
そうそう、つねづね疑問に思っていたのだが、パチンコ屋のことをなにゆえパーラーというのであろうか。
私の学生時代、パーラーといえば甘物屋を指す言葉であったような気がするのだが...
話がだいぶそれたようだ。
ここでのゲームとは、いわゆるコンピューターゲームというものだ。
私の趣味の一つに、このゲームコレクションというものがある。
"ZIGZAG"とか"ぷよぷよ"とか、"パックマン"とかの大昔に流行ったアーケードゲームを移植したものを集めることだ。最近では"ボンバーマン"を見つけて手に入れた。
"そんなことを言いはじめて、お前はゲームが得意なのか?"と言われれば、たぶん下手な方から数えた方が早いくらいだろう。
シューティングでも"R−Type"(古いなあ)とか"首領蜂"とかはアッという間に終わってしまうし、3D格闘ゲームは1ラウンドがやっとである。
その昔100円を入れまくって、バーチャコップを終了させたこともあった。
"パックマン"とか"ドンキーコング"もヘタだった。うまい人のように迷路で隠れていると取り憑かれてしまうし、はしごを登って待っているとタルにぶつかってしまうのだ。
実のところ、私の得意なゲームといえば数えられるくらいしかない。
"トランキライザーガン"と"1941"だ。これらなら疲れ果てるまでやれる自信が少しある。
"1941"はともかく、"トランキライザーガン"とはなんぞやと言われる方もおられるかもしれない。
ほんとに大昔のゲームで、キャラクタがテキストグラフィックで作られていたゲームだった。
某I/O誌(古すぎるかも)に、まねっこコピーが投稿されそうな代物だったのである。
つい最近、どっかの携帯ゲームに移植されたらしい。
内容はといえば、かたどられた森で動物を麻酔銃で撃ち、自分の自動車まで運ぶゲームだ。運んだ動物の種類と数で点数が決まる。たしかゴリラ/トラ/ゾウなどだったと思う。
動物によって移動速度や何発打たないと眠らないかとかが変わってくる。もちろん、動物にアタックを受ければプレイヤーはアウトだ。また、打ってから動物を自動車まで一定時間運ばないと、動物は目覚めてどこかに行ってしまう。運んでいるときなら即アウトになる。
あまりタイミングを必要としない割には隠れる場所にコツがあり、その昔こいつに妙にハマリまくった。
"なるほど。その昔にあまりできなかったから今になって集めてやろうとしているのだな"と思われる方が多いかもしれないが、そうではないのだ。
コレクションしたからといって、そんなにやるわけではないだ。
非常に面白いものでせいぜい5回くらい、たいていのものは2・3回やるだけだ。
あまりやらないくせにどうして集めたくなるのかわからないが、なぜか集めたくなってしまう。手に入れると、たいしてやらない。
不思議なもので、持っていないとたまにやりたくなる。
店で1度見かけたもので持ち合わせがないと、"まあ、いつでもおいているだろう"といつも考えてしまうが、そうやって巡り会ったものに限ってもう一度見かけることはほとんどない。
なぜかこのたぐいの製品は、需要があるせいかあるいは初めから規定数分しか作らないのか、一度売れるとほとんど再入荷しない。
次に店に行ったときは、自分のお気に入り度に比例して巡り会えないのだ。
そういえば、どういうわけか某社からPC版"マッピー"は出ていないなあ。
需要はあると思うのだが出してもらえないだろうか。
いまもっともPCに移植してほしいゲーム、それは"ぶたさん"である。
ごく一部にしか名前を知られていないこのゲームは、そのごく一部には名作といわれている。
ジャレコ製で、自分の操作するぶたとコンピュータが操るぶた(複数)とで、いろいろな時間がもった時限爆弾を投げ合うという、とぼけたその名前に反してとんでもないゲームである。
操作としては、爆弾を拾うボタンと爆弾を避けるために伏せをするボタンで扱う。
時限爆弾は拾って投げるとカウントダウンが始まる。
立っているときに時限爆弾の直撃を受けたり、爆風に巻き込まれると負けになり、3回負けるとゲームオーバーになる、そんなゲームだ。
殴ってくるヤツ、回し蹴りを入れくるヤツなど、敵のキャラクターに凶悪なヤツもいた。
プレイヤーとしては、拾ったアイテムによってゴジラの着ぐるみを着たり、ガスマスクをつけたりできた。ゴジラの着ぐるみを着ると何が得になるのか、忘れた。
途中でゲームオーバーになったりすると、わら人形を木に打ち付けたりするエンディングなどがあり、プレイヤーをヤル気にさせる演出が待っていた。
短いゲームだが、ムキになってハマってしまう。そんなゲームだ。
こちらもiモードでは移植されているらしいが、まだPCには移植されていない。
どういうわけか、携帯ゲームに移植してもPC用には移植されないことが多いのだ。
どっかの会社で是非に移植をお願いしたい。
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