エッセイ  Page32
<< Pre Home Next >>
"サラウンド" "マンガことはじめ"
Home > エッセイ インデックス > エッセイPage32 "映画コレクション"
サイトインデックス
■Home
■お料理
■オンラインソフト
□エッセイ
■メール
■リンク
映画コレクション
あなたは洋画派ですか、それとも邦画派?
私はといえば、アニメを除けば洋画派である。
邦画で実写を見たのは最近では、"平成版ガメラ"くらいである。

いきなりであるが、我が家で一番見られている映画は、おそらく"リトル・ショップ・オブ・ホラーズ"である。あんまり見過ぎて、何回見たか全く覚えていない。
内容はといえば、宇宙から来た人食い植物が、ぱっとしない花屋の店員に取り憑いて一騒動起こすという、ミュージカル・コメディである。
リック・モラリスの懸命の演技(おせじにも巧いとはいえない)と、スティーブ・マーチンの怪演が光る作品だ。
しかし、歌ものに惹かれたのはこれが初めてではなかった。
バレバレのようなだが、初めてのコレクションは"ブルース・ブラザース"だったのである。
これは、説明の必要はないであろう。
私は、キャリー・フィッシャーが安ホテルにロケット砲をぶっ放すシーンが大好きである。
もちろん、"ブルース・ブラザース2000"も持っている。
純粋にミュージカルものというと、他に持っているのはひとつ。アニメ"美女と野獣"である。
ディズニーは見ない主義だが、じつはディズニー復活の頃は見ていたのである。
"美女と野獣"には感激した。これも何度となく見た。"アラジン"までは映画館でも見た。
その後の作品がなんだったか全く思い出せないが、そのころから「また始まったか」という思いがあった。その昔、ディズニーが衰退した頃の演出と、変わらなくなっていったからである。
興行発表を見る限りとんでもない成功を収めているようであるが、私は全く食指が動かない。
できそこないの3Dコンピュータグラフィックスを、お金を払ってみる気にはならないのだ。

別にミュージカルものしか見ない、とかいうわけでは全くない。
サスペンスから戦争アクション、探偵ものからアニメまで、音楽と同じく"いいものはいい"という見方でしか見ない。
私がDVDで集めているのは、そんな"いいもの"をさらに厳選したものばかりである。
ミッキー・ロークの"エンゼル・ハート"は傑作サスペンスである。
ダークでハードボイルドな演出を、カメラがよくとらえている。
この作品でもシャーロット・ランプリングが出てきて、相変わらず殺される役を演じている。
コンピュータサスペンスも大好きだ。
ロバート・レッドフォードの"スニーカーズ"や、サンドラ・ブロックの"インターネット"は、ともにリアルに描かれていて甲乙付けがたい。"インターネット"の方にちょっと歩があるかな。
コンピュータサスペンスものは他にもたくさんあるが、その他の作品は稚拙な世界観で描かれていて、どうも感情移入できないパンクなものが多いようだ。
スティーブン・セガールのダイナミックなアクションが光る"沈黙の戦艦"・"暴走特急"、ブルース・ウィルスの傑作アクション"ダイ・ハード"もいい。
セガールの作品は、残念なことだが"暴走特急"で最頂点を迎えて終焉してしまった。
もう数作、あのカッコイイアクションが見られると期待していたのだが。
戦争ドキュメンタリーではあるが、"遠すぎた橋"もなかなかである。
最高傑作とまで行かないが、この手の作品は好きな方だ。ちょっと高いのが難かな。

アニメはジャパニメーションともいわれるように、やはり日本製であろう。
別にジャパニメーションの肩を持つ気もないけど、やはり最近のディズニーはどうも...
なんでコンピュータグラフィックスだと3Dになるのか、私には理解できない。
もっとも、いただけないのは絵でなくて、そのクサイ演出の方なのであるが...
そのアニメなのだが、実はジャパニメーションのDVDは、"紅の豚"と"ジャイアントロボ THE ANIMATION"以外持っていない。
あ、そういえば、"うる星やつら"のLDボックスを持っていた。
基本的にCSで見る人なので、買う気がしないのである。
上記3つは、とくに気に入っているので買ったというものなのだ。
中でも"ジャイアントロボ THE ANIMATION"は、DVDに傷を付けるのが恐ろしくて、せっかく買ったのに、いまだにビデオをの方を見ているといった具合なのであった。
最近、恐ろしいことを考えるようになって困っている。
あの15万円する"YAWARA"のDVDボックスが欲しくなってきたのだ。
ビデオで全話収録したからと、自分を戒めているのだが...

数日前、オークションで"D.O.A. 死へのカウントダウン"を手に入れた。
デニス・クエイドとメグ・ライアン共演のサスペンス映画の傑作だ。
残念ながらLD版だが、ビデオ版でないだけましかもしれない。
何年か前に、しばらくぶりにレンタル屋でビデオを借りてみたのだが、テープがダメダメになっていて、とても見られる代物ではなかったからだ。
DVD版がいつまでたっても販売されないようが、是非に発売して欲しい。
久しぶりにアマゾンを探したら、何年も探し続けた"ラスト・マン・スタンディング"のDVDを見つけた。もちろん、速攻買いした。
黒沢監督の"用心棒"の海外リメーク版だが、ブルース・ウィルスのガンアクションがとんでもなくカッコイイ。
しばらく、寝不足の日が続きそうだ。
<< Pre Top Next >>
"サラウンド" "マンガことはじめ"