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おやつ論(夜食編)
台所にいつも備蓄されている夜食用お菓子があるという方はYES、ないかたはNOで応えていただきたい。
私はもちろん、NOである(最近体重が気になってきたので、そうしているのである)。
この夜食用お菓子、なんかいつも特定のものばっかり揃っている、そういう感じしませんか?
アイスクリームとポテチについては、すでに何回か触れたので、今回はそれ以外の夜食用常備お菓子について検討したい。

子供の頃からあったお菓子といえば、誰がなんと言おうと「えびせん」であろう。
「カール」も捨てがたい。
「カール」といえば、"チーズ味"であろう。最近はそれ以外のものもあるようだが、私はそんなものは認めたくない。あのサクサク感は、何物にも代え難いものがある。
私は何ヶ月かに一回くらいの割合で、無性に"チーズ味 カール"が食べたくなることがある。
その昔に開発されたお菓子(スナックというのか)には、「えびせん」といい「カール」といい、なんか軽い食感のものが多かった、そんな気はしません?
これに「サッポロポテトバーベQあじ」を加えたものが、私の"スナック ベスト3"である。
名前がそのものなのであるが、「サッポロポテトバーベQあじ」はもちろんバーベキュー味でなくてはならない。
どなたが考えついたか知らないが、あの食感にはバーベキュー味でなくてはならないという不思議な説得力がある。それ以外の味はチョット想像できないのだ。
もちろんマーケット調査した上で、味付けが決定されているのであろうが、脱帽だ。
アイスクリーム以外の甘物系には、あまり手を出さないようにしている。
非常に危険なのだ。あっという間に太ってしまう。買い置きなどしようものなら...
食べ初めて気がつくと、すでに食べ終わってしまっているという点も恐ろしい。
「チョコピーナッツ」が最も恐ろしい。100円ショップで買った一袋の中の20個位のうち1個食べただけでも、翌日体重が増えている。
チョコそのものを置くということはあまりしないが、買って置くのは「チョコパイ」である。「エンゼルパイ」ではない。「エンゼルパイ」は森永、「チョコパイ」はロッテなのだ。
元祖は多分「エンゼルパイ」なのだろうが、私はサンドされているメレンゲがダメなのだ。
その点「チョコパイ」には生クリームがサンドされている。
好みというものがあると思うが、私にはパイには生クリームの舌触りがあっている。
その他のチョコものといえば、ブラックチョコの「ポッキー」だろうか。
生チョコはほとんど食べないが、「DARS」(ブラック)や「LOOKチョコ」は好きだ。
加工チョコやブラックチョコしか口にしないのに、「アポロチョコ」や「マーブルチョコ」も好みだ。反対に「ブラック」はだめだ。甘すぎるのである。虫歯があったりすると、しみる。
チョコが主役でない甘物系は、東鳩「オールレーズン」と「カントリーマーム」だけか。
いや、「ギンビスアスパラ」もあった。
東鳩「オールレーズン」は、100円ショップでも多く扱われている優等生である。
なんで100円ショップで扱われていると優等生なのか、イマイチよく分からないが、まねっこお菓子ということでない点を高く評価したい。ビールとも合う。甘くて酸っぱくて。
「カントリーマーム」は、あの堅い外側と柔らかな内側がいい。
ブラックとホワイトがあるが、いつもお菓子ではブラックを選ぶ私が、なぜかこれだけはホワイト派だ。
これらがなかった時代、甘物系と塩味系との両方の味を得られる数少ないものが、「ギンビスアスパラ」だった。「カントリーマーム」はビールあわないと思われるが、こいつはビールと非常に合う。塩味が利いていて、しかも甘くて。いつまでも元気でいて欲しい。
「いかフライ」も捨てがたい。
だがこの「いかフライ」には、5枚で100円の廉価品と、結構小さいフライが数多く中袋に入れられている高級品とがある。
普段口にするのは、もちろん廉価品である。
たまに高級品とビールとを口にすると、ことのほかおいしい。
別に廉価品がおいしくないと行っているのではない。要は、思いこみの問題なのだ。
両者の違いは、おそらく含まれているイカの量であろう。
高い方が多分にイカが多いはずという思いこみができるかどうかが、ビールを旨くする。
イカという点では、「酢イカ」も捨てがたい。
しかしコイツ、高級「いかフライ」よりも高いのである。透明なプラスティックの円筒に入れられた串刺しが10本くらい入れられたヤツ、たまに食べてみたいなあ。
煎餅系も何度か取り上げているが、基本的に堅焼き煎餅か揚げ煎である。
堅焼き煎餅は説明の必要はないだろう。厚くて堅いほどうまい。
問題は揚げ煎である。揚げ煎にはタイプがあるのだ。
一つは塩味系で、いまひとつはミリン系だ。
塩味系には塩味系としょうゆ味系があり、ミリン系はしょうゆ風味甘味系ということになる。
純粋塩味系の代表が「ピーナツ揚げ」であり、純粋しょうゆ味系が普通いう「煎餅」、ミリン系の代表が天乃屋「歌舞伎揚」ということになる。
天乃屋「歌舞伎揚」にはサイズがあり、ひとつひとつがフィルムで包まれている大型と、そのまま大袋に入れられているミニサイズがあるようだ。
最近では100円ショップでも、このミニサイズの「歌舞伎揚」(一般物をそういっていいだろうか)が販売されるようになってきているようだ。

こんな文章を書いていたら無性に腹が減ってきた。なぜか、登場しなかった桜餅が食べたい。
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