エッセイ  Page74
<< Pre Home Next >>
"ML100−2GBレビュー" "uni COLOR/ロールペンケース"
Home > エッセイ インデックス > エッセイPage74 "チンしてチップス/炊きじょうず/赤外線アダプタ"
サイトインデックス
■Home
■お料理
■オンラインソフト
□エッセイ
■メール
■リンク
チンしてチップス/炊きじょうず/赤外線アダプタ
[チンしてチップス]
これは当たりだった。
某サイトで紹介されて購入したのだが、本当においしいポテトチップスが出来上がる。
勿論、はなから紹介記事をうのみにしていたわけではなかった。チップスもどきでもできれば、話のネタになるのではないかくらいにしか考えていなかったのだ。しかし、出来は期待以上のものだった。
ただ、おいしいチップスに仕上げるにはちょっとしたコツがある。
購入してから間もない時期に、説明書から大きくはずれた操作をすることは、かなりのリスクを伴う。
コツというのは他でもない。最初のうちは、説明書通りに火力を小さくし、時間も短めにする。それだけだ。出来上がりが不満なら、また加熱すればいいだけだ。
カンで長めに設定すると、立てが溶けたりするようなので注意が必要だ。
ジャガイモもどんなものでもいいように思うかもしれないが、ジャガイモの径はできるだけ大きなものを使うようにすると、パリパリのよりおいしいポテトチップスがいただける。あまり小さいジャガイモだと、いつまでも水分が抜けず、突然焦げだすので注意したい。
説明書や某サイトには塩がどうのとあるが、作ってみれば分かる。
塩などいらない。なくとも十分においしい。

[炊きじょうず]
チンしてチップスが思いの外よかったので、勢いに任せてかったのがこれである。その名もまんま、炊きじょうず。
して、その出来はというと、こちらもそのまんま。想像にたがわない酷いできであった。
つくりはしっかりしているのである。どっかの温泉たまごゆで器みたいに、目玉や手足はついていない。
だが炊き上がった米は食えたものではなかった。
説明書通りに蒸らそうが、水加減を調整しようが、炊き時間を増やそうが、出来上がるのはご飯もどきだ。
いかにしようとも、芯の残った部分的にグチャグチャの、なんなのか表現のしがたいものが出来上がるのである。
チンしてチップスはそこいらに転がっているジャガイモを、本当においしいポテトチップスに変えてくれる魔法のような代物だった。
だからこれだって、おいしく炊き上がりますと書いてれば、そういうものなのかって誰だってそう思うではないか。
こう書いておきながら私だって、「まあ、そうそう画期的なものが続くわけはないよなあ」とは思っていたのである。やはり二匹目のドジョウはいなかった。
米を炊くには、最低限の炊き時間と圧力が絶対に必要なのだと改めて認識させられた。
ちなみに本製品は、自分への戒めのために返却もされず、キッチン脇にさらしものにしてある。

[赤外線アダプタ]
どのくらい昔だったか、PCに赤外線インタフェースが必ずついていた時代があった。
その頃は使い道がハッキリしなかったが、最近になって必需品になった。携帯のせいである。
ところが必需品になったいま、あたりを見回すと、昔みたいにPCにはついていない(ノートなら話は別だが)。
そこで探し出したのがアイオーデータの赤外線アダプタUSB−ir(通称ZQUN)である。
USBケーブルを使えばそれまでなのだが、持ち歩くのに不便だしコネクタ接続がやっかいだ。そう、要は無接触で手軽に転送したいのだ。転送することそのものが目的ではないので、大げさにしたくないのだ。
そんな目的で導入したのだが、タナボタでおまけもついてきた。転送フォルダにデータをコピーする必要がないのである。ケーブル接続はもとより、この作業もできればやりたくなかったものだったので、これは非常に嬉しい。
PC側の受信フォルダは指定して記憶できるようだ。
ただし、受信フォルダに同じファイル名のものがある時、名前を変えて保存してくれるような器用なところはなくて、名前が変えられた上に拡張子がつかなくなる。内容はテキストファイルそのものなのだが、属性上テキストファイルでなくなる。転送を終了したら、マニュアルで属性を変えなければならない。
だから、いつも同じ名前(番号)のメモを転送するような際には、転送前に既存ファイルを削除か退避しておかなければならず、これはちょっと面倒なところだ。
まあ、転送して使い終わったら、移動する習慣をつければすむだけのことである。
自分の環境では何不自由なく使えているのだが、メーカー発表では大昔の携帯機種にしか対応していないことになっている。
だが常識的に考えて、現在の機種に全く対応していないとは考えにくい。
私の場合は、親切な店員さんが「動かない時は返品してくれていい」といってくれたので、気軽に購入できた(ちなみに、私の機種はauのW43Hである)。
試しに購入する際には、動かないときに返品可能かどうか確認することをお忘れなく。
たまには店頭で購入するのもいいものだ。
<< Pre Top Next >>
"ML100−2GBレビュー" "uni COLOR/ロールペンケース"