着メロに４０曲くらいのＭＩＤＩを入れている。

もちろん、自分で作ったものではない。

インターネットからダウンロードして、ＰＳＭプレイヤーで変換した物である。

携帯に転送するためではないが、私はＭＩＤＩコレクションにも目がない。

ＦＭなんかでいい曲を聴くと、"インターネットで公開されていないかなぁ"などと思って、探してしまうのだ。

その曲がダウンロードできると、何かとっても得をした気分になる。

だが近年、公開されているサイトは、目に見えて減ってきている。

某ナントカ著作権保護協会とかいうヤツの仕業だ。彼らに言わせると"下手クソなＭＩＤＩ演奏はもとの音楽と異なるので、著作権の侵害になる"ということらしい。

つまり、発表会なんかで演奏者が"プー"とか間違って弾こうものなら、即座に著作権保護法違反で訴えられることになる。

ちょっとキレた人が音頭をとったりすると、このようになんでも違反にしがるものだ。

"金を出せ！"なんて、辻強盗みたいなことを言い出す。

そんな中で、健気にＭＩＤＩを公開されている方々には、本当に頭が下がる想いがする。

着メロに使っている曲は、そんなコレクションの中でも私が好きな曲ばかりである。

入っている物を分類すると、

１．演歌系    （川の流れのように）（愛人）（時の流れに身をまかせ）など。

２．映画音楽・ＴＶテーマとクラシック   (くるみ割り人形)がお気に入りである。

３．アニソン ロボット系がメインだが、(キャンディキャンディ)とか(ドラモン)も。

３．ゲームミュージック "マッピー"のメインとボーナスサウンドが好みである。

４．洋楽 マライア・キャリーとかカーペンターズ、フランク・シナトラである。

５．歌謡曲 （微笑みがえし）（冷たい雨）など。

６．ＪＡＺＺ （Ｔａｋａ５）（Ａ列車で行こう）など。

演歌系というのは、その全てが好きというよりは、ほんの一部のみが好きなのだが、なぜか着メロに使用している曲や、五木ひろし・森進一はお気に入りなのである。

着メロ曲にしているもののＭＩＤＩは、テレサ・テンの"愛人"なのであるが、とてつもなく素晴らしい。ＧＳフォーマットとは思えない出来なのである。

映画音楽・クラシック系は、ようやく収集した"花のワルツ"がメインになっている。ハーモニーのきれいな物がなかなか手に入らなかったのだが、やっと手に入れられた。

他にも、素晴らしい出来の"大地讃賞"や"機関車トーマス"、"世紀を越えて"がある。

洋楽は、偶然手に入れたマライア・キャリーの"ＨＥＲＯ"や、非常に貴重なカーペンターズの"青春の輝き"、フランク・シナトラの"マイ・ウェイ"である。

カーペンターズの曲は結構入手可能だが、"青春の輝き"は滅多に手に入らない。

"マイ・ウェイ"も、オリジナルに忠実ないいハーモニーで作られた物は、なかなか見つからなくて苦労した。

"微笑みがえし"は、キャンディーズの曲の中で、私が一番好きな曲なのである。

"冷たい雨"は、松任谷由美の曲であるが、私は公開当初の倉田まり子の印象が深い。

"Ａ列車で行こう"は、ジャズ曲の中で私が一番好きな曲である。

ロボット物では、ガンダム００８３オープニング物や運動会で有名な"勇者ライディーン"、マクロスの"私の彼はパイロット"が入っている。

"トライダーＧ７"オープニングも収穫物だっだ。手に入ったのはほとんど偶然だ。

"炎のさだめ"なども持ってはいるのだが、着メロとしてはチョット無理な気がする。

そういえば"勇者ライディーン"は、どういう理由で全国の運動会の入場行進として使われ始まったのであろうか。ご存じの方は、是非教えていただきたい。

ロボット系以外のアニソンは、"キャンディキャンディ"、"ドラエモン"、"隣のトトロ"、"エースをねらえ！"、"愛をとりもどせ"などがセットされている。

だが、"キャンディキャンディ"にはどれもかなわない。

入手したＭＩＤＩをそのまま変換しただけなのだが、ノリ・テンポ・広がりが、どれをとっても実に素晴らしいのだ。

これは一聴しただけで、気分が楽しくなってくる。

着メロに限定しなくとも、確かに所持しているＭＩＤＩはアニソンが多い。

私が映画音楽やＴＶテーマ曲マニアだから、当たり前といえば当たり前なのだが．．．

最も気に入っているアニソンＭＩＤＩは．．． "銀河旋風ブライガー"である。

どなたが声を当てていらしたのか分からないのだが、オープニングの口上がそのまま想い越されるくらいに、よくできたノリなのだ。

どこかのサイトで、他のロボットアニソンと一緒になって圧縮されていたのだった。

これは大収穫だった。

つい最近では、その昔ノリノリだった曲、"ＧｏＧｏモルダイバー"を入手した。

いかにもヒーロー物といった編曲がしてあって、私はこの曲が大好きだった。

途中のギターのディストーションが、きちんと耳コピされていないというのがチョット悲しい。

ＭＩＤＩというと、自分が作るとどうしても大音痴な音になるのだが、いつの日か先人たちの道に挑戦したいと思うのである。