我が家にATH−A900がやってきた。
もちろん買ったのである。
アマゾンで13500円であった。
何台目のヘッドフォン購入か既に自分でも分からなくなっている。
価格コムの評価をみると、なにやら店頭で試聴したら、ATH−D1000の方が音がよかったのでそっちを勝ってしまったなどという、うらやましいレビューがいくつか見受けられたが、こちとら貧乏人。そんな衝動買いはできない。
かなり心が動かされたが、価格は倍以上。あきらめた。
今回の購入は、長年使ってきたATHーM77が低音部で変なノイズを出すようになったためであった。
その感想であるが、やっぱりいい。
何が素晴らしいかって、臨場感がいい。ヘッドフォンにチャンネルセパレーション(クロストークというのか)というものがあるのかどうか知らないけど、音の定位が素晴らしい。チャンネルセパレーションが2、3ランク上がったように聴こえる。
ストリングスや金管楽器が、ものすごくきれいに鳴る。
ATHーM50ではほとんどわからなかった低音部強調とクリアバスのちがいが明確に分かる。確かに低音は弱い感じがするが、ならば低音だけ強調すればいいだけだ。
低音楽器の鳴り方の違いまでわかる。 我が家に2台あるウォークマンのチャンネルセパレーション性能の違いまで分かるのだ。
何よりも音楽を聴くことが楽しくなる。寝不足なることが多くなった。
日本がオーディオ全盛時代、アンプ+カセットデッキは標準的なところで14万程度した。
スピーカーは59800円×2で12万円程度だった。
一説によれば、モバイルプレイヤーの1.5倍から2倍程度がヘッドフォンにかける価格でちょうどよいとのことだが、15000円のウォークマンに30000円のヘッドフォンはちょっと苦しい。1.5倍の23000円くらいならなんとかなあという感じだ。
そう考えると、標準価格が22000円くらいのATH−A900ならベストマッチという感じだ(実売価格は13500円くらいだが)。
ソースに含まれているどんな音も余すところなく再生するという領域までは達していない感じだが、それに近い性能というのがあり、高級ヘッドフォン入門用としては最適だ。
ただ、コードがビニル被覆ではなく繊維性なのと、3mもあるというところで、持ち出し用にはどうかと思う。
重心の重い低音も、クラシックやポップスなら合うが、メタルロックやテクノ系には合わないように思う。その手の方は、ATH−M50の方を選ぶべきであろう。
さて今回は次の話題に移ろう。
話は簡単。
ヘッドフォンとは関係はまったくないのだけれど、マクドナルドでようやくダブルクォーターパウンダーチーズバーガーを食べてきたというお話。
もう食べた方は大勢いらっしゃると思うが(話題には聞いていた)、貧乏人の私には全然縁のないものだと思っていた。
それが、今回食べられたわけは、いつだったかおつりをもらえないということがあって(たったの50円だったのだが)、それを伝えたら何故か全商品のいずれかひとつフリーになるクーポンを一枚もらえたからだ。
サービスタイム割引がない土日に使おうと考えていたが、今回それを使っておそらく自費で頼むことはないであろうダブルクォーターパウンダーチーズバーガーを食べてきた。
価格表を見て驚いた。割引がないと780円もするものだったのだ。
食べようとしてさらにびっくり。両手で持っても重い。ビックマックの2倍くらいの重さがあるように感じた。
食べてみてさらにびっくり。セットで頼んだのだが、ハンバーガーだけでも食べきれないくらいなのである。
飲み物を飲みながらでないと、とても完食のできるようなものではない。しかし、飲み物を飲むとさらに腹がきつくなる。ポテトのMは、ひいひい言いながら食べた。
ありがとう。いい思い出になった。
何かの折り、次回頼むときは前日絶食してから頼むことにしたい。
最後の話題は、「無印良品では、かつて紹介したロールペンケースはもう売っていない」という話題である。
本当にがっかりした。
無印良品お前もかという感じである。
贈り物用に調達したいと思って電話したら、もう扱っていないという。
インターネットで、売れ筋のロールペンケースを調達したが、これが各ペンをゴムベルトにさすというタイプで扱いにくいことこの上ないものだった。これが1300円。
しかし買ってしまったものはしょうがない。申し訳ないなあと思いながら、そのまま相手先に送ることに。
あきらめきれずにさらにインターネットで探すと、ポケット直差タイプがあるではないか。お値段は1100円。無印良品が前向きな経営をしていれば、こんな苦労はしないですむものを。
その他のペンケース等も無印良品で探してみたが、なにかやたらに種類だけ増えて、購入意欲をそそるものはひとつもなくなっていた。
無印良品さん大丈夫ですか。
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